外壁塗装の工事期間の過ごし方は?ストレスなく生活するためのアドバイスも!
2024.11.26 (Tue) 更新
こんにちは。
東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。
一戸建てにお住まいの場合、十数年に一度はお家の美しさを保ったり、メンテナンスしたりするために外壁塗装が欠かせません。しかし、数週間かかる工事のため、工事期間中にはストレスが溜まる場合もあります。
そこで、今回は外壁塗装の工事期間中の過ごし方やストレスの原因・対処法についてわかりやすくご紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
外壁塗装にはこのような作業工程がある
外壁塗装をするためには、塗装作業以外にも多くの工程が必要になります。そのため、まずは外壁塗装工事の流れを解説します。
足場や保護シートの設置
外壁塗装では、戸建でもマンションでも2階以上の部分にも工事が必要です。そのため、高所の作業も行えるようにまずは足場を設置していきます。
そして工事中は高圧洗浄や塗装によって近隣宅や住民へ迷惑がかかる恐れがあるため、足場に保護シートを取り付けて汚れなどが周囲に飛び散らないようにしなければいけません。足場組みとシートの設置は、戸建てであれば1日で十分作業が行えるでしょう。マンションの場合は、大きさや人員によって変動するため、あらかじめ確認しておきましょう。
外壁の高圧洗浄
高圧洗浄は、外壁塗装の仕上がりや後の劣化具合を左右させる重要な行程です。汚れたまま塗装すると表面が美しく仕上がらないだけでなく、施工後に不具合が生じる恐れがあります。高圧洗浄機を使用して、細かな汚れや頑固な汚れや塗膜を丁寧に除去していきます。
養生・下塗り
汚れをしっかり取り除いたら、塗装する際に塗料が付着してはいけない箇所を保護していきます。保護には、シートや養生を使用します。なお、保護する場所はおもにドアや窓の部分、室外機などです。
養生ができたら、外壁塗装作業に入っていきますが、始めに「下塗り」をします。下塗りをすることで塗料の密着性を高めていきます。
外壁の塗装
下塗りと乾燥が完了したら、中塗りと上塗り作業も進めていきます。中塗りと上塗りは、同じ塗料を用いて2度塗りをします。2度塗りすると塗装に厚みが出て、塗料の性能を長持ちさせたり、剥がれを防いだりできます。なお、中塗りの後にもきちんと乾燥時間を設けて上塗りを施していきます。
足場の解体・撤去作業
全ての塗装作業が完了したら、始めに設置した足場や養生を解体・剥がしていきます。撤去にはそれほどの時間は要しませんが、解体時に音が出る恐れがあるため、必要に応じて周辺住民に工事がある旨を知らせておくと良いでしょう。
外壁塗装にはどれくらいの期間が必要?期間が延びる可能性は?
外壁塗装にはさまざまな作業が必要ですが、工事にはどれくらいの期間が必要になるのでしょうか。
完了までは2週間くらいの期間が必要
先に解説した通り、外壁塗装にはいくつかの行程があり、それらにはおおよそ次の日数が必要です。
(1)足場組み・養生・・・1日
(2)洗浄や下地処理・・・3日
(3)塗装・・・4〜5日
(4)塗装後の乾燥や撤去・・・2日
上記の日数は、天候や季節による影響がなくスムーズに工事が進んだ場合の日数です。また、外壁塗装では同時に屋根塗装もするケースが多いですが、その場合は追加で3日ほどかかることを想定しておくとよいでしょう。
なお、工事期間が延びる原因には、次のことなどが挙げられます。
期間が延びる原因①外壁の状態が悪い
通常は外壁に高圧洗浄を施した後、外壁塗装に取り掛かります。しかし、外壁にひび割れや剥がれをはじめとしたトラブルがあり、修復が必要な場合は塗装前に別途作業が必要です。その分工事期間が延びますが、塗装後の劣化を早める原因にもなるため、必要な対応です。
期間が延びる原因②天候や季節に影響を受ける
外壁塗装は屋外での工事になるため、基本的に雨天の場合は工事が延期になります。また、塗料を塗ったあとには乾燥が必要になりますが、雨天や冬の日照時間が短い期間には通常よりも乾燥に長い時間が必要です。そのため、天候条件によっては、通常の日数よりも多くの時間・日にちを確保したり、延期になったりすることを想定しましょう。
期間が延びる原因③乾燥に時間がかかる塗料を使用している
一般的に外壁塗装に使われる塗料は、1〜2日程度乾燥させます。しかし、塗料にもさまざまな種類があり、塗料の性質上通常よりも長い時間をかけて乾燥させなければいけない塗料もあります。
なお、塗料には水性と油性の2種類があり、水性の塗料の方が油性よりも比較的早く乾燥する傾向があります。油性の塗料には、1週間ほど乾燥が必要なものもあるため、その場合には通常よりも長い工事期間を要するでしょう。
外壁塗装工事期間中の過ごし方
外壁塗装工事には、2週間ほどの工期が必要になります。その期間は生活に制限が出るのではないかと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。外壁塗装の工事期間の疑問について、解説していきます。
常に在宅していないといけないのか?
「工事期間は常に家族の誰かが在宅し、進捗を確認しなければいけないのであれば、日中仕事をしている場合は、休みを取らなければ・・・」と不安に思っている方は少なくないでしょう。戸外の工事のため、基本的には常に在宅しておく必要はありません。
ただし、立ち会いが必要になる日もあるため、事前に工事計画表を共有してもらったり、進捗報告をしてもらったりして、在宅が必要な日を把握できるようにしておきましょう。
洗濯物を外に干すのはNG?
外壁塗装の工事期間中は、洗濯物が外に干せないというよりも、洗濯物を外に干すのがおすすめできません。なぜなら、工事中は少なからず塗料が家の周辺に飛ぶ恐れがあり、塗料のニオイが洗濯物についたりする恐れがあるからです。
「とはいえ2週間ずっと部屋干ししかできないのは困る」という場合は、事前に工事計画を共有してもらいましょう。ニオイが付着する可能性がないとは言い切れませんが、どうしても外干しする必要がある場合は、塗装工事でない日を利用してください。
窓を自由に開け閉めできない?
外壁塗装期間中は、基本的に窓の開け閉めができません。理由としては、塗料のニオイが室内に入ってしまう可能性があるからです。また、窓やサッシに塗料がつかないようにするため、養生してしまうことも多いため、そもそも窓を開けられなくなる場合がほとんどです。
どうしても窓の開け閉めが必要な場合は、窓の開閉ができる特殊な養生シートで対応してくれる業者もあるため、事前に相談してみましょう。ただし、通常の金額に加えてオプション扱いになり割増料金がかかる可能性もあるでしょう。
エアコンは使っても大丈夫?
外壁塗装工事中、エアコンの使用は可能な場合が多いです。しかし、室外機をシートやカバーで養生し通気口が塞がれる場合や、一時的に室外機が取り外される場合は、エアコンの使用が一時的にできなくなります。
そのような工事が必要になる場合は、夏や冬のエアコンの稼働が必須となる時期を避ける必要があります。なお、窓の養生と同じように通気口部分を避けて養生する方法もあるため、見積もり時に確認してみるのがよいでしょう。
工事中のストレスとストレス対処法
これまでにも解説したように、外壁塗装の工事期間中にはいくつかの制限が生じるため、ストレスを感じてしまう人も少なくありません。一般的によくストレスの原因となることやその問題への対処法を紹介するため、工事期間の過ごし方の参考にしてみてください。
工事中のニオイや音
工事中に在宅していると、塗料のニオイが気になったり、作業音が気になったりすることがあります。
塗料のニオイを少しでも減らしたい場合は、塗料を油性ではなく水性にするのも1つの方法としておすすめです。そして窓の開閉はできない場合も多いですが、できたとしても塗装する日は避けるようにしましょう。
どうしてもニオイが気になってしまう場合は、塗装を実施する日だけでも家にいないようにすることも検討してみてください。
エアコンや給湯器が自由に使えない
エアコンは室外機が養生されてしまうと、工事中は使用ができません。また、室外に設置されたガスの給湯器も一時的に養生されてしまいます。養生した状態で給湯器を使用してしまうと、着火不良や異常着火が起こり、故障の原因になるため使用は避けましょう。
しかし工事期間中にも給湯器を使いたいと考えている人も少なくないでしょう。工事期間中でも一時的に養生をはずすことは可能なため、使用予定のある場合は事前に業者へ相談し、対応してもらうようにしてください。
部屋が暗い
外壁塗装の工事では、足場を組みそこに飛散防止ネットを取り付けます。そのため、光が遮られて、家の中が少し暗く感じることもあります。また家の中の様子が見えないように、カーテンや雨戸を閉めたりしてしまうために、暗くなってしまうこともあるでしょう。
しかし、窓の位置や日光の入り具合によって暗さを感じる度合いは異なります。それでも日中部屋の暗さが気になるようであれば、作業していない箇所の窓はカーテンを開けるようにしましょう。また、暗さがどうしても気になる日は、日中外出するのも1つの手段です。
プライバシーや防犯への対応
足場や保護シートに覆われている工事期間中は、それらが目隠しになり人目につきにくくなることから、空き巣などが心配されます。職人さんがいるから大丈夫と不用心になっていると、窓などから侵入される可能性があるため、注意が必要です。職人も作業中常に家のまわりを警戒するのは難しいでしょう。
そのため、工事中であっても外出する際には、プライバシーや防犯面でストレスを感じないよう、たとえ短時間であってもしっかり窓や玄関の施錠をするようにしてください。また業者によっては、防犯対策を取り入れている場合もあるため、相談してみましょう。
近隣住民への配慮
工事中は騒音があったり、ニオイがでたりするため、近隣住民へ迷惑がかかっていないかが気になることもストレスの原因になるでしょう。音やニオイを完全に防ぐことはできませんが、少しでもストレスを緩和するためには、近隣住民にも配慮してくれる業者にお願いするとよいでしょう。
見極めるためには、業者のホームページや検索サイトの口コミなどを参考にするのがおすすめです。口コミに依頼主や近隣への配慮があったかどうかの記載があるかをチェックしてみましょう。
職人さんへの配慮
外壁塗装期間、毎日職人さんが作業しにくるため、どれくらいの配慮をすべきかに頭を悩ませてストレスを感じるという人も少なくないでしょう。なお、一般的に心配ごとの例として「お昼休憩にはお茶や差し入れを準備すべきか」や「トイレを貸すために家にあげなければいけないか」などがあげられます。
最近では日中誰も家にいない家庭も多く、差し入れが必須ということはありません。もし何か差し入れたい場合も、無理のない範囲で用意するようにしましょう。また、トイレは休憩時間にコンビニや公園で済ませたり、仮設トイレを設置したりする業者がほとんどです。そのため職人さんへの配慮はできる範囲で問題ありません。
外壁塗装する前にしておくと良いことをアドバイス!
少しでもストレスなく外壁塗装の工事期間を過ごすためには、次のことを事前にやっておくのがおすすめです。
事前に不明点はすべて聞いておく
工事が始まってからあれこれ心配しないように、見積もりや打ち合わせの段階で気になることは聞いておくようにしましょう。例えば、「エアコンは使えるのか」「家にいなければいけない日はいつ・何日か」「差し入れは可能かどうか」などを聞いておきます。
また要望があればその旨も伝えることで、解決するための対策をしてもらえたり、提案をもらえたりするでしょう。
生活スタイルは事前に共有しておく
「家族全員日中は仕事に出ている」や「夜勤シフトがある」なども事前に伝えておくとよいでしょう。工事のスケジュール組みを配慮してもらえたり、進捗報告をメールやLINEなどで済ませてもらえるようになる可能性もあるため、ストレスや仕事への負担をなるべく減らすことができます。
近隣住民への対策をしておく
近隣住民への対策が気になる場合は、業者の対策がどれくらいあるのかを確認するだけでなく、迷惑がかかりそうな周辺の家庭にあらかじめ工事がある旨や工事期間を伝えておくのもおすすめです。
なお、工事期間のなかでも足場組みや高圧洗浄では、特に音が出やすいため具体的なスケジュールがわかる場合は、その日程も共有しておきましょう。
まとめ
今回は、外壁塗装の工事内容や工事期間中の過ごし方、ストレスへの対処法などを解説しました。
外壁塗装する際には、2週間ほど何かしらの制約がある生活をしなければいけませんが、なるべくストレスなく生活できるよう業者も配慮してくれます。不安なことや、対策しておきたいことがあれば事前に伝えて少しでもストレスになる要因を減らしておきましょう。
ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。
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