屋根塗装工事で重要な業者の選び方!方法だけでなく注意点も解説
2025.10.28 (Tue) 更新
こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。
お家の美観や安全を守るためには、定期的なお家のメンテナンスが欠かせません。なかでも屋根は、メンテナンスをしないでいると劣化が進み、雨漏りをはじめとしたトラブルにつながります。
そこで、今回は屋根塗装工事についてわかりやすく解説していきます。依頼する業者選びのポイントを重点的に紹介しているため、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
屋根塗装を依頼できる業者とそれぞれの特徴

「そろそろ屋根塗装をしたいけれど、どこに依頼すれば良いの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
屋根塗装を依頼できる業者は複数あるため、依頼のしやすさや目的に合わせて選ぶとよいでしょう。以下では、主な屋根塗装を請け負っている業者を5つ紹介します。
塗装専門店
塗装専門店とは、屋根や外壁などの塗装を専門に扱う業者です。地域密着型の会社が多く、塗装をメイン事業として請け負っているため、塗装工事の実績や知識が豊富であることを強みにしています。また、所属する職人が専門資格を保有していることも多いでしょう。
自社に属している職人が施工するため、比較的安定した品質で工事の提供が可能なのも強みといえます。
ハウスメーカー塗装専門店
戸建ての設計・施工を請け負うハウスメーカーが、塗装事業をしているケースもあります。ハウスメーカーでは、独自の長期保証制度などアフターケアが充実している場合も多く、保証がある場合は、屋根塗装もハウスメーカーに依頼するとよいでしょう。
しかし、ハウスメーカーの屋根塗装は、一般的に自社では職人を設けておらず、下請け業者に依頼して施工する場合が多くあります。そのため、中間マージンが発生してしまい、保証や割引があっても割高になる可能性もあります。
工務店
工務店もハウスメーカー同様、戸建ての設計や施工を請け負う会社です。ハウスメーカーとの違いは、全国展開ではなく地域密着型で事業展開している傾向にあります。地域密着型であることから、依頼相談も気軽にしやすいのがメリットといえるでしょう。
ただし、工務店も塗装を請け負っていても施工は下請け業者に依頼する仕組みになっている場合が多いため、施工費用に加えて中間マージンが必要になるケースも少なくありません。
リフォーム会社
リフォーム会社は、主にキッチンや浴室、トイレなどお家のなかの内装工事や外構工事などを手がけています。対応範囲は会社によって異なりますが、お家に関する幅広い施工を請け負っている場合も多いため、屋根塗装が依頼できる場合も多くあります。
屋根塗装に限らずお家全体のメンテナンスをしたい場合、一度に依頼できるのがメリットといえるでしょう。しかし、塗装工事は専門でない、施工事例が少ないなどの場合もあるため、事前に下調べをしてから依頼するのが重要です。
家電量販店
家電量販店でもリフォームに対応している場合があり、屋根塗装も請け負っていれば依頼が可能です。来店しやすいため、相談が気軽にできるのがメリットではありますが、家電量販店も自社で施工するわけではなく、提携している業者へ依頼して工事するケースがほとんどです。そのため、中間マージンが発生するでしょう。
家電量販店のほか、ホームセンターなどでも工事を請け負っている場合があるため、気軽に相談・依頼したい場合は、お近くの店舗の受付状況を確認してみてください。
依頼する業者の選び方

依頼することを決めた場合、どのように依頼する業者選びをすれば良いのでしょうか。気軽にできるものから、より安心度の高い探し方までいくつかの方法を解説します。
インターネットを使う
近所の塗装会社の情報を調べるだけでなく、見積もりサイトを活用すれば自宅にいながら好きな時間に気軽に相見積もりを取得することが可能です。金額だけで依頼先を決めるわけでなくとも、予算のイメージもつくため、一度インターネットで調べてみるのがおすすめです。
そこで気になる業者があれば、実際に詳細を確認したり問い合わせてみたりしてみましょう。
チラシ・広告・地域情報誌を見る
チラシや地域情報誌を活用すれば、そのエリアに関連した情報収集が可能です。地域密着型の会社は、営業範囲が限られている分、問い合わせに対して柔軟かつスピーディーに対応してくれることも多いでしょう。
また、施工後の万が一のトラブルにも同様にスピーディーな対応が受けられる可能性が高く、安心・信頼を重視したい場合には、これらの情報をもとに地域の会社に問い合わせてみるとよいでしょう。
知人の紹介や口コミ
近所の住宅で塗装工事をしている場合は、どの会社に依頼したのか、説明や見積り案内の対応はどうだったか、価格はどれくらいかなどの情報を聞けます。
リアルな口コミは、より安心度も高いため、安心して依頼できるでしょう。また、知人を通じて「塗装工事を検討している人がいる」と紹介してもらえば、スムーズに業者とのやり取りを始められるでしょう。
依頼する前に知っておきたいこと

屋根塗装の依頼先業者をある程度選定したら、実際に問い合わせて希望を伝えつつ、屋根の状態をみてもらって見積もり案内を受けてみましょう。
依頼先業者から説明を受ける際、事前に知っておくと良いことがあります。慌てたり、判断を誤ったりしないために、以下のポイントをおさえておきましょう。
業界で統一されている塗装費用がない(定価がない)
屋根塗装に使用される塗料には、さまざまな種類があります。そのため、選ぶ塗料によって費用が変わります。また工事に必要な費用は、塗料代以外に塗装工事の人件費や塗装する際に必要な足場の設置・解体費用、そのほか細かな諸経費なども必要です。これらの費用は、業界で統一されているものではないため、相場がなく、業者によって価格が異なってくるのです。
飛び込み営業が来る場合もある
屋根塗装を始めとしたお家のメンテナンスは、こちらから依頼するケースだけでなく、飛び込み営業が来る場合もあります。特に屋根や外壁は、訪問しなくても外から様子がわかるため、劣化具合をみて訪問してくる場合も少なくありません。
飛び込み営業が来たのをきっかけに、メンテナンスを検討するのも悪くはありませんが、トラブルにならないよう業者の見極めには十分に注意しましょう。
工事品質の判断が難しい
屋根塗装は、工事直後の仕上がりだけでは品質の良し悪しがわからないことも多くあります。仕上がりだけを見ると、内部の様子がわからないため、数年後に劣化が進んでから、工事品質の低さに気付く場合もあるでしょう。
そのため、値段だけで判断したり、勢いに負けて依頼したりせず、事前に依頼先のことを見極めるのが重要です。
業者選びの注意点

先ほど、屋根塗装の検討や依頼をする際に知っておくべきことを紹介しました。以下では、実際に依頼する際に気をつけることを解説します。ここまでの内容を踏まえて、判断ミスをしないようにしっかり業者の見極めをするようにしてください。
キャンペーン価格や安すぎる価格には注意する
先にも解説したように、塗装工事では塗料代に加えて人件費など多くの費用がかかります。そのため、基本的に大幅な値引きはできないものと覚えておくとよいでしょう。
例えば、業者の中には「本来150万円必要ですが、今回はキャンペーンで100万円に値引きします」と言われても、実際は100万円も必要でない工事であった。ということもあるため、どれだけお得に聞こえてもその場で判断せず、一度検討して契約するようにしてください。
また、仮に本当に値引きできていたとしても、値引きのために塗料のグレードを下げていたり、職人の数を減らしたり、必要なメンテナンスを省いて塗装したりすることで値引きしていた場合は、欠陥工事となる場合もあるので注意が必要です。
契約を急かされても慌てない
大幅な値引きに加えて「今日契約したらこの値段です」などと、契約を急かしてくることもあります。慌てると、冷静な判断をせず契約してしまい、後々後悔することもあるでしょう。また、説明をよく聞いておらず、後から追加費用が発生して、結局高くついてしまった。などのトラブルに発展する場合もあります。
そのため、「家族に相談して決める」「他の業者の話も聞いてみる」などの理由で、一度持ち帰るようにしてみてください。
不安を煽ってくる業者(営業)もいる
悪徳業者の場合「屋根の状態が悪く、すぐにでも工事しないと大きなトラブルになる」などと不安を煽って契約させる場合もあります。
しかし、後から実際に確認したら、そのような問題はなく、焦る必要がなかった。必要以上の工事が含まれており、不要なお金を支払うことになった。ということにならないよう、不安を煽るようなことを言われても冷静に対応してください。
業者選びの際にやると良いこと

適切な業者選びで、安心して工事を実施するためには、次の方法を取り入れて、自分たちにあった業者を探してみてください。
見積もりは数社から取得する
価格や工事内容の見極めをするためには、1社からの見積りだけでは難しいでしょう。そのため、候補の業者を3社程度に絞って、相見積もりを取得するのがおすすめです。
また、相見積もりを取ったら「一番安いから」などと価格だけで判断するのではなく、工事内容(項目)が極端に少なくないか、不要そうな工事がたくさん含まれていないかなどをみて検討しましょう。
営業との相性もチェックする
見積りの説明をしてくれる担当者や営業との相性も、安心して工事を進めるためには、重要なチェックポイントです。
わからないことに対して丁寧に説明してくれるか、問い合わせからのレスポンスはスムーズか、専門的な知識を豊富に持っているかなどから検討して、安心できる担当者に依頼するようにしましょう。
資格や実績を確認する
塗装工事には、必ず必要な資格や免許はありません。しかし、塗装工事に関連する資格も存在しています。関連資格には、建設業許可(塗装工事業許可)、塗装技能士(1級・2級)、外壁劣化診断士、外壁塗装マイスターなどがあり、資格を持っていればその分野の知識が豊富にあることの証明にもなります。
また、ホームページに施工実績を載せている場合は、そちらもチェックしてみましょう。工事事例のほか、費用や施工費用がわかれば、依頼の参考にもできます。
屋根塗装の基礎知識!工事の工程

最後に屋根塗装の工事について、工事の流れを簡単に解説します。事前に把握しておき、問い合わせや見積り説明を受ける際の参考にしてみてください。
高圧洗浄で汚れを落とす
汚れがついたままの屋根に塗装すると仕上がりに差が出るだけでなく、施工後のトラブルにもつながる恐れがあります。そのため、まずは屋根に付着した汚れやコケを高圧洗浄機で丁寧に洗い流します。
下地調整と下地補修を行う
屋根に補修が必要な部分があれば、塗装前にきちんと補修し、下地の調整や補修をします。修復が必要な箇所を対処せずに塗装すると、仕上がりやトラブルに関連するため、重要な行程です。
下塗り材を塗って乾かしてから、塗料を塗っていくる
塗装前に、下地と塗料の密着性を高めるため、下塗り材を塗布します。その後、塗料を数回に分けて塗布し、十分に乾かしながら塗り重ねて仕上げていきます。
まとめ

今回は、屋根塗装を依頼する際に重要な業者選びのポイントなどを詳しく解説しました。
依頼先はインターネットで気軽に検索してみたり、地域ならではの情報、知人の口コミなどを参考に探してみましょう。しかし、なかには無理に契約を進めてくる業者もいるため、注意してください。悪徳業者や工事トラブルについては、以下のブログも参考にしてみてくださいね。
屋根修理工事は悪徳業者に注意!よくある4つの詐欺手口と対策について
その屋根修理は本当に必要?トラブルも多い訪問業者への断り方も解説!
ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。
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