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東京都墨田区・江東区・台東区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームのことなら、外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルへ

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ベストリニューアルのスタッフブログ 記事一覧

営業時間及び定休日変更のお知らせ

ベストウイングテクノ運営の各店舗の営業時間及び定休日変更のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 2025年7月1日より、ベストウイングテクノ運営の各店舗の営業時間及び定休日を変更する運びとなりました。   詳細は下記の通りとなります。  ●ベストウイングテクノ株式会社   営業時間:9:00~17:30 (土日・祝日除く)  <<弊社運営の店舗>>  ●ベストリニューアル墨田ショールーム ●LIXILリフォームショップ ベストリホーム墨田店 ●LIXIL不動産ショップ ベストウイングテクノ   営業時間:10:00~17:00 (土・日曜定休)  店舗のご予約に関しましては、2023年12月4日より完全予約制に変更となっております。来店の際は各店舗ホームページの「来店予約」からご予約をお願いいたします。 お客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解いただきます様、お願い申し上げます。 ベストウイングテクノ株式会社代表取締役社長 岡本 仁   墨田区の外壁塗装&屋根塗装&防水専門店 ベストリニューアルは、墨田区,江東区,台東区を中心に地域密着で活動しお客様一人ひとりに寄り添い、きめ細やかに対応いたします。 無料でお見積り・ご相談承っております。建物の外装やリフォームを考えているお客様、ご興味のある方はお気軽に墨田ショールームにお問い合わせくださいませ。 ベストリニューアル▶墨田ショールーム >>> 0120-051-871  

2025.07.01(Tue)

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マンションの屋上防水工事は建物の維持管理のためにも重要!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   マンションの屋上防水工事は、屋上を綺麗に保つだけでなく、建物全体の安全を守るためにも重要な工事です。   そこで、今回はマンションの屋上防水工事についてわかりやすくご紹介していきます。防水工事の種類や日々の維持管理のポイントなども紹介するため、ぜひ参考にしてくださいね。   マンションで定期的に実施される大規模修繕とは マンションでは、10〜15年に一度の頻度で、大規模修繕を実施します。実施の目的は、いくつかありますが、主な理由は以下の通りです。   ・老朽化や破損した箇所の修復をして建物の安全を守る ・建物を美しく良い状態で保ち資産価値を維持する ・新たな機能や設備を追加して時代のニーズにあった建物にする   大規模修繕は、あらかじめ計画している修繕計画に則って実施するのが基本ですが、劣化具合などにより追加工事をしたり、実施時期を早めたりする場合もあります。そのため、定期的に自身で点検したり、専門家による点検をするのがよいでしょう。   屋上防水工事が重要な理由 屋上防水工事とは、マンションの屋上部分に施されている防水加工を新しくする工事です。屋根の防水は、屋根を守るだけでなく、建物全体の安全や状態を維持するために重要な工事で、大規模修繕に含まれることも多いのではないでしょうか。そのため、屋上防水工事の実施目的について、詳しく理解しておきましょう。   水漏れ・雨漏り防止 屋上には雨水が溜まりやすいため、防水機能が低下すると、ひび割れの間などから建物内部にも雨水が浸入してしまいます。雨水の浸入は、雨漏りの発生原因となり、住民の生活に支障を来します。さらには、建物の躯体部分に使用されている金属のサビにつながる恐れもあるため、注意が必要です。   建物の劣化防止や構造の保護 雨漏りのトラブルにも関連していますが、屋上の防水機能が不十分な場合は、建物内部に水が浸入してしまいます。躯体に使われている金属のサビ以外にも、コンクリートのひび割れ原因になる場合もあり、建物の老化を早めてしまう恐れがあるため、建物全体の保護目的としても重要な工事です。   資産価値の維持 防水機能が低下した状態を放置して、建物にトラブルが起きれば、安全の確保ができないだけでなく、大規模な修繕工事が必要になる場合があります。それだけでなく、建物の価値を下げる原因にもなりかねないため、資産価値を維持するためにも適切に工事する必要があります。   住環境の向上による空き部屋対策 屋上防水がきちんと機能することによって、建物の安全が保たれれば、住民の満足度も向上するでしょう。定着率が上がり、新たな入居者もコンスタントに入るようになれば、空き部屋対策にもつながります。   屋上防水工事の種類 屋上防水には、いくつかの種類があります。使用する素材や工法が異なるため、特徴を理解して、自身が管理するマンションの防水工事に適したものを検討してみましょう。ただし、建物の状態や現在の防水加工によっては、現状と同じものを選ばなければいけないケースもあります。詳しくは、業者に問い合わせる際に相談してみてください。   ウレタン防水 ウレタン防水は、ウレタン樹脂を使用する防水加工です。液体状のウレタンを屋上の表面に何層かに分けて塗り重ねていきます。そのため、屋上の形状が複雑な場合も工事がしやすく、多く用いられている防水加工です。   なお、ウレタン防水には大きく分けて2種類の工法があります。「密着工法」は、直接ウレタン樹脂液を塗布する工法で、「通気緩衝工法」は、通気緩衝シートを下地に貼り付けてからウレタン樹脂液を塗布する工法です。   「通気緩衝工法」の方が高額になる可能性がありますが、通気緩衝シートの層を挟むため、水分や湿気が溜まりにくく、耐久性が高いとされています。   シート防水 シート防水では、1.1〜2ミリ程度のゴム製シート、もしくは1.5〜2.5ミリ程度の塩ビシートを貼り付けて防水層をつくります。より安価なのは、ゴム製のシートですが、耐久性を考える場合は塩ビシートがおすすめです。   ウレタン防水の場合は、1層塗るごとに表面を良く乾かす必要がありますが、シート防水は乾燥の工程がないため、ほかの防水工事と比較すると工期が短いのもメリットといえるでしょう。   なお、接着剤で直接貼り付ける接着工法のほか、機械を使ってビスを緩衝材に固定する機械的固定工法があります。   FRP(繊維強化プラスチック)防水 ウレタン塗膜防水にガラス繊維を組み合わせたFRP防水を塗布するFRP防水は、複雑な形状や凹凸のある屋上にも均一に施工ができる防水です。複雑な形状に対応できるだけでなく、施工も比較的容易にできるのがポイントです。   ただし、FRP防水は湿度や気温などの影響を受けやすいため、施工不良が起きないように注意して工事する必要があります。また、経年劣化により表面が摩耗したり、ひび割れたりする場合があるため、定期的にメンテナンスして不備が見つかれば、早めに対処する必要があります。   アスファルト防水 アスファルト防水とは、その名の通り、合成繊維不織布のシートに液状のアスファルトを染み込ませてコーティングしたルーフィングシートという防水素材を二層以上に塗り重ねていく工法のこと。以前よりマンションの屋上防水には、このアスファルト防水が多く利用されていました。   耐用年数がほかの工法と比較して長いのが特徴で、20年以上持つことも少なくありません。なお、現在アスファルト防水が使用されている屋上では、次回の工事でもアスファルト防水を使用する必要があります。   マンションで防水工事を実施する場所 マンションの大規模修繕やメンテナンスでは、屋上以外にも防水工事をする場所があります。屋上防水工事とセットでの実施を検討してみてもよいでしょう。   屋上 これまでにも解説した通り、屋上(屋根)の防水は、屋上表面を雨から守るだけでなく、建物全体の安全や状態を維持するために重要です。   なお、近年では屋上に太陽光パネルを設置するマンションも増えましたが、設置する際に防水層に傷をつけてしまうケースが見受けられます。防水層に傷が入ると、防水効果が発揮されなくなる恐れがあるため、定期的に屋上の防水層に問題がないか確認するようにしましょう。   ベランダ・バルコニー ベランダやバルコニー部分も、雨が当たる場所のため、防水層が劣化している場合は、工事する必要があります。ベランダやバルコニーの漏水トラブルは、防水層の問題以外にもドレンの劣化や床面のひび割れが原因の場合があります。そのため、補修する際はきちんと原因を明らかにして、適切に処置しましょう。   外階段・開放廊下 外階段や開放廊下も屋根がない場合が多く、防水機能が低下していると、雨水をダイレクトに受けて何かしらのトラブルを起こす可能性があります。また、外階段や開放廊下は、雨で表面が濡れると転倒するリスクもあるため、住民の事故防止に配慮するためには、防滑性にも考慮して必要な対策を取るとよいでしょう。   外壁 外壁には、外壁塗装する際の外壁材に防水機能が含まれていることが多いため、防水工事のみをする必要はありません。しかし、外壁材も防水同様に経年劣化すると防水効果が低下してしまいます。外壁からも雨水が浸入すれば、室内の雨漏りや躯体のトラブルを招く危険性があるため、大規模修繕で外壁のメンテナンスは欠かせません。   マンションの維持管理でチェックすべきポイント マンションの屋上防水は、何らかの原因や劣化の進行具合によって、大規模修繕計画による工事実施のタイミングより先に劣化が進む場合があります。以下を参考に定期的な点検を実施して、異常が見られた際は、業者に相談しながら対処しましょう。   ひび割れがないか 表面にひび割れがあると、そこから雨水が浸入し、建物にさまざまなトラブルが起きる可能性があります。ひび割れを見つけたら、早めに修復作業をする必要があるため、業者に相談するようにしてください。   防水層が膨らんでいないか 防水層の下に水分や湿気が溜まると、防水層の一部が膨らんでしまいます。膨らみが見られたら防水層の下に水分が溜まっているサインのため、建物内部に水分か浸入してしまわないよう、処置する必要があります。   水たまりができていないか 表面に水溜りがある場合、内部に水分が浸入している段階でない可能性もありますが、屋上の水はけが悪い状態であることがわかります。水はけが悪いと、水分が屋上に溜まり、負荷がかかり続ければトラブルになる可能性があるため、対処しなければいけません。   雑草が生えていないか 雑草が生えているのは、屋上防水の機能が低下しているサインでもあります。防水層の内部に根が入り込むと、防水層に影響を与えるため、撤去して防水層の状態をチェックしてください。   排水溝にゴミや落ち葉が詰まっていないか 防水層にゴミや落ち葉が詰まっていると、屋上の雨水の排水が適切にされず、水分が溜まってしまいます。先の解説の通り、そのような状態はトラブルを起こす原因になるため、定期的に掃除しておくようにしましょう。   屋上防水工事の依頼で気をつけること 屋上防水工事や大規模修繕を実施する際、気をつけるポイントを解説します。   業者選び 信頼できる業者を探すためには、工事の実績を確認するのが大切です。豊富な経験があれば、さまざまなトラブルにも柔軟に対応してもらえるでしょう。   実績以外に確認したいポイントとして、防水工事に関連する国家資格や認定を取得しているか、業界団体に加盟しているかなども調べてみましょう。また、問い合わせや見積もりの案内の際にわかりやすい説明をしてくれるか、問い合わせにスムーズな対応を取ってもらえるかも重要なポイントです。   見積もりチェック 依頼する業者の候補が決まったら、見積もり依頼をすることになるでしょう。可能であれば、見積もりは数社から取得して、内容を比較してみると適正価格がわかったり、それぞれの業者の対応レベルがわかります。   また、見積書には工事の内訳が詳細に記載されているかをチェックしてみましょう。事前に詳細まで把握しておけば、必要な工事が省かれていたり、追加料金が発生したりするトラブルを回避できます。   さらに工事期間は、住民にも迷惑がかかる場合があるため、事前に周知する必要があります。そのため、工事スケジュールも具体的に確認しておきましょう。   まとめ 今回は、マンションの屋上防水工事について必要性や防水の種類などを詳しく解説しました。   屋上の防水機能の低下は、雨漏りをはじめ、建物に多くのトラブルを引き起こす原因になります。生活に支障をきたせば、住民に迷惑がかかるだけでなく、建物の価値を下げる場合もあるでしょう。そのようなことが起きないようにするためにも、適切な周期で工事したり、定期的なチェックを怠らないようにしてください。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2025.06.30(Mon)

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防水工事ではベランダやバルコニーの室外機を移動する必要がある?よくあるトラブルと対処法も解説!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   ベランダやバルコニーは、紫外線や雨を受けている場所のため、ベランダやバルコニーを安全に使用するためには10年ほどでメンテナンスする必要があります。   そこで、今回は防水工事の基本からよくある疑問についてわかりやすくご紹介していきます。防水工事で起こりがちなトラブルやその対処法、業者選びのポイントなども紹介するため、ぜひ参考にしてくださいね。   防水工事とは 防水工事は、ベランダバルコニーに施されている防水加工の劣化状況に応じて定期的に行うお家のメンテナンスの一つです。マンションやビルの大規模修繕で実施される工事ですが、戸建住宅でも必要なメンテナンスとされています。その理由や工事の費用について解説します。   戸建住宅でも防水工事が必要な理由 マンションやビルのような大きな建物でなく、戸建住宅においても、お家を長く良い状態に保つためにはベベランダやバルコニーの防水工事が必要です。   ベランダ部分に屋根があった場合でも家の中と比較して、紫外線があたりやすく、雨風の影響も受けやすい部分です。防水機能が低下し、雨などの水分がベランダ部分に浸入していくと、住宅内部にも影響を及ぼします。   ベランダから水分が浸入すると、室内の雨漏りや建物内部や躯体の腐食が起こることがあり、大規模な修繕工事が必要になる場合もあるでしょう。また、建物の寿命を左右する可能性があるため、ベランダ防水は戸建住宅にとっても必要不可欠な工事なのです。   防水工事の費用相場 ベランダ防水工事は、防水機能が低下した場合もしくは10〜15年程度に一度の頻度で実施することが推奨されています。そこで気になるのは、一度の工事に必要な費用がどれくらいなのかという方も少なくないでしょう。   ベランダ防水は、工事の工法や使用する素材、対応する面積によって金額が変動します。目安として、一般的な2階建ての戸建の場合の相場は以下になります。   【1】ベランダ防水のみ実施する場合 必要に応じて足場代などが別途必要になるため、8万円程度から対応内容によって変動します。   【2】外壁塗装工事と同時に実施する場合 外壁塗装にも足場が必要なため、ベランダ防水のための足場代は不要です。そのため、費用は5万円程度から対応内容によって変動します。   【3】トップコート(上塗り)のみ実施する場合 防水の下地が塗り直す必要のない状態であれば、3〜4万円程度から実施できる場合があります。   防水工事の種類 先にも触れた通り、防水工事にはさまざまな素材を使用します。使うものによって、工法も異なるため、材料費・人件費が変動するため、必要な工費も変動するでしょう。   ただし、予算だけで決めるのではなく、現在のベランダ防水がどのような工法で行われているかやベランダの状態によって適切な工法を選ぶ必要があります。以下では、それぞれの防水について詳しく解説します。   FRP防水 FRPとは、繊維強化プラスティック(Fiberglass Reinforced Plastics)の頭文字です。FRP防水では、ガラス繊維とポリエステルの樹脂を混ぜて形成している複合材料が使用されており、この防水材のことをFRPと呼ぶこともあります。   FRP防水の特徴は、耐久性や防水性が高いことにあります。また、継ぎ目のない美しい仕上がりや軽量で建物への負担がないこともFRP防水のメリットといえるでしょう。防水材はきちんと乾燥させる必要がありますが、硬化速度が早いため工期もほかの防水工事と比較して短く済む場合があります。   ウレタン防水 ウレタン防水は、ウレタン樹脂の液体をベランダに厚く塗り重ね、防水層をつくる工法です。液体を使用するため、狭いベランダや複雑な形をしたベランダにも工事可能です。また、価格も比較的安価であることから、多くのベランダ防水に使用されています。   FRP防水と似ている仕上がりではありますが、ウレタンは素材の特性上、強く押さえると少し沈むような感触があります。一方でFRP防水は、素材の特性上押さえても沈む感覚はありません。ご自宅のベランダがどちらの工法なのか確認する参考にしてみてください。   シート防水 シート防水は、FRP防水やウレタン防水とは異なり、塩ビやゴムなどの素材でできている防水シートを床面に取り付ける工法です。耐久性の高さが特徴で、腐食しにくいため、長持ちさせたい場合やダメージを受けやすい場所の工事にも適しています。   シートを取り付ける作業のため、広い面積の施工にも向いているため、マンションやビルの防水工事にも多く用いられています。ただし、シートを床面に合わせてカットしていかなければいけないため、ベランダの形状によっては施工が難しい場合もあります。   防水工事期間中の疑問 ベランダ防水の工事を実施することになった場合、工事の事前準備や工事期間の過ごし方について疑問に思う方もいるでしょう。また、普段通りの生活ができるのか心配に思うかたも少なくありません。そこで、工事前や工事期間の過ごし方について解説します。   ベランダやバルコニーが使用できない期間がある? 防水工事をする際は、窓まわりなどを防水材がついてはいけないところを丁寧に養生する必要があります。また、塗装後も塗膜が乾燥するまでの間は、養生をつけておかなければいけません。   そのため、養生が必要な期間は、サッシの開閉やベランダへの出入りができなくなる可能性があります。天候不良や乾燥しにくい寒い時期の工事では、2週間程度使用制限がかかる場合もあるため、工事前に業者へ確認してみましょう。   ベランダやバルコニーにあるものを撤去する必要がある? 防水工事をする際には、隅々まで施工ができるよう、ベランダやバルコニーなど工事する場所の物は片付けなければいけません。ベランダにたくさん物を置いている場合は、家の中でスペースを確保したり、貸し倉庫を手配したりすることも必要です。工事期間や物をおけない期間をあらかじめ確認しておき、計画的に手配しておいてください。   室外機はそのままで大丈夫? 防水工事では、施工箇所に置いているものを一時的に撤去する必要がありますが、エアコンの室外機はとても重く自力で動かすのは危険です。怪我をする恐れがあるだけでなく、床を破損してしまう恐れもあるため、善かれと思って自分で動かすのはやめましょう。   必要に応じて業者が動かすため、協力が必要な場合は、指示に従って対応してください。   エアコンの使用は可能? 「防水工事で室外機の移動が必要になるということは、エアコンは使えないの?」と不安に思った方も多いのではないでしょうか。   結論からいうと、エアコン使用の可否は、状況により異なります。室外機の移動がベランダ内で少しだけで済む場合は、エアコンの使用が可能です。しかし、一度取り外してその場から撤去しなければいけない場合、工事期間はエアコンが使用できない可能性もあります。   エアコンの使用が必要な時期に、使用制限がでないように、業者へ相談する際に確認して、工事の時期を調整するようにしましょう。   防水工事にありがちなトラブルと対処法 防水工事では、防水工事をするベランダやバルコニーの使用制限が発生しますが、そのほかにも把握不足によるトラブルが起こることもあります。以下を事前に把握して、対処法を検討しておきましょう。   臭いによるトラブル 防水工事では、工事の工法によっては臭いが発生する場合があります。例えば、ウレタン防水では、シンナーを薄めて使用するため、この臭いが気になることがあるでしょう。   自身の家では防水工事をやる期間を把握しているため、窓を閉めるなどの対策が取れますが、近隣住民は把握しておらず、異臭騒ぎになってトラブルになる恐れもあります。そのため、窓を開ける時期などに工事する際は、事前に近隣住民へも伝えておくのがおすすめです。   騒音によるトラブル 防水工事の作業自体は、あまり大きな音のでるものではありません。しかし、事前準備や片付けで足場の組み立て・解体が伴う場合は、金属のぶつかる音が騒音と感じる場合があるでしょう。   また作業中の職人の話し声が気になるケースもあります。夜間の工事は、基本的にありませんが、小さな子どもがいる場合などで音に注意したい場合は、その旨をあらかじめ伝えておきましょう。   説明不足によるトラブル 問い合わせや見積もりを取る際に、工事内容を詳しく聞いておかないと、「物を動かすことを知らなかった」「エアコンが使えないとは知らなかった」「追加費用が発生するとは知らなかった」などのトラブルになる可能性があります。   工事費用だけでなく、工事内容や注意事項も把握したうえで、依頼する業者や工事のタイミングを決めましょう。   防水工事の業者選びのポイント 防水工事を実施することになったら、業者への問い合わせから進めていくことになります。最後に業者選びに役立つポイントを紹介します。   実績を確認する ホームページがある業者の場合は、サイトに施工実績数や事例を掲載している場合が多くあります。そのため、実績が豊富にあり、自分たちの家に似た悩みの対処をした経験があるかを確認して、候補の業者を絞り込むのがよいでしょう。   デメリットも教えてくれるかどうか 工事説明の際、良いことばかりを伝えてくるのではなく、デメリットや気をつけることも正直に教えてくれるかどうかも見極めのポイントです。先に解説した「説明不足によるトラブル」を回避するためにも、不明点があればこちらから質問して説明してもらいましょう。   なるべく複数社に問い合わせて見積もりを比較する 防水工事は、施工価格に決まりがないため、かかる金額は業者によりまちまちです。また、防水工事では、塗装作業だけでなく下準備や補修などの作業も必要です。そのため、工事の金額相場を把握や、必要な作業が見積もりに盛り込まれているかの見極めには、1社ではなく複数社から見積もりを取りましょう。   DIYで対処するのはなるべく避ける 防水工事の費用を抑えるために、DIYで対処しようと考える人もいるでしょう。しかし、自分で作業すると、必要な下処理ができていなかったり、劣化具合の見極めができなかったりして十分な工事ができない恐れがあります。   工事に不備があれば、トラブルが起こる可能性もあるため、できれば業者に依頼して、プロによる調査のもと工事を進めるのがおすすめです。   まとめ 今回は、戸建住宅のベランダやバルコニーの防水工事について、必要性やよくある疑問について解説しました。   ベランダのトラブルは、初期の段階ではお家の内部や生活に影響を及ぼすことが少なく、メンテナンスを後回しにしてしまいがちです。しかし、ベランダ防水の劣化が進むと、お家の雨漏りや躯体の腐食にまで進行してしまう恐れがあります。大きなトラブルに発展しないようにするためにも、定期的な点検やメンテナンスを実施しましょう。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2025.05.30(Fri)

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戸建ての屋根塗装には遮熱塗料を選ぶべき?メリット・デメリットを詳しく解説!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   お家を建ててからや、前回のメンテナンスから10年ほど経つ場合、屋根塗装を検討するお家も少なくないでしょう。しかし、工事について自分で調べたり、業者に問い合わせたりした際に塗料で遮熱効果がアップできるものがあると知り、それを選ぶべきか困っている方も多いのではないでしょうか。   そこで、今回は屋根塗装の基本や遮熱効果についてわかりやすくご紹介していきます。メリットやデメリット、遮熱塗料の選び方も紹介するため、ぜひ参考にしてくださいね。   戸建ても屋根塗装は必要? 戸建住宅のメンテナンスの一つに屋根塗装がありますが、「これは必ずしも必要な工事なの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。そこで、まずは屋根塗装の必要性や屋根塗装をするタイミングについて解説します。   屋根塗装の必要性 屋根は紫外線や雨、風などを毎日受けている場所です。そのため、日々劣化が進み気づかないうちにトラブルを抱えることも少なくありません。トラブルが起きて雨漏りなどが発生すれば、お家内部にも影響を及ぼします。大きなトラブルを未然に防ぐためにも、定期的に屋根塗装をしていく必要があります。   屋根塗装の持つ役割には、大きく次の3つがあげられます。   【1】美しさを保つ 経年劣化により、屋根は色褪せたりツヤがなくなったりしていきます。屋根塗装をすれば、新築の時のように美しい屋根に蘇ります。   【2】保護 先にも解説した通り、紫外線や雨・風によってダメージを受けると、劣化が進んだりトラブルの原因になったりします。定期的な屋根塗装は、屋根の劣化した塗膜を蘇らせることができるため、屋根の保護機能を保つためにも効果的です。   【3】機能性を高める 屋根塗装に使用される塗料は、色だけでなく機能性にもさまざまなバリエーションがあります。塗料のもつ機能には、遮熱や断熱、防カビ、防汚のほかセルフクリーニング機能などがあります。そのため、メンテナンスをしながら、目的に応じた塗料を選び、機能性アップをするのもおすすめです。   屋根塗装を実施する周期 屋根塗装を実施する周期は、お家のある環境や受けたダメージによって異なります。また、塗料の種類によって耐用年数が異なるため、使用されている塗料によっても周期が変わるでしょう。   しかし、一般的には10〜15年程度に一度実施するのが推奨されています。自宅の屋根のメンテナンス時期がわからない場合は、一度業者に点検してもらうのもおすすめです。   屋根塗装でお家の機能UPができる? 屋根塗装の必要性の解説の中で、塗装に使う塗料によってお家の機能性を高められると紹介しました。この内容について、主な3つの機能について以下で詳しく解説します。   遮熱機能 遮熱とは、日光を反射させる機能のことです。屋根は日光をダイレクトに受ける場所のため、表面温度が60度以上に達することも珍しくありません。そして屋根の温度が高くなれば、その熱が屋根を通り抜けて室内に入り込みます。そうすると、室内気温も上がってしまい、快適に過ごせなくなってしまうのです。   遮熱機能のある塗料は、屋根に受ける紫外線を反射させる機能があるため、表面温度の上昇を緩和し、室内に熱が入りこむのを軽減できます。   断熱機能 断熱は遮熱と似たようなものに感じますが、遮熱が熱を反射する機能であるのに対して、断熱には受けた熱を溜め込む働きがあります。そのため、断熱機能のある屋根であれば、受けた熱をそこに留めることができ、室内に熱が伝わるのを軽減させられます。   高耐久性機能 高耐久性機能の塗料とは、一般的な塗料よりも耐用年数の高いもののことです。通常の塗料に比べて高価なものが多いですが、次の屋根塗装までの期間を長くできるため、手間やトータルコストを抑えたい場合におすすめです。   遮熱塗料にはたくさんのメリットがある 遮熱塗料の機能について紹介しましたが、遮熱機能のある塗料には、お家にとって多くのメリットがあります。   屋根や室内の温度上昇を抑制できる 遮熱効果のある塗料は、一般的な塗料が使用された屋根の表面温度よりも15度ほど低くできるともいわれています。また、夏場の日差しであっても8度ほど低く保てるとされています。   屋根表面の温度を抑制できれば、室内に入り込む熱の温度も低くなるため、室内の温度上昇を軽減するのに効果的と考えられます。そのため、エアコンの設定温度や風量を抑えられるため、省エネにもつながるでしょう。   屋根塗装が長持ちする 一般的に遮熱効果のある塗料は、通常の塗料よりも耐用年数が長い傾向にあります。塗料の質の高さだけでなく、熱の影響を受けにくいのも理由と考えられるでしょう。そのため、メンテナンスの頻度を減らせるため、手間やコストを抑えたい場合にもおすすめの塗料ということになります。   屋根材などの建材の寿命が延びる 屋根をはじめ、お家の内部に使用されている建材も熱の影響を受けて劣化していきます。そのため、屋根から受ける熱の影響を抑えることができれば、結果としてお家に使用されている建材の寿命も延ばせるでしょう。   ヒートアイランド現象を抑制できる ヒートアイランド現象とは、​​都市部の気温が周辺の気温と比較して高くなる現象のことです。都心部の建築物の高層化や高密度化が進行することにより、地表面からの放射冷却が弱まり、熱がこもりやすくなることが原因です。   そのため、屋根塗装に遮熱効果のある塗料を使用して、屋根温度の上昇を抑えられれば、ヒートアイランド現象の抑制に繋がるとも考えられます。もちろん、1軒だけで環境を変えられるわけではありませんが、これらの積み重ねも環境配慮への一歩といえるでしょう。   遮熱塗料にデメリットはないのか 遮熱機能のある塗料には、いくつものメリットがある一方で、デメリットはないのでしょうか。デメリットも把握したうえで、屋根塗装に使用する塗料選びの比較検討をするようにしてください。   通常の塗料での屋根塗装より高額になる 機能性のある塗料は、通常の塗料に比べて高価なものが多い傾向にあります。屋根塗装は、塗料の費用以外に足場代やそれぞれにかかる人件費などで高額な費用が必要になるため、予算内に収まるかどうかも踏まえて塗料選びをする必要があります。   断熱効果はない 遮熱と断熱は、似ている様で全く別の働きです。そのため、遮熱機能のある塗料には、屋根表面の熱を反射して、表面温度を抑える機能があります。一方で室内の温かい熱を外に放出させない断熱機能とは別のものになるため、冬場に室内を温かく保つ機能はありません。   表面が汚れてしまうと効果が下がってしまう 遮熱機能は、屋根表面に汚れやホコリが付着すると効果が下がってしまうとされています。そのため、効果を保つためには、定期的な点検や必要に応じたメンテナンス・清掃の必要があります。   遮熱塗料での屋根塗装がオススメのケース これまでに遮熱塗料の特徴やメリット・デメリットを紹介してきました。「うちの場合は、遮熱塗料を使った方が良いの?」と迷っている方のために、遮熱塗料を使用するのにおすすめの条件をいくつか紹介していきます。検討時の参考にしてみてください。   屋根が金属材でできている家 屋根材にはさまざまなものがありますが、遮熱塗料の使用に向いているのは、トタンやガリバリウム鋼板、アルミなどの金属でできている屋根です。金属は熱伝導率が高いため、日光の影響を受けて表面温度が上昇する傾向にあります。そのため、遮熱効果のある塗料を使用して対策するのがよいでしょう。   2階にリビングがある家 家のなかでも1階より2階の方が屋根に近く、熱が伝わりやすいとされています。そのため、1日のなかで多くの時間を過ごすリビングが2階(最上階)にある家の場合も、遮熱塗料を使用して熱対策するのがおすすめです。   3階建ての家 3階建ての場合、ほかの家よりも高さがあり、日光を遮るものが少なくなりがちです。そのため、2階建ての家に比べて遮熱塗料による室内温度上昇を抑制する効果を感じやすいでしょう。さらに対策を検討したい場合は、外壁塗装の塗料にも遮熱塗料を選ぶようにしましょう。   吹き抜けがある家 吹き抜けのある家は、屋根からの熱が家全体に浸入しやすく、室内の気温上昇が起こりやすい構造です。遮熱塗料を使用して、屋根の熱を反射して上昇を抑制すれば、家のなか全体の温度にも変化があり、エアコンの使用量を抑えられるメリットもあるでしょう。   効果が期待できる遮熱塗料選びのポイント 遮熱塗料にもさまざまなメーカーや種類があります。遮熱塗料を使った屋根塗装を検討する際は、次のポイントにも気をつけて業者と相談しながら、予算とのバランスをみて選んでください。   グレードの高い塗料を選ぶ グレードが高ければ良いと一概にはいえませんが、一般的にグレードの高い塗料は機能性が高いだけでなく、耐用年数が長く遮熱機能も長持ちする傾向にあります。予算も加味しながらできるだけ効果が長持ちする塗料を選べば、次の工事までの期間を延ばせるため、お家のメンテナンスにかけるトータルコストを抑えられます。   親水性の高い塗料を選ぶ 親水性とは、水に混ざりやすいことや、水に濡れやすい性質のことです。親水性の高い塗料には、雨水が表面の汚れを落としながら流れていく特徴があります。そのため、遮熱効果の低下に繋がる汚れやホコリの付着を予防できます。   JIS規格適合品を選ぶ JIS規格とは、遮熱塗料の性能や耐久性を定めたもののため、信頼性の高い塗料かどうかを見極めるのに効果的です。適合品は信頼性が高いだけでなく、性能や耐久性について一定の基準を満たしていることが保証されている証でもあります。なお、JIS規格適合品かどうかは、パッケージやカタログで確認可能です。   まとめ 今回は、屋根塗装でお家の機能性を高めるのにおすすめの遮熱塗料について解説しました。   屋根塗装で遮熱機能のある塗料を使用すると、屋根の表面温度を下げられるため、お家のなかへの熱の侵入が抑制できます。そのため、夏の暑さを和らげたり、エアコンの使用を減らしたりできるメリットもあります。通常の塗料より費用はかかりますが、予算とのバランスをみて検討してみましょう。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2025.04.29(Tue)

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スタッフブログ

ゴールデンウイーク

2025年ゴールデンウィーク休業のお知らせ

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   誠に勝手ながら、ベストリニューアルは下記の期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。 ★ゴールデンウィーク休業日★   4月29日(火・祝)および5月3日(土・祝)~5月7日(水)※5月8日(木) 10:00より通常営業いたします。 休業中にいただいたお問い合わせについては、通常営業日より順次対応させていただきますので、ご了承ください。   墨田区の外壁塗装&屋根塗装&防水専門店 ベストリニューアルは、墨田区,江東区,台東区を中心に地域密着で活動しお客様一人ひとりに寄り添い、きめ細やかに対応いたします。 無料でお見積り・ご相談承っております。建物の外装やリフォームを考えているお客様、ご興味のある方はお気軽に墨田ショールームにお問い合わせくださいませ。 ベストリニューアル▶墨田ショールーム >>> 0120-051-871  

2025.04.23(Wed)

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お知らせ

外壁塗装では足場は必須?足場が必要な理由や効果的な節約方法も解説!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   お家をきれいかつ安全に保つためには、定期的な外壁塗装が重要です。しかし、外壁塗装はコストもかかるため、多くの方が節約したいと考えているでしょう。そのため、見積書の作業項目の中にある「足場組み」をなくせないか、もしくは節約する方法はないのかと考えるのではないでしょうか。   そこで、今回は外壁塗装で足場組みが必要な理由や、効果的な節約方法についてわかりやすくご紹介していきます。 ぜひ参考にしてくださいね。   外壁塗装の工事の流れ まずは、外壁塗装の工事について流れを簡単に解説します。   【1】足場組み 外壁塗装では、お家全体の壁面を塗装するため、高所での作業が必要になります。そのため、まずは家の周辺に足場を組んでいきます。   【2】高圧洗浄 いきなり塗装するのではなく、外壁についた汚れを高圧洗浄機で丁寧に洗い流します。汚れが残ったまま塗装すると、仕上がりにムラができるだけでなく、塗料がしっかり定着しないこともあるため、注意が必要です。   【3】下地処理・養生 外壁塗装をきれいに仕上げるためには、塗装前の下地処理が重要です。ひび割れや剥がれ、サビなどを丁寧に補修します。補修できたら、塗料がついてはいけないところを養生します。   【4】下塗り まずは、外壁と塗料をしっかり密着させるために「プライマー」や「シーラー」とよばれる下地専用の塗料を塗ります。   【5】中塗り・上塗り ここでようやく色のついた塗料を塗ります。中塗りと上塗りと2度塗ることで、表面に厚みをもたせて、耐久性を高めます。また、いずれもきちんと乾燥させることが重要です。   【6】仕上げのチェック・足場の解体 仕上がりに問題ないかチェックし、問題なければ足場を解体して作業完了です。   工事過程の「足場組み」とは?必要な作業なの? 外壁塗装の一番はじめの行程でもある「足場組み」は、高所の作業で必要と解説しましたが、具体的な目的をより詳しく解説します。   足場組みが必要な理由①|安全のため 足場がない状態での作業は、危険が伴います。なお、厚生労働省が制定している「労働安全衛生規則」によると、高さ2メートル以上の作業では、作業員の安全確保のために足場の設置が必要とあります。そのため、足場がない状態で外壁塗装をすると、場合によっては法令違反となるケースもあるのです。   一般的な2階建ての戸建住宅は、高さが2メートル以上あるため、足場の設置は必須であると考えておいた方が良いでしょう。   足場組みが必要な理由②|作業効率化のため 足場を組まずに外壁塗装をするには、ロープやはしごを使って作業したり、材料を運んだりしなければいけません。都度、下に降りて作業したり、安全を確保するために最大限の配慮をしたりしながら、慎重に作業しなければいけないとなれば、作業効率は悪くなります。   また、作業効率が悪くなれば、工期が延びるため、工事完了までに期間をようするようになるでしょう。時間がかかるだけでなく、その分人件費がかかるようになるため、場合によってはコスト面から考えても非効率になる可能性があります。   足場組みが必要な理由③|仕上がりの品質向上のため 足場があることで、作業する職人は安全が確保されるだけでなく、作業場をスムーズに動けるようになります。そのため、安定して作業できるようになるため、品質向上にもつながります。   足場組みが必要な理由④|近隣住民への配慮のため 外壁塗装工事では、高圧洗浄で水が周囲にも飛び散ってしまったり、塗装中に配慮していても塗料が飛んだり、ニオイがしたりすることがあります。足場を組んでおくと、その足場を利用して保護シートが設置できるため、水や塗料が周囲に飛んでしまうのを対策することもできます。   足場が不要な外壁塗装工事もある? 先にも解説した通り、高さ2メートル以上の作業では足場が必要になるため、外壁塗装では基本的に足場は必須です。   しかし、外壁塗装ではなく屋根塗装の場合、陸屋根のように安全が確保された平坦な屋根であれば、足場が不要になる工事もあります。   足場組みにかかる費用相場 足場費用は決められた価格がないため、業者によってさまざまです。目安となる相場は、1平方メートルあたり、600〜1200円程度が目安とされています。坪単価で考える目安としては、1坪あたりの価格が2000〜4000円程度です。   これをもとに考えると、一般的な2階建ての戸建の場合、足場にかかる費用は15〜30万円程度と考えておくとよいでしょう。   ただし、この金額はあくまでも目安で、建物の形状や周辺の環境、足場の種類などによって価格が変わります。詳しい金額は検討している業者の見積もりで確認してみましょう。   値上がりしたのは本当? 昨今のさまざまな物資の高騰や人件費の高騰に伴い、足場代をはじめ、外壁塗装に伴う価格は値上がりしています。   また、値上がりには2024年に施行された法改正も関係していると考えられます。この法改正では、次の改正が行われています。   一側足場の使用範囲が明確化 足場の点検者を指名 点検者の氏名の記録と保存   一側足場とは、1本の支柱にブラケットを取り付けて張り出させた上に、作業板を並べる足場のことです。本足場と比較して、使用する資材が少ないため、コストや設置時間の削減ができます。   しかし、足場が狭い分、バランスが取りにくかったり、足場自体が倒れるリスクがあったりするため、デメリットもあります。   そのため、基本的には本足場を使用するケースが多いですが、この法改正により原則十分な幅(1メートル程度)のスペースがある場合は、本足場を使用するように取り決められました。   このことにより稀ではありますが、今まで一側足場で作業していたものの、本足場が必要になったケースであれば、法改正も値上がりに関係しているといえるでしょう。   法改正によるメリットも 一側足場よりも本足場の方が設置費用がかかる反面、多くのメリットもあります。先述の通り一側足場は足元が悪いため、慎重に作業する必要があり、作業効率が悪くなります。   本足場であれば、よりスムーズな作業ができるようになるため、作業効率がアップするでしょう。また、作業員の安全も確保されるため、事故防止にもつながります。   足場代を節約するには?   足場の必要性について解説してきましたが、足場が必要なものであっても高額な工事費用を少しでも安くしたいと考える人も少なくないでしょう。あくまで安全を確保したうえでの節約方法について紹介します。   屋根塗装などの工事を同時に依頼する お家のメンテナンスでは、外壁塗装以外にも足場が必要な工事があります。代表的なものに屋根塗装があり、別に行うとそれぞれに足場代が必要です。しかし、外壁塗装と同時に実施することで、一度の足場代で済むため、1回の工事費用は高くなりますが、トータルコストでみると費用を抑えられます。   まとめてメンテナンスするのには節約以外にもメリットが! 外壁塗装と屋根塗装などを同時に実施すると、足場代の節約以外にもメリットがあります。   例えば、外壁と屋根は同じように紫外線や雨の影響を受けているため、同じように劣化が進みます。そのため、どちらかだけでなく、両方メンテナンスした方がよりお家の状態を安全に保てるでしょう。   また、いずれもメンテナンスの推奨周期は10〜15年程度のため、メンテナンス周期を合わせた方が、工事の回数も減り手間が減るという面もメリットになります。   足場が必要な工事の一例 外壁塗装や屋根塗装以外にも、足場が必要な工事があります。基本的に外壁や屋根塗装の付帯工事であるため、同時施工するケースが多いですが、参考にしてみてください。   【足場が必要な工事の一例】 ・屋根カバー工事 ・瓦屋根・漆喰工事 ・棟板金工事 ・シーリング工事 ・破風板や軒天井工事 ・雨樋工事 ・窓工事 など   無理な節約は危険!外壁塗装費用の節約で気をつけたいポイント 足場代の節約で少しでも工事費用を抑えることも大切ですが、安さだけに目を向けず、適切な判断をして業者を選びましょう。   足場代ゼロをうたう業者には気を付ける 基本的に足場代を組むのには費用がかかります。そのため「足場代がかからない」外壁塗装工事はないと考えてもよいでしょう。ただし、なかには「足場代ゼロ」をうたう業者があります。足場代がかからなくても、代わりに他の作業で通常よりも費用を取っているだけの場合もあるため、見積書には詳細ごとの費用も記載してもらい、適正価格を見極めてください。   適切な足場代の見極め方 見積書に足場代の記載があっても、相見積もりを取った他の業者と金額差がありすぎる場合も注意が必要です。足場を組むのにはある程度の資材や時間を要しますが、安くすることに重きを置くあまり、必要な行程を省いたり無理なスケジュールを組んだりしている可能性があります。   十分な安全を確保できない工事は、事故につながる危険性もあり、自分たちや近隣住民にも影響が出る場合があります。そのため、安全な工事を依頼するために、安すぎる場合も注意してみるようにしましょう。   節約以外にも押さえておきたい足場組み作業のこと 外壁塗装を依頼する際、お金の面以外でも不安なことがある方も多いのではないでしょうか。最後に足場組みに関する疑問や注意事項について解説します。   足場組みは騒音が心配!作業中の過ごし方 足場には金属が使用されているため、足場を組んだり解体したりする際には、資材がぶつかる音が騒音になる可能性があります。しかし、足場に関する工事は半日〜長くても1日程度で完了します。騒音が気になる場合は、あらかじめ工事のスケジュールを把握して、工事の時間は外出するなど工夫しましょう。   隣の家との距離が近くても足場は組めるのか 狭いスペースでも基本的には足場が組めます。しかし、足場を組むのが難しいと判断した場合は、隣の家にもまたぐようにして足場を組まなければいけません。   その場合は、隣の家に許可を取る必要がありますが、民法第259条によってこのような場合、敷地の貸し出しの請求が可能とされているため、安心してください。   足場組み作業に関連したトラブル事例 足場組みの作業では、万が一足場に使用する資材が自分の家の車や備品に当たり、損傷事故になることもあります。また、同様に近隣の家のものを壊してしまうこともあるでしょう。そのような事故が起きた際に適切な補償を受けるには、業者が損害賠償保険に加入しており、適切な対応が取れるか依頼前に確認しておきましょう。   また、騒音に関しては近隣住民にとっても迷惑になることがあります。工事前に可能な範囲で近隣住民にも工事期間や騒音の可能性がある日にちを伝えておいてください。   まとめ   今回は、外壁塗装工事の際に足場が必要な理由や、足場代の節約方法、トラブルの対処法などを解説しました。   高所の作業も伴う外壁塗装工事では、法律でも定められている通り2メートル以上の建物であれば足場が必須です。無理な節約はせず、屋根塗装との同時施工などを検討して、お家のメンテナンス費用全体を節約するなど工夫して対応してみてください。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2025.03.28(Fri)

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外壁の雨漏りが原因かも?お家のカビ臭いお悩みは外壁メンテナンスで解決!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   お家の中がカビ臭いと、生活に支障も出てしまいます。臭いは、お家の中に原因がある場合もありますが、外壁の雨漏りが原因になっていることもあります。   そこで、今回は外壁の雨漏りが起こる原因や雨漏りがもたらすお家や人への影響、応急処置などについてわかりやすくご紹介していきます。 ぜひ参考にしてくださいね。   部屋がカビ臭いのは外壁の雨漏りが原因!? 部屋の中がカビ臭い場合、多くの方は室内に原因があると考えるでしょう。しかし、カビ臭い原因がさまざまあるなかで、外壁が原因となるケースもあります。外壁が元となるカビ臭さは、何が原因なのでしょうか。   部屋が臭い原因とは まず、カビが繁殖しやすい状態は、室温が25度前後かつ、湿度80%以上の環境だといわれています。そのため、外壁が原因の場合に関わらず、なんらかの理由で室内にこれらの条件が揃うと、カビが繁殖してしまい、結果として部屋が臭くなってしまうのです。   そして外壁の雨漏りが原因である場合は、雨漏りにより外壁からの水分や湿気が室内の壁や床、天井に入り込み、木材や表面材料が水分を含んでしまうからです。そうすると、室内も湿度が高い状態になり、それが続くことでカビが繁殖して、臭さの原因となります。   雨漏りかどうかのチェックポイント 外壁の雨漏りは、部屋の中にも影響を与える恐れがありますが、外壁が雨漏りしているかどうかを判断する方法がわからない方も少なくないでしょう。詳しい調査は業者に依頼する必要がありますが、まずは次の項目を参考にチェックしてみてください。   【外壁の雨漏りを疑うチェックポイント】 □天井の壁紙に浮きやシミがある □クローゼット・押入れの中にカビがある □床材に盛り上がっている箇所がある □建物内で水滴が落ちるような音が聞こえる □外壁に変色が見られる □サッシに水が溜まっている など   これらの症状が確認できる場合は、早めの対処が必要です。なお、屋根の雨漏りも外壁同様、お家内部に影響を及ぼす恐れがあります。屋根の雨漏りについては、下記の記事も参考にしてみてください。 屋根の雨漏り!主な5つの原因と修理費用の相場について解説   カビやカビ臭さを放置するとどうなる? 部屋の中でカビ臭さを感じても、忙しくて発生原因を見つける時間がなく、しばらく放置してしまっている方もいるのではないでしょうか。カビ臭さを放置しておくと、お家への影響だけでなく、住んでいる家族の健康にも影響を及ぼす恐れがあります。   お家への影響 雨漏りすると、外壁からお家の内部にまで雨水が浸入してきます。そして、お家内部の柱や躯体にまで影響が及び腐食するような事態になれば、最悪の場合、お家の寿命を短くしてしまうでしょう。   さらにお家の被害のなかでも特に注意が必要なシロアリの発生も雨漏りが原因となる可能性が8割にも及ぶとされています。なぜならシロアリは、湿った木材を好むため、雨漏りした状態の外壁だけでなく、柱や躯体を食い荒らしてしまうのです。   基本的に雨漏りは、補修しなければどんどん進行していくため、お家内部のトラブルに発展する前に対処しなければいけません。   人体への影響 カビ臭さは、生活へのストレスになることもあるでしょう。それだけでなく、カビにはアレルギーに影響のある物質が含まれているため、くしゃみや鼻水、目のかゆみを引き起こすこともあります。また、一般的なアレルギー症状に加え、気管支炎や喘息、皮膚真菌症などもカビのアレルギー物質が原因で発症することがあります。   さらにカビには有害物質を発生するものもあるといわれており、慢性的な頭痛やめまいを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。   外壁に雨漏りが起こる原因 外壁に雨漏りが起こると、外壁だけでなくお家の内部や家の中で暮らす家族にも影響があります。しかし、雨漏りと聞くと、一般的に屋根や天井をイメージする人も少なくないでしょう。外壁の雨漏りとは、どのような原因で発生するのでしょうか。   原因1|経年劣化 外壁に使用されているモルタルやタイル、サンディングなどは日々紫外線や雨水の影響を受け劣化していきます。劣化が進むと、外壁にひび割れが起きたり、継ぎ目に割れや剥がれが見られたりするようになるでしょう。   これらのわずかな隙間から、雨水が浸入し外壁の雨漏りが進行していきます。   原因2|施工不良 外壁は定期的にメンテナンスする必要がありますが、購入直後に雨漏りが発生した場合は、施工時の不良が原因であることも考えられるでしょう。雨水が浸入しやすい窓枠や換気口の取り付けの際に、隙間が出来てしまっていた場合、そのわずかな隙間から雨水が浸入してしまいます。   この場合は、早めに建築業者やハウスメーカーに連絡し、調査と修繕を依頼するようにしましょう。   業者が行う雨漏りチェックの方法 外壁のみならず、お家のどこかに雨漏りが発生した場合は、早めに業者へ連絡し、状態を確認してもらう必要があります。業者はどのような方法で雨漏りをチェックするのか、一例を紹介します。   目視調査 まずは依頼者からどのような症状があるのかヒアリングし、雨漏りの原因とみられるところを実際に見て状態を調査します。目視調査では、外壁表面や屋根材の割れは特定できますが、内部の状態などは判断できない可能性もあります。   散水調査 散水調査とは、雨漏りが発生している可能性のある場所周辺にホースで水をかけて、雨漏りしているところを詳細に特定する調査方法です。   発光液調査 発酵益調査は、漏水している場合に紫外線を照射すると青白く光る液体を塗り、雨漏りが疑われる場所に塗って確認する方法です。この調査は、雨漏り箇所だけでなく浸入経路の確認にも使用されます。   赤外線カメラ調査 赤外線カメラを使用して、雨漏りしている恐れのある箇所を撮影すると、水で濡れて温度が低いところは青く見えます。そのため、この調査でも雨漏りの場所を特定したり、雨漏りの経路を特定したりできます。   自分でできる応急処置 カビ臭さの原因として外壁の雨漏りが考えられる場合は、早めに業者へ調査や修繕を依頼すべきですが、即日業者を呼んだり、修繕してもらえたりするわけではありません。まずは、少しでも雨漏りによるカビ臭さを軽減させたり、雨漏りの範囲拡大を防いだりするために、自分でもできる簡単な応急処置を紹介します。   部屋の換気をする いますぐ行える方法としては、換気がおすすめです。室内の空気を外気と入れ替えたり、外気で薄めるたりすることにより、カビ臭さを軽減できるでしょう。また換気すれば、カビの繁殖原因である湿気も抑えられるため、雨漏りによるカビの発生を少しでも減らすために効果的です。   サーキュレーターがある場合は、そちらも使用しながら効果的に換気しましょう。   消臭剤・炭を置く カビ臭さを抑えるためには、消臭剤を使用するのもよいでしょう。   また、竹炭などの炭には、消臭や除湿の効果が期待できます。なぜなら、炭には酸性の性質があり、アルカリ性物質を吸着しやすいという特徴があるため、臭いや湿気を吸収するのに効果的だからです。また、内部表面が大きく、水分を多く留められる特徴があることも炭に消臭・除湿効果があるとされている理由です。   ブルーシートで覆う 外壁表面に明らかな雨漏りが見られる場合は、一時的な処置としてブルーシートで覆い、これ以上雨水が入らないようにしましょう。設置する際には、雨水が入らないようにしっかり覆うだけでなく、隙間なく留めておくことが重要です。   防水テープで防ぐ 雨漏りの範囲が広い場合や、大まかな場所しか分からない場合は、ブルーシートで覆って対応しますが、雨漏りの範囲が比較的小さく、場所も特定できる場合は防水テープがおすすめです。表面の水分をしっかり取り除いてから、該当の箇所をしっかり覆うように貼りましょう。   壁紙の張り替えをする 部屋の壁紙にも雨漏りやカビの影響が出ている場合、壁の取り替えには高額な費用がかかるため、壁紙の張り替えで応急処置するのもよいでしょう。   しかし、カビが発生している状態を放置して上から壁紙を覆うだけでは、腐食が進んでしまいます。必要な修繕を行ってから、張り替えるようにしてください。   外壁の雨漏りや臭いが気になるときは業者へ相談を 部屋のカビ臭さや外壁の雨漏りが見つかった場合の応急処置を紹介しましたが、いずれも一時的な対応です。カビの発生や腐食が見られる場合は、該当箇所をそのままにしておくと、範囲がどんどん広がってしまい、大きなトラブルになりかねません。   そのため、外壁のメンテナンスを扱う外壁塗装業者や、リフォーム業者などに問い合わせて、雨漏りの発生箇所や原因を調査してもらって、適切な修繕をするようにしましょう。   まとめ 今回は、お家の室内がカビ臭いと感じる原因のひとつである、外壁の雨漏りについて解説しました。   雨漏りを放置するとカビの繁殖しやすい状態をそのままにしていることになります。カビは外壁のみならず、お家内部の木材を腐食する恐れがあるだけでなく、人体にもアレルギーなどの影響を及ぼす可能性があります。換気などの応急処置をしつつ、早めに業者へ問い合わせて対処するようにしましょう。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2025.02.28(Fri)

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お家の鉄部メンテナンスはしていますか?劣化を放置するとリスクも!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   お家のメンテナンスでは、大規模な外壁や屋根の塗装工事などに目が行きがちですが、お家のさまざまな鉄部の劣化にも注意が必要です。鉄部の劣化を放置すると、お家の見た目が損なわれるだけでなく、さまざまなリスクがあります。   そこで、今回は鉄部塗装の必要性や主な鉄部の工事、劣化の見極め方などについてわかりやすくご紹介していきます。 ぜひ参考にしてくださいね。   鉄部塗装はなぜ必要なのか 鉄部塗装工事とは、お家にある設備のあらゆる鉄や鋼でできた部分の補修工事です。の箇所を塗装する工事です。お家のほかの部分と同様に、鉄部も雨や日光などの影響を受け、経年劣化します。そうすると、塗装が剥がれたり欠けたりするため、塗り替えや補修で見た目の美しさを保ちます。   また、鉄部塗装には、見た目を美しく保つほかにもさまざまな目的があります。例えば、鉄部は塗装がない状態で雨により水に濡れた状態になると、錆びる恐れがあります。それを止めるためにも塗装が重要です。そのため、定期的にメンテナンスしたり、補修が必要な箇所を発見したりした際には対処が必要になります。   鉄部のメンテナンスについて 鉄部は塗装が剥がれたり欠けたりした場合以外にも、定期的にメンテナンスすることによって美しい状態を保てるだけでなく、鉄部のトラブルを未然に防ぐことができます。以下では、メンテナンスの頻度などを詳しく解説します。   鉄部は5年周期を目処にメンテナンスする 鉄部のメンテナンスは、鉄部に塗装されている塗膜の劣化がみられる5年周期が良いとされています。一般的に塗膜は5〜7年程度で劣化し、その機能が低下していきます。劣化して、サビができてから修復する前にメンテナンスをした方が、お家の鉄部をより良い状態で長持ちさせられます。   劣化が見られる場合は早めに対処する 5年経っていない鉄部もダメージの受け具合によっては、何らかの劣化が生じる場合があります。塗料の剥がれや劣化を感じたら、それ以上のトラブルが起きる前に対処しておくことが大切です。   劣化を放置すると起こりうるリスク 鉄部のメンテナンスは、5年周期もしくは劣化が生じた際、速やかに行うのがおすすめです。もしメンテナンスを怠ったり、劣化した状態をそのままにしておくと、どのような問題が起こるのでしょうか。   見た目が損なわれる 鉄部の塗料に剥がれや欠け、退色がある状態は、見た目にも美しくありません。また、鉄部が錆びた状態になると、もとの塗装の色よりもワントーン暗い印象になります。   そして鉄部の錆びた部分に雨を受けると、そこから錆汁とよばれるものが発生して周辺に付着するため、さらに美観が損なわれます。そのため、お家の美観を保つためにも、劣化がひどくなる前に対処しておきましょう。   サビによる機能低下 鉄部の劣化は、見た目を損なうだけでなく、鉄部の機能を劣化させる恐れがあります。   サビは、空気中の酸素と水がもととなって発生するとされており、鉄は錆びると体積が膨張する性質もあります。そのため、サビは常に起こりやすい状態にありますが、サビがひどくなると、その部分が膨張したことにより、お家にも不便が生じます。例えば、ドアの部分にそのような状態が起これば、立てつけが悪くなり、開閉しづらくなる恐れもあるでしょう。   周辺の鉄部へ伝染する サビは、一部分で発生した場合でもそのサビを放置することによって、周辺に伝染していく性質があります。サビが発生した箇所からは、酸化鉄が発生します。それは、雨などの水によって、流れ出て周辺の鉄部にも影響を及ぼし、サビの範囲が広がってしまうのです。そのため、早めに対応しないと、サビの範囲がどんどん広がってしまいます。   資産価値が下がる メンテナンスを怠った建物は、見た目が悪くなったり、お家の設備機能の低下に繋がったります。   そのため戸建の場合は、将来的に売却を検討することになった際、きちんとメンテナンスしていた場合と比較して、売却価格が低くなる恐れがあります。また、賃貸物件の場合は、資産価値の低下だけでなく、新たな入居者が入らなくなる可能性もあるでしょう。   お家の鉄部にはどのようなものがある? 鉄部のメンテナンスの重要性や、メンテナンスを怠った際のリスクについて解説してきましたが、お家の鉄部とは具体的にどのような場所があるのでしょうか。それぞれのメンテナンスにかかる相場も紹介するため、参考にしてみてください。   破風(はふ)・鼻隠し 破風(はふ)や鼻隠しとは、屋根や軒先にあるもので、トタンでできている場合が多く、サビが生じる恐れのある部分です。屋根まわりにあるもののため、足場を組んで作業する必要があり、通常は屋根塗装の際にメンテナンスするケースが多いでしょう。そのため、費用は屋根塗装に組み込まれる場合が多いですが、1㎡あたり2000円程度が相場です。   雨戸・戸袋 一般的に雨戸や雨戸を収納するための戸袋には、金属製(塩ビ鋼板製)が使用されています。そのため、必要なメンテナンスを怠ってしまうと、サビの発生につながる恐れがあります。なお、雨戸はサビだけでなく、さまざまな汚れが付着しやすい場所です。そのため、白い塗装よりもブラックやグレーなどの色を選ぶと、見た目の美しさも保ちやすいでしょう。   なお、雨戸や戸袋の塗装費用は、1ヶ所(1枚)あたり2000〜5000円程度が相場とされています。   シャッター 店舗入口などに設置されているシャッターは、お家の雨戸部分や車庫部分に使用されていることがあります。   こちらも塗膜の劣化が進めば、雨水などの影響を受けてサビが発生します。塗装工事では、サンドペーパーで汚れやサビを丁寧に落として、下塗り・中塗り・上塗りをして仕上げます。なお、シャッターの塗装費用は、1㎡あたり2000円程度が相場です。   ベランダ・バルコニーの手すり ベランダやバルコニーの手すりには、アルミ建材が使用されていることが多いですが、このアルミ建材もサビが起きやすい素材であるため、メンテナンスが欠かせません。また、手が触れる機会が多ければ、その分劣化も進みやすいでしょう。ベランダ・バルコニーの手すりの塗装費用は、1㎡につき2000〜3000円程度が相場です。   外部階段 通常の戸建住宅には、外部階段がないことが多いですが、アパートなどの建物にある外付けの階段にも鉄が使用されており、雨などの影響を受けて塗料が劣化したり錆びたりします。ほかの鉄部と比較して、鉄が使用されている範囲も大きく、劣化が激しい場合も多いため、工事では高圧洗浄やケレンを用いてより入念に下準備をしてから塗装します。   費用は、低層階アパートであれば10〜20万円程度が相場となるでしょう。   玄関ドア 玄関ドアには、アルミ建材が使用されている場合もあり、劣化が進めばほかの鉄部同様にメンテナンスが必要になります。なお、玄関ドアの塗装は艶が重要になるため、吹き付けという技法で丁寧に塗装します。そのため高い技術が必要になることもあり、1枚あたり10万円程度が相場とされています。   水切り 水切りとは、外壁の下部に取り付けられているものを指します。外壁についた雨水が建物内部に浸入するのを防ぐ働きがあるため、水にさらされる機会の多い部分です。   この水切りは、最近アルミ製や塩ビ鋼板製のものも多く普及しているほか、サビの心配のない樹脂製の水切りも出回っています。塗装費用の相場は、1㎡あたり1000円程度です。   ポスト ポストも雨などを受けて劣化やサビが起こる可能性のあるお家の設備です。塗装はほかの鉄部と比較して範囲も狭く、作業も簡易で済むケースが一般的です。そのため、業者に依頼してメンテナンスするよりも、DIYで対応したり、買い替えたりするのもよいでしょう。   鉄部の劣化には次のようなサインがある 鉄部のメンテナンスは、劣化が進む前に対応することが重要ですが、「素人では劣化の見極めが難しい」と感じている方も少なくないでしょう。以下では、簡単にチェックできる劣化の見極めポイントを解説します。   艶がなくなる 鉄部に施されている塗装に艶がなくなるというのは、塗装表面が劣化して光が均一に反射しなくなるのが原因で起こる現象です。そのため、鉄部表面に艶がなくなっている状態は、なめらかに塗られていた塗装に凹凸が生じて、劣化が始まっているサインです。   色褪せが目立つようになる 艶がなくなる原因と似ていますが、鉄部の塗装に色褪せがみられる状態も劣化のサインといえます。色褪せは、紫外線の影響を受けて顔料の結合が切断されたことによって起こります。色褪せがみられる場合は、艶がなくなってきた段階以上に早めの対処が必要です。   チョーキング現象が起こる 塗装は、劣化が進み顔良の結合が切断されると、白い粉のようなものが発生します。これをチョーキング現象といい、塗装部分を手で触った際に白い粉が付着する具合でチェックができます。   チョーキングがみられる段階にまで劣化が進むと、塗装の防水機能がかなり低下している段階と判断できるため、早急に対処しましょう。   ひび割れが見られる 塗装面にひび割れが起こる原因は、内部の鉄がサビなどによって膨張し、その上に塗られている塗装が膨張に耐えられなくなっているサインという場合があります。そのほか塗装不良などの原因も考えられますが、いずれの場合も処置をしなければ、さらなるトラブルを招く恐れがあるでしょう。   鉄部塗装で注意すべきポイント 最後に鉄部のメンテナンスについての注意事項やポイントを解説します。鉄部塗装の依頼をしたり、ご自身で対処したりする際の参考にしてください。   作業工程に「ケレン」が含まれているか確認する 「ケレン」とは、塗装する面を研磨する作業のことです。鉄部は錆びている状態のまま上から塗装を施すと、塗料が付着しにくくなります。そのため、塗装をより長持ちさせるためには、ケレンを丁寧に行う必要があります。   劣化具合などによって「ケレン」が不要な場合もありますが、必要であるにもかかわらず、作業行程に「ケレン」が入っていない場合は注意が必要です。見積りを取った段階で確認してみましょう。   塗料が目的や今後の修繕計画にあったものか確認する 鉄部のメンテナンスは、5年周期が適切と解説しましたが、鉄部の種類や環境によってメンテナンス周期は前後します。また、使用する塗料の性質や性能によってもメンテナンス時期を短くしたり、長くしたりすることも可能です。   そのため、メンテナンスの予算や目的、今後の計画に合わせた工事をしましょう。   DIYでもOKかは鉄部の種類や劣化具合による ポストや庭のフェンスなどの小さな箇所は、業者に依頼せず、ホームセンターで必要な材料を揃えて対処する方が早い場合もあるでしょう。   ただし、大きな規模の場所や建物の安全性に大きく関わる恐れのある場所は、プロにお願いする方が安心です。判断ができない場合は、一度業者に問い合わせて相談してみてください。   耐用年数をなるべく長くするコツ なるべくメンテナンスの頻度を抑えたり、トラブルを起こさないようにしたりするためには、日頃から鉄部をきれいにしておくことも大切です。定期的に劣化具合をチェックするだけでなく、掃除もしましょう。また、点検した際に小さな傷を見つけたら、そのままにせず補修しておくのも、劣化スピードを抑えるのに効果的です。   まとめ 今回は、お家の鉄部についてメンテナンスの重要性や劣化の判断方法などを解説しました。   お家のメンテナンスは、内部のリフォームや外壁塗装など大規模なところに目が行きがちですが、鉄部も劣化すると重大なトラブルにつながる恐れのある大切な部分です。日頃から劣化がないか目視でチェックし、気になるところを見つけたら業者に相談してみてください。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2025.01.27(Mon)

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2025年ベストウイングテクノ主催『補助金セミナー』

2025年1月・2月ベストウイングテクノ主催『補助金セミナー』のお知らせ

2025年1月・2月ベストウイングテクノ主催『補助金セミナー』のお知らせ 2025年も断熱窓の導入を支援する補助金制度として2025年版『住宅省エネキャンペーン』の実施が閣議決定されました。  2024年にベストウイングテクノ主催で毎月行っていました補助金に関するセミナー『2024補助金セミナー』が、おかげさまで大変ご好評いただきましたので2025年も『2025補助金セミナー』として開催が決定しました🌟🌟 ~セミナーへ参加された方の声(一部)~  ♪窓の工事検討中。実験機で体感できて大変参考になった ♪補助金を使わずに工事したことが残念。もっと早く補助金のことを知りたかった ♪ドア交換はもう少し先で考えていたが、補助金を使えるなら検討する価値がある   本セミナーでは、『補助金で入居者の満足度向上へ。住まいをより快適に』をテーマにいま知っておきたい、玄関ドア・窓の補助金制度についてご紹介いたします。 2025年も修繕を行う最大のチャンスです!セミナーは参加費は無料(予約制・先着順)となっておりますので、ふるってご参加ください。 ≪こんなお悩みをお持ちの方へ≫ ✅ピッキング対策が入居者満足度1位※1と聞いたが、ドア交換の費用が気になる✅入居者から窓に関する苦情が多くて困る✅電気が値上がりして共用部の電気代が高い※1:リクルート「2022年度賃貸契約者動向調査」   【セミナー詳細】 玄関ドア・マド補助金セミナー&YKK AP展示商品の体感会 <日程> ① 1月25日(土) 14:00〜16:00  ※終了しました ② 2月5日(水) 14:00〜16:00  ※残りわずか。ご予約はお早めに <定員> 1日5組 ※お申込みは先着順とし、定員になり次第締め切りとさせていただきます <会場> YKK AP株式会社 プレゼンテーションスペース AZ5東京東京都文京区小石川1-4-1 住友不動産後楽園ビル1F <講師> YKK AP㈱ <交通> 都営三田線「春日駅」A5番出口徒歩1分都営大江戸線「春日駅」8番出口徒歩1分東京メトロ南北線「後楽園駅」8番出口徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅」4b番出口徒歩3分 JR総武線「水道橋駅」東口徒歩12分※会場へは公共交通機関をご利用くださいませ。 ≪申し込み方法≫ 1⃣ TELで申し込み>>> 0120-051-871 ※補助金セミナーのチラシを見たとお伝えください 2⃣ FAXで申し込む>>> チラシをダウンロード (チラシはこちらから)いただき、03-6368-9649へ送信してください 3⃣ WEBで申し込む>>> 申込フォームはこちらから ※各セミナーお申込みは先着順とし、定員になり次第締め切りとさせていただきます※後日メールまたはお電話でご連絡させていただきますのでおまちください 皆様のお申込みを心よりお待ちしております。   ≪チラシ≫   墨田区の外壁塗装&屋根塗装&防水専門店 ベストリニューアルは、墨田区,江東区,台東区を中心に地域密着で活動しお客様一人ひとりに寄り添い、きめ細やかに対応いたします。 無料でお見積り・ご相談承っております。建物の外装やリフォームを考えているお客様、ご興味のある方はお気軽に墨田ショールームにお問い合わせくださいませ。 ベストリニューアル▶墨田ショールーム >>> 0120-051-871  

2025.01.08(Wed)

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イベント情報

新年のご挨拶

新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のご愛顧を賜わり厚くお礼申し上げます。 2025年もお客様に愛される会社となる様、スタッフ一同より一層技術の向上に励み、お客様に満足いただけるサービスを心掛けて参ります。より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 令和7年 元旦 ベストウイングテクノ株式会社代表取締役社長 岡本仁 ベストリニューアル スタッフ一同   墨田区の外壁塗装&屋根塗装&防水専門店 ベストリニューアルは、墨田区,江東区,台東区を中心に地域密着で活動しお客様一人ひとりに寄り添い、きめ細やかに対応いたします。 無料でお見積り・ご相談承っております。建物の外装やリフォームを考えているお客様、ご興味のある方はお気軽に墨田ショールームにお問い合わせくださいませ。 ベストリニューアル▶墨田ショールーム >>> 0120-051-871  

2025.01.01(Wed)

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お知らせ

外壁塗装の工事期間の過ごし方は?ストレスなく生活するためのアドバイスも!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   外壁や屋根の塗装が気になり始め、塗装工事を検討しているものの、工事中に騒音がする場合は生活がしづらくなったり、ご近所に迷惑をかけたりするのではないかと心配している方も少なくないでしょう。   そこで、今回は塗装工事でなぜ騒音が起こるのかや、騒音をストレスに感じない対策などについてわかりやすくご紹介していきます。 ぜひ参考にしてくださいね。   外壁塗装工事で起こる騒音とその理由 お家のメンテナンスのなかでも、外壁塗装工事は騒音がうるさいというイメージがあり、「工事の時に生活は問題なくできるのか?」「ご近所の迷惑にはならないのか?」などを心配している人も少なくないでしょう。   そもそも、塗装工事ではなぜ騒音がするのでしょうか。騒音の原因を具体的に解説します。   足場の設置や解体時の音 塗装工事では、手の届かない高いところも作業しなければいけないため、足場が必須です。足場は金属パイプでできているため、足場を組む際に金属パイプがぶつかると音が出るため、騒音と感じる場合があります。また、パイプを組む際にハンマーで叩く場合は、それも騒音の原因になる可能性があります。   洗浄の音 塗装工事では、いきなり塗装を始めるのではなく、塗装の定着を良くするために、表面をきれいに洗浄します。しかし、その洗浄作業で使う高圧洗浄機が、騒音の原因となる場合があります。高圧洗浄機の使用時に出る作動音が大きな音のため気になることもあれば、高圧洗浄によりまわりに飛ぶ水しぶきの音がうるさいと感じることもあるでしょう。   ひび割れの補修作業の音 壁にひび割れやめくれなどの破損が見られる場合、先に補修作業をしてから塗装します。破損の範囲や場所などによって、施す作業が異なるため、場合によっては大きな音が出ることもあるでしょう。破損した箇所をカットして補修する際には、ディスクサンダーを用いることもあり、作動音が気になるケースがあります。   下地処理(補修)時に音がするケースも 外壁塗装では外壁材や表面の塗装の種類、劣化具合などによって下地処理を施さなければいけないケースがあります。例えば、錆びてもろくなった古い塗膜を除去するケレンという作業では、ディスクサンダーやカップワイヤーブラシを用いるため、これらを使用する際にも音が気になる可能性があるでしょう。   吹き付け塗装の音(吹き付け塗装の場合のみ) 通常外壁塗装はローラーのような道具で手塗り塗装しますが、吹き付け塗装の場合は、エアスプレーや万能ガンなどの吹き付け機械を使って塗装します。この吹き付け機械を使用する際は、作業音やスプレーが出る音がします。そのため、この作業でも騒音が気になる可能性があるでしょう。   職人の話し声が気になる 塗装作業は一般的に数人の職人で進めます。そのため、作業中に指示や相談などの話し声が聞こえる可能性があります。さらに工事中は、職人のほかにも足場業者や営業担当など多くの人が現場に出入りする可能性もあり、引き継ぎや共有事項の連絡などで会話が必然的に必要になるため、場合によっては家のなかにいても話し声が気になってしまう可能性があります。   塗装工事の騒音はどれくらい? 外壁塗装工事では騒音が気になるといいますが、具体的にどれくらいの音がするのか、本当に耐えられないほどの音量なのかと気になっている方もいるでしょう。そこで、それぞれの音がどれほどの大きさなのかを解説します。   どれくらいの音が騒音になるのか 音の大きさは「デシベル」という単位で表されます。人が騒音と感じるレベルは、次の例を基準に考えるとイメージがつきやすいのではないでしょうか。   ■50デシベル 静かな部屋でエアコンの音や換気扇の音が気になるレベル ■60デシベル 洗濯機の音やトイレを流す音などで多くの人がうるさく感じ始めるレベル ■70デシベル 人ごみのなかや掃除機の音など大きな声を出さないと聞き取れないレベル ■80デシベル 地下鉄の車内や楽器の音、サイレンの音などかなりうるさい感じるレベル   以下では、実際に塗装工事で出る音がどれくらいのレベルなのかを解説します。日常で騒音と感じるレベルを基準にイメージしてみてください。   ■足場の設置や解体の音・・・80〜90デシベル程度 ■高圧洗浄機の音・・・80デシベル程度 ■補修作業やケレン・・・70〜80デシベル程度 ■職人の話し声・・・50デシベル程度   騒音の影響範囲 音の影響は、音の元となる場所から10メートル離れるごとに20デシベル減少していくといわれています。そのため、隣の住宅では工事内容によっては音の影響が強くなる可能性が高くなるでしょう。   時間帯による騒音の感じ方 音は、聞く環境によっても感じ方が異なります。例えば、日中と比較して夜間など周りの環境が静かなときは、同じ音量であっても大きく感じる可能性があります。   また、近くに赤ちゃんや子どもがいる、音に敏感なペットがいる場合にはストレスを感じてしまう場合もあるでしょう。さらに最近では、在宅勤務する人も増えたため、仕事の妨げになる可能性もあります。   塗装工事で騒音が気になる期間は? 外壁塗装は作業によってかかる期間が異なります。それぞれの作業がどれくらい続くのかをあらかじめ知っておけば、騒音に対しての心づもりもできるでしょう。   足場の設置と解体作業:半日~2日程度 足場の設置や解体は、戸建住宅であれば半日で終了するケースがほとんどです。そのため、工事の初日と最終日に行われる可能性が高く、大きな音がするのも短時間です。ただし、大型物件やマンションでは足場の設置だけで2日程度必要になるケースもあります。   高圧洗浄:半日~1日程度 足場の設置と同様に、工事のなかで音が大きいとされる作業が高圧洗浄です。高圧洗浄で壁面などの汚れを綺麗に落とす作業は5〜6時間もあれば終了します。ただし、汚れの範囲が多かったり、なかなかよれない汚れがあったりする際は、これより長い時間作業する可能性もあるでしょう。   下地補修:半日程度 下地補修は、足場の設置や高圧洗浄と比較すると、あまり大きな音がしないケースが多いですが、機械を使った作業などがある場合は、騒音と感じる可能性があります。補修の範囲にもよりますが、こちらの作業も半日ほどで終了するのが一般的です。   吹付塗装:2~3日程度 手塗りではなく、スプレーガンなど専用の機械を使用して塗装する吹き付け工事では、手塗りよりも大きな音がする可能性が高いでしょう。塗装にはこれまでの作業よりも時間がかかるため、2〜3日程度かかると見積もっておきましょう。   屋根カバー・葺き替え工事:3~7日程度 屋根カバー・葺き替え工事は、塗装工事の作業ではありませんが、屋根のメンテナンスは外壁塗装工事とセットで行われることも多い工事です。なお、屋根の工事では、劣化した屋根材を撤去したり、防水シートを固定したりする際に音が出る可能性が高いとされています。工事期間は、作業内容により異なりますが3〜7日程度が一般的です。   塗装工事中の騒音対策 外壁塗装工事では、作業によってある程度音が出てしまうことは避けられません。また、自宅のなかで聞いていると、思ったより音がしてストレスに感じる可能性もあります。少しでも音をストレスに感じないためには、次の対策をしてみるのもよいでしょう。   大きな音の出る作業をする日をあらかじめ教えてもらう 大きな音のする作業がいつ行われるかを事前に把握しておけば、対策したり心づもりしたりしておけるでしょう。そのため、業者に工事のスケジュールを共有してもらい、何日の何時ごろに該当の作業があるのかをチェックしておくことが重要です。   イヤホンやヘッドホンをして騒音を遮断する 家のなかで過ごす際、音が気になる場合はその時間だけイヤホンやヘッドホンをして音楽を聞いたりテレビをみたりして対策しましょう。ノイズキャンセリングのものを使用すれば、かなり音を遮断できます。もし、静かに過ごしたい場合は、耳栓をするのも一つの方法です。   音が気になる作業の日は家にいないようにする 工事は日中に行われるため、音が気になる作業がある日は、その時間に合わせて買い物に出かけたりして家をあけてしまうのも対策として効果的です。工事対策ということで、ランチをしたりするのも工事でストレスが溜まっている際は、リフレッシュになっておすすめです。   職人の声が気になる場合は業者に相談する 職人の話し声が気になる場合は、遠慮せずに相談してみましょう。直接伝えるのではなく、業者の営業担当に「少しだけボリュームを下げてほしい」「子どもが寝る時間帯は静かにしてほしい」と具体的に伝えて間に入ってもらえば、間に入ってもらえます。   職人が連携をとってスムーズに作業を進めるために、ある程度の会話は必要ですが、無理に我慢してストレスをためないようにしてください。   塗装工事の騒音で近隣とのトラブルにならないための対策 騒音は工事している家の住人以外に、近所の住宅にも影響を与える可能性があります。トラブルにならないためには、事前にご近所への配慮もしておくとよいでしょう。   塗装工事前にあいさつと説明をする 予告なく突然工事が始まると、子どもがいる家庭では寝かしつけに影響したり、在宅勤務している人の仕事の妨げになったりする恐れがあります。そのため、塗装工事が始まる前に、騒音の影響がありそうな家にあいさつと、どのような工事を実施するのかなどを説明しておきましょう。   騒音が出る可能性ある日を伝えておく 工事の事前説明の際、わかっている範囲で工事のスケジュールを伝えておくのもおすすめです。自分たちと同じように、事前にスケジュールを把握しておけば、対策しておけるため、予期せぬ騒音でトラブルになることを避けられるでしょう。   防音シートを設置してもらう 住宅を覆うように防音シートを取り付けると、一般的に周囲へ20デシベル程度の防音ができるとされています。また、シートを取り付けておけば防音だけでなく、周囲へ粉塵が飛ぶのも抑えられるでしょう。そのため、事前に依頼する業者へ、防音シートの取り付けは可能か聞いてみてください。   工事の時間帯に配慮してもらう 工事は基本的に日中(10時ごろ〜15時ごろ)を目安に実施する場合が多いですが、季節によってはもう少し遅くまで作業する場合もあります。一方で、夜間に作業する業者は基本的にありませんが、念のため作業時間を確認しておき、「この時間の作業は避けてほしい」という要望があれば、事前に相談しておきましょう。   まとめ 今回は、外壁塗装工事で発生する騒音の種類や音の大きさ、騒音対策などを解説しました。   外壁塗装工事では、作業によっては「うるさい」と感じることもありますが、いずれの作業も何日も続くものではありません。事前に音がするタイミングを把握しておき、ストレスにならないよう対策しておきましょう。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2024.12.27(Fri)

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スタッフブログ

年末年始のお知らせ

年末年始の休業日のご案内

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事を行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。 誠に勝手ながら、ベストリニューアルは、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。 休業期間中はご不便をおかけしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。  2024年12月28日(土)~ 2025年1月5日(日)    新年は2025年1月6日(月)より平常通り営業いたします。 休業中にいただいたお問い合わせについては、通常営業日より順次対応させていただきますので、ご了承ください。   墨田区の外壁塗装&屋根塗装&防水専門店 ベストリニューアルは、墨田区,江東区,台東区を中心に地域密着で活動しお客様一人ひとりに寄り添い、きめ細やかに対応いたします。 無料でお見積り・ご相談承っております。建物の外装やリフォームを考えているお客様、ご興味のある方はお気軽に墨田ショールームにお問い合わせくださいませ。 ベストリニューアル▶墨田ショールーム >>> 0120-051-871  

2024.12.11(Wed)

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お知らせ

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ベストウイングテクノ(株) 代表取締役

ベストリニューアル岡本 仁
HITOSHI OKAMOTO

皆さまこんにちは。ベストリニューアルを運営しておりますベストウイングテクノ株式会社代表の岡本仁と申します。
創業以来60年以上にわたり塗装・防水工事を中心に数多くのビル・マンション・アパート、戸建て、工場、倉庫の修繕工事に携わってまいりました。

大手ゼネコンの下請けとして数多くの修繕工事を担当する中、外壁塗装・屋上防水・屋上緑化・耐震補強工事・下地劣化補修工事の経験を積む事で対応の幅を広げ、建物の外壁・屋根の塗装・防水工事を専門に行うベストリニューアルを立ち上げました。
建物における外壁・屋根の重要性、仕組み、劣化のメカニズム等々をわかりやすくご説明・ご紹介させていただいております。

見て、触れて、感じていただける体感型ショールームとなっておりますので、お気軽にお立ち寄りください。
スタッフが親切・丁寧にご対応させていただきます。是非、この機会にご来場だけでも構いませんので一度お越しください。

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    〒130-0003
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