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東京都墨田区・江東区・台東区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームのことなら、外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルへ

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ベストリニューアル ブログ - スタッフブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

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屋根防水工事をご検討中の方に!工法の紹介やそれぞれのメリット&デメリットについてご紹介

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。    お家の屋根は普段目にすることがないところなので、劣化やトラブルを見落としがちです。外壁塗装などと同様にトラブルを未然に防ぐためにも定期的な防水加工のやり直しをおこなってメンテナンスをすることで雨漏りなどのトラブルからお家を守ることができます。またご自身で行えるものなのか、業者にお願いすべきかについても気になりますよね。   そこで今回は「屋根防水を行うタイミングや工法ごとのメリット」などについてご案内します! この記事を参考にして、外壁・屋根塗装業者への依頼の参考にしてみてくださいね!   屋根防水工事とは お家の屋根は、家のなかでも特に日光や雨風の影響を受けています。屋根には防水加工が施されていますが、経年劣化や雨風の影響などによりめくれやひび割れを起こしている場合があります。また、トラブルが起きていなくても10年ほどのサイクルで屋根防水工事によるメンテナンスを行い、トラブルを未然に防ぐ必要があります。   なぜ定期的に行う必要があるのか? 勾配のある三角屋根は雨が降ってきた場合に雨水が屋根に溜まることなく、排水される仕組みになっていますが、陸屋根とよばれる屋上のあるタイプのお家の場合は排水管や排水溝が取り付けられていても水が溜まりやすい傾向にあります。 そして日光や雨風の影響で劣化してしまった防水加工は、めくれやひび割れを起こす場合があります。その隙間に溜まった雨水が入り込むなどの影響を受けて、雨漏りを起こしてしまうことがあるため、定期的なメンテナンスが必要となります。   劣化状態の見極め方 劣化にも様々な種類がありますが、劣化症状には以下のようなものがあります。 ■トップコートの劣化による色あせ表面が白っぽくなっているようであれば、防水加工の一番上である「トップコート」の劣化が考えられます。 ■防水層のめくれ防止層の繋ぎ目から防止シートがめくれてきている場合、注意が必要です。そこから雨水が入り込むことで、雨漏りの原因になったり、その箇所からさらに劣化が進んでいったりする可能性があります。 ■防水層の膨れ防水層に水分や湿気が入り込んだり、以前の防止加工の際に十分な乾燥ができておらず、発生した湿気が原因で防水層が膨れ上がる現象です。 ■ひび割れ軽微なものであれば、トップコートの塗り直しで応急処置が可能です。しかし、内部までしっかりとひび割れてしまっている場合は、そこから雨水が侵入することで雨漏りを起こす危険性があります。また、ひび割れの隙間から雑草が生えてくる場合もあるため、注意が必要です。 また、そのほかにも水溜りができたままの状態で放置をしておくことで、上記の症状を引き起こす原因にもなるため、排水がきちんとされていないと感じた場合も早めの対処が大切になります。   自分でDIYするor業者に依頼する 屋根の防水加工の簡単な流れは防水層を剥がす→下地塗り→防水加工(2度塗り)→トップコートで加工という作業になります。防水加工のメンテナンスは定期的に行うものなので、少しでも費用を抑えるために自分で行うことは可能なのでしょうか?   自分で屋根防水を行うことは可能なのか? 屋根防水にはいくつかの種類があります。■FRP防水■ウレタン防水■シート防水■アスファルト防水 行う防水加工に合わせて材料や工法が異なるため、よく調べて準備を行い作業してください。しかしDIYで屋根防水を行うと費用を抑えることはできますが、プロにお任せするよりも技術が劣るため、仕上がりに差が出てしまうなどのデメリットもあります。また屋根の劣化具合を見極めることも難しいため、防水加工を行う前に行うべき処置をせず作業をしてしまい、結果的にトラブルを起こしてしまう可能性もないとはいえません。   DIYをする際に注意すべきポイント もしご自身で屋根防水を行う場合は、工法ごとの手順や使用する材料・道具を守って作業を行いましょう。そのほかにも以下のようなポイントがあります。 ■塗装前に表面の汚れをしっかり取り除く汚れが残った状態の屋根に塗装を施すと、ムラができるなど仕上がりに問題が出るだけでなく、しばらくしてからひび割れが起こるなどトラブルの原因になる恐れがあります。高圧洗浄機などを使って丁寧に取り除きましょう。 ■塗料は均一に塗る耐久性を上げるためには、均一に塗り上げていく必要があります。また安く済ませようと塗料を薄く塗るのも耐久性を下げる原因となるため、厚く均一に塗っていくことを心がけてください。 ■破損などがある場合はDIYで行うのをやめる破損やひどい劣化が見られる場合は、塗装前にその箇所をしっかり補修しなければいけません。適当に行ってしまうと耐久性が下がり、せっかく防水を行ってもすぐにトラブルが起こる可能性もあります。このような場合は、業者に依頼してしっかり対応してもらいましょう。   屋根防水を業者にお願いするメリット 屋根防水は10年に一度程度のメンテナンスのため、できれば業者にお願いするのがおすすめです。実績や資格のある高い技術を持った職人が作業を行うため、仕上がりに圧倒的な差があります。 また仕上がりが綺麗なこと以外にもメリットはあります。ご自身で作業する場合は、自分でもできる工法でやることになり、屋根の劣化具合や補修が必要かどうかの診断を行うのは難しいでしょう。しかし、業者にお願いすれば事前に屋根の劣化具合などを診断してもらい、最適な工法かつ必要な修繕にもしっかり対応して作業をしてもらうことができます。   屋根防水の工法について 屋根防水にはいくつかの種類があると解説してきましたが、こちらでは主な工法についてご紹介をしていきます。それぞれのメリット・デメリットがあるため、お家の状況などに応じて業者に相談し選ぶようにしてください。   ウレタン防水 ウレタン防水は、屋根防水のなかで最もメジャーな工法といえます。ウレタン防水は、ポリイソシアネートを主成分とする主剤に、ポリオールを主成分とする硬化剤を撹拌したものを塗る工法です。液状の防水材を下地に塗り、水密性を高めます。そしてしっかり複数回重ね塗りを行うことによって防水層ができます。なお、耐久年数は塗料の種類にもよりますが平均8~12年程度です。   ウレタン防水のメリット・デメリット 複雑な形状の屋上でも施工できることが、ウレタン防水のメリットです。他の工法と比較して比較的安価であることもポイントといえるでしょう。別の防水材がある場合にも重ね塗りができ、工期の短縮も可能です。 しかし手作業で行うため、職人の技術によって仕上がりに差が出ることもあります。またポピュラーな工法であるがために、技術力のない悪徳業者が取り扱っていることがあり、依頼時には注意が必要です。   FRP防水 FRP防水は、他の工法と比較して耐水性・耐食性・耐候性に優れています。繊維強化プラスチックをシート状にしたFRPとガラス繊維で防水層をつくり、トップコートを塗装して仕上げます。耐久年数は塗料の種類にもよりますが平均10~12年程度です。   FRP防水のメリット・デメリット 継ぎ目のない美しい仕上がりになるのに加えて、どのような形状の屋根や屋上でも対応できるのがメリットです。また塗膜の硬化スピードがとても早いこともポイントで、1日で施工を終えることも可能です。 経年劣化によるトップコートの劣化があるため、定期的に塗り直しのメンテナンスを必要とします。また、強靭であるため伸縮性が弱く、ヒビが生じやすいというデメリットもあります。   屋根防水を業者にお願いするときのポイント ここまで解説してきたように、屋上防水はご自身で行うことも可能なお家のメンテナンスです。しかし、劣化状態の見極めや補修も含めて検討した場合には、やはりプロにお願いするのが良いといえるでしょう。 最後に業者へ依頼する際に覚えておくと良いポイントや工期についてご紹介していきます。依頼時の参考にしてみてくださいね。 業者選びの際にチェックすること ■施工実績が豊富な業者か屋根といっても素材や形状、劣化具合は家ごとに異なります。より多くの実績がある業者であれば、様々な施工に対応してきているので安心して依頼ができます。 ■防水施工技能士の資格を持つ職人がいる防水施工技能士の資格は国家資格であるだけでなく、2年以上の実務経験が必須とされます。そのため、防水施工技能士を取得しているということは、技術力があるかどうかの判断材料にもなります。 ■担当営業や現場監督の対応が丁寧か心配事の相談がきちんとできるか、納得のいく説明を受けることができるかも大切なポイントです。意思疎通が上手くできない業者へ依頼をすると、もしも何かのトラブルが起きた際に対処できない可能性もあります。わからないことがしっかり聞けて、問い合わせにも迅速に対応してくれる業者を選びましょう。 これらのポイントを把握しつつ、数社に相見積りを取り、適正価格かどうかや施工内容を比較して、納得の依頼ができる業者にお願いをして後悔のない防水工事を行ってください。   防水工事の工期について 屋根防水の施工にかかる日数は、工法や塗装前に修繕を行う必要があるかどうかによっても異なります。見積書をもらう際に、一緒にどれくらいの工期を必要とするのかをきちんと確認しておくようにしましょう。 なお、一般的なお家の屋根の広さであれば、最短2日程度〜1週間もあれば防水工事が行える場合が多いとされています。依頼時の目安にしてみてください。   まとめ 今回は、お家の屋根防水工事についてメンテナンスの必要性や工法などを解説をしました。 目に見えないところであるために、後回しにしてしまいがちな屋根のメンテナンスですが、劣化が進むことで雨漏りをはじめとした様々なトラブルに繋がるため、10年に一度くらいの検討が必要です。「しばらく屋根の状態を把握していなかった」という方は、ぜひ一度業者に相談してみてはいかがでしょうか。 ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2023.11.16(Thu)

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定期的な外壁塗装でおうちのメンテナンス!屋根塗装も同時に行ってお得にキレイと安心のおうちを手に入れよう!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。    購入時はピカピカだった外壁も10年ほど経つと見た目の劣化が気になります。 また、見た目以外にもさまざまなトラブルからお家を守るために必要な工事です。そして屋根も定期的なメンテナンスが必要なため、検討するのであれば一緒に行うのがおすすめです。   そこで今回は「外壁塗装・屋根塗装についてや劣化の見極め方、同時施工のメリット」などについてご案内します! この記事を参考にして、外壁・屋根塗装業者への依頼の参考にしてみてくださいね!   外壁塗装はどれくらいの頻度で行うもの? 新築のお家や10年以上前に外壁塗装をしたお家、そろそろ劣化が気になり外壁塗装をしないとな…とお考えの方も多いのではないでしょうか?   日光や雨に晒され続けている外壁は経年劣化が起こるため、塗料の種類などにより若干の違いはありますが、10年くらいに一度は塗り直しが必要です。その理由は、見た目が悪くなるからだけではありません。劣化し、塗料の剥がれなどがある外壁のままでいるとお家のトラブルの原因にもなってしまいます。   せっかく購入したお家を長く、綺麗なだけでなく安全な状態で保つには定期的な外壁塗装メンテナンスが欠かせないのです。 外壁塗装の劣化のサイン 10年程度に一度は外壁塗装を行う必要があると説明しましたが、10年経っていない場合でもトラブルが起きていたり、トラブルの原因になりそうな箇所を見つけたりした場合は、早めの依頼が必要です。それでは、劣化やトラブルが起きているサインは主にどのようなものがあるのでしょうか。 ■チョーキング現象 塗装をしてから時間が経ってくると、外壁を触った時にチョークの粉のようなものが指に付きます。これをチョーキングといい、塗装表面の塗膜が劣化したということになります。   ■ひび割れ 塗装下地の劣化などが原因で外壁材や塗装が割れる現象でクラックと呼ばれています。チョーキング現象を放置しておくと、このひび割れの原因に繋がる可能性もあるため、早めの点検や塗り替えの検討が必要です。   ■ふくれ・剥がれ 塗装がふくれあがり、外壁材と塗装の密着性が失われ、水分の逃げ道がなくなり溜まることで起こる現象です。これを放置していると剥がれに繋がり、塗料がボロボロと剥がれてしまうため、雨水が侵入するトラブルにも繋がります。   そのほかにも、外壁の変色や退色、カビが見られる場合なども劣化のサインなのでメンテナンスを検討する目安にすると良いでしょう。 劣化したままにしておくとどうなる? 劣化を見つけても「これくらいなら問題なさそう」と勝手に判断してしまい、放置しておくとその後はどうなっていくのでしょうか。   例えば、ひび割れを放置しておくとそこから雨水が入り外壁がどんどん痛んでいきます。 塗装の劣化に止まらず、外壁材が痛んでしまった場合には、外壁塗装よりも大掛かりな修繕が必要になってしまいます。さらにそこから痛みが進行していけば、外壁だけでなく建物自体が痛んでしまった場合には、もっと大掛かりな修繕が必要になったり建物の寿命を縮めてしまう危険性もあります。   またカビの症状も同様に外壁材を痛めてしまうだけでなく、建物を腐食していくこともあり、崩れやすくなってしまう可能性もあるため、安全に暮らすためにもメンテナンスは欠かせません。   屋根塗装も定期的に行うもの? 外壁塗装と同様に屋根の塗装も定期的に行うべきお家のメンテナンスです。そうはいっても、外壁とは異なり屋根は普段見えないところなので、劣化具合もわかりにくく、メンテナンスの必要性を感じにくいかもしれません。   しかし、劣化やトラブルを抱えた屋根をそのまま放置しておくと、雨漏りなど生活に支障をきたすようなトラブルも起きかねません。屋根塗装も10年周期ほどで行うのがベストとされているので、外壁塗装を検討する時にセットで検討してみるのもおすすめです。   こちらでは屋根塗装の劣化やそれによって起こりうるトラブルについても解説していきます。 屋根塗装の劣化のサイン ■雨漏り 雨漏りを見つけた場合は、早急な対応が必要になります。生活に支障をきたし、不便が生じるという理由ももちろんですが、濡れた状態のまま放置してしまうとそこからカビが発生することもあります。カビは健康被害の原因にもなるため、注意が必要です。   ■ひび割れ ひび割れの原因は主に2つあり、1つは衝撃によるものです。台風で飛来物によるダメージを受けてしまったり、地震などの揺れによる衝撃でひび割れたり、そこがさらに広がってしまうことがあります。 もう1つは劣化によるひび割れです。屋根の素材がスレート瓦やセメント瓦の場合、雨水に晒されて湿ったり乾いたりを繰り返すうちに劣化してひび割れが起こることもあります。 外壁のひび割れを見つけた場合は、下記の記事も参考にしてください。 外壁にひび割れを発見したらどうする!?症状別の原因と補修方法を解説   ■剥がれ 剥がれは、塗膜が剥がれてしまうと起きる症状です。剥がれた箇所をそのままにしておくと雨風の影響でその箇所がどんどん拡大し、劣化が進んでしまいます。   ■サビ・コケ・藻の発生 サビは塗料が取れてしまった箇所の金属部分が酸素や水に反応することで生じてしまいます。コケや藻も同様に塗装が取れてしまい、屋根が水を含んで湿った状態が続くことで生じやすくなります。これらは塗装前に該当の箇所を丁寧に削って、丁寧に取り除く作業が必要になります。 劣化したままにしておくとどうなる? 外壁と同様にトラブルを抱えた屋根をそのまま放置しておけば、さらに劣化が進むだけでなく、建物自体にも影響を及ぼす可能性があります。   ただし外壁以上に屋根を確認するのは、素人では難しく屋根に登るのはとても危険なので、プロに診断を依頼して定期的にチェックを行ったりする必要があります。しかし何度も依頼するとコストもかかってしまうだけでなく手間もかかります。   そのため、10年周期くらいで行うべき外壁塗装と屋根塗装は一緒に行う方が手間も抑えられるのでセットでメンテナンスするのがおすすめです。   同時施工で価格をおさえてお得にメンテナンス ここまで外壁と屋根の劣化やトラブルについて解説してきました。メンテナンス周期がほぼ同じであること、手間を減らすために同時に塗装を依頼することが良いですが、その分一度にかかる費用は上がってしまいます。   しかし、同時に行うことで費用を抑えることも可能なので、長い目で見た場合、結果的にお家のメンテナンス費用を抑えることにも繋がります。なぜ費用を抑えることができるのかについても解説していきます。 一緒に行うとなぜ価格が安くなるのか コスト削減の一例として、外壁塗装も屋根塗装も作業をするためには足場組みが必要になります。 どちらの場合も、足場組みは塗装とは別に費用がかかるため、見積書にも足場代というものが発生します。そのため同時に行うことで、この作業にかかる費用を1回分で済ませることができるため、費用削減に繋がります。   ちなみに、足場代の相場は費用全体の2割ほどを占めるのが一般的で、20〜30万円ほどかかるケースが多いです。これだけの金額であれば、1回で行ってしまった方が圧倒的にコスト削減ができますよね。 価格以外にもこんなメリットが! 費用を抑えられるというのは最大のメリットではありますが、同時施工のメリットはそれだけではありません。手間や生活においても良いことがいくつかあるのでご紹介していきます。   ■生活の不便や手間を1度で終わらせることができる 塗装工事を行う場合、匂いや汚れの対策のために外へ洗濯物が干せないなどの不便が生じます。また、工事を行う際には立ち会いや確認作業があると、在宅が必要になることもあります。それらの手間を一度で済ませることができるのも同時施工のポイントです。   ■工期の短縮ができる 1回の工事としては時間がかかってしまいますが、「今年は外壁塗装、来年は屋根塗装」と分けて行うよりも重複作業が一度で済むためトータルの工期が短縮できるのもメリットです。   ■メンテナンスの周期を統一できる 外壁塗装も屋根塗装も10年程度の周期で再びメンテナンスが必要になります。次回の工事も同時に行えるので、管理もしやすく手間も削減できます。   外壁塗装・屋根塗装を依頼するときに覚えておきたいこと ふとしたタイミングで気付く場合もあるベランダ防水の剥がれ。すぐに修繕を行う必要がありますが、急な対応が必要になるため費用も心配です。   慌てずきちんと依頼をするために、一般的な補修工事におけるおおよその予算や依頼方法についても把握しておけば、いざという時にも安心です。 施工のおすすめ時期はいつなのか 外壁塗装・屋根塗装は1年中依頼ができます。しかし、気候が安定している春や秋が人気のシーズンといえます。気候が安定していると、雨や気温の関係などで工事を止めなければならず、当初の計画通りに進められない。ということが避けられます。しかし、その分春や秋は人気が集中するため、依頼を受けてもらえなかったり、見積額が上がったりする可能性もあります。   そのため、考え方によっては夏や冬も狙い目といえるでしょう。 夏や梅雨の時期は天気が不安定ではあるものの、気温や日照時間の関係で塗料が早く乾くこともあり、場合によっては計画より早く工事が終了することもあります。また雨が降る日は作業ができませんが、それに注意して進めれば仕上がりに差はありません。 冬においては、日照時間が短くなるため、作業時間が限られてしまいますが太平洋側などの地域では晴天の日が多いため、スムーズに作業が進むともいえます。   このように季節の特徴に合わせて作業を行うことで、年中依頼は可能なので、ご都合に合わせて検討すれば問題はありません。 業者選びのポイント 安心して依頼できる業者を選ぶためには以下のことを参考にするのがおすすめです。 ■見積書は2〜3社からとる 1社からしか見積書を取らないと、施工内容・金額が適切なものかどうかの判断がつきません。2〜3社から取得すれば価格比較ができるだけでなく、作業内容の見極めができ、必要な作業を漏れなく依頼できるということにも繋がります。   ■施工実績が豊富な業者を選ぶ 業者によっては、塗装を専門としている業者ではなく、リフォーム全般を請け負っているところもあります。塗装も得意としている会社であれば良いのですが、そうでない場合もあるため、塗装を専門にしていたり、塗装に強い業者を選ぶとより安心です。   ■保証やアフターサービスが手厚い業者を選ぶ 施工が終わった後に万が一不備やトラブルが発生した場合、保証期間を設けている業者であれば相談すると柔軟に手直し対応などを行ってくれるので安心です。「何かあればご連絡ください」といった口約束ではなく、保証書など書面で詳細がわかるようにしておくのが良いでしょう。   まとめ 今回は、外壁塗装を行う際、屋根塗装も一緒に検討するメリットなどについて解説をしました。   どちらのメンテナンスも怠ってしまうと、建物自体に影響がでたり、建物の寿命を縮めたりしてしまうため10年周期くらいでのお手入れが大切です。一緒に行うことで、コストや手間を抑えることができるため、同じタイミングで検討してみてはいかがでしょうか。 ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2023.10.31(Tue)

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ベランダ防水の剥がれを見つけたら早めに対処!施工依頼のポイントも解説!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。    長年住んでいる自宅のベランダが、ふと気がつくと浮いてきたり剥がれたりしていることがありますよね。そのまま放っておくとトラブルの原因にもなるため、早めの対処が必要です。また自己流で修繕をするよりも、業者に依頼し原因や劣化具合を見極めてもらってきちんと修復をする方が今後も安心です。   そこで今回は「ベランダ防水によって起こるトラブルやその対処法、メンテナンスの依頼」などについてご案内します! この記事を参考にしてベランダ防水について知り、納得のいくメンテナンスを行いましょう!   ベランダ防水が剥がれてしまう原因は? お家のベランダ、ふと床を見てみるとボロボロになって剥がれている箇所はありませんか?ベランダ防水が剥がれて下のコンクリートなどが見えていても別に不便は感じないしいいや。と放置しておくと、さまざまなお家のトラブルに繋がることがあります。   ベランダはコンクリートの上に防水材を敷くことで防水加工がされています。しかし、これが剥がれてしまった状態で放置してしまうと雨漏りなどが起こる可能性があるため、早めの修理が必要です。   そもそも、ベランダ防水が剥がれてしまうのは何が原因なのでしょうか? 経年劣化によるもの ベランダは屋外にあり、日光や雨水が当たる機会が多いため時間の経過と共に劣化が進みやすい箇所です。   そして防水加工の方法によっても劣化の仕方が異なります。 防水シートのようなものを取り付けている場合、シートの間の隙間が劣化することで徐々に浮いてきたり剥がれてきたりします。また、ウレタン防水やFRP防水など液状の防水層を塗り重ねて加工している場合は、表面のトップコートが劣化し剥がれの原因になることがあります。   施工の不良によるもの 基本的には上記で述べた経年劣化が原因となる場合が多いですが、なかには施工の不備が原因となり剥がれが起きることもあります。   施工時に、十分な乾燥作業をしなかったりプライマーと呼ばれる下塗り作業を省いてしまっていると、機密性が下がってしまうため数年後に剥がれが起きる場合があります。そのほかにも雨のなか作業を行ってしまうと、湿気や雨水が入り込み仕上がりに影響が出る場合があります。   新築購入やベランダ防水をして数年しか経っていないのに剥がれが生じた場合は、補償などで直してもらえる可能性もあるので、一度業者に相談してみましょう。   ベランダ防水が剥がれてしまうとどうなるのか ベランダ防水が剥がれているのを見つけても、「そこまで生活に影響はないしそのうち直せばいいや。」「見栄え以外に問題はないだろうし、そのままでいいかな。」と放置してしまっていると、どのようなトラブルが起こるのでしょうか。   ベランダ防水の剥がれは小さなものであってもそこから雨水などが入ってしまうと、雨漏りなどのトラブルの原因になります。ベランダに雨漏りが発生するとそこから周りにも影響を及ぼします。 例えば、ベランダ裏にも雨水や湿気が浸透してしまうと、天井が膨らんでしまったり、ふやけて剥がれてしまうことがあります。さらにベランダの下の階に部屋がある場合は、天井から雨漏りが起きてしまうことも。   このようになってしまった場合、業者を呼んで何十万円もかかる修繕をする必要が出てしまいます。そのほかにも家のなかの柱に雨水の影響が出てしまった場合は、腐敗が起きて家全体にまで影響が出る可能性もあるでしょう。   ベランダ防水の剥がれや雨漏りが起きたらどうすればいい? ベランダ防水の剥がれを見つけた場合、そのままにしておくとさまざまなトラブルの原因になると解説してきましたが、実際に剥がれを見つけたらどうすべきなのでしょうか。   なるべく早めに業者へ依頼し、修繕をすべきですがそれまでの応急処置なども含めて解説していきます。    応急処置をする ベランダ防水の剥がれた床を濡れたままにしたり、そこからの雨水の侵入をそのままにしたりすることはなるべく避けましょう。ベランダ防水の剥がれの範囲が広がってしまうだけでなく、腐敗やカビの原因にもなってしまいます。   早めに業者へ相談を入れつつ、自分でできる応急処置で少しでも被害を抑えましょう。応急処置の方法は雨水の侵入を防ぐためにベランダ防水が剥がれている箇所にタオルなどをおいたり、防水テープを貼ったりして雨水の侵入を防ぎましょう。また雨漏りが起きてしまっている場合は、ビニールシートを敷きバケツを起きます。ちなみにバケツのなかに雑巾を入れておくと水の飛び散りを防ぐこともできます。   具体的な原因を突き止め、施工方法を検討する 雨漏りが発生している場合は、ベランダ防水の剥がれ以外に原因がある場合もあります。また雨漏り以外にもトラブルが起きていたり、二次被害が起こったりする可能性も。そのため、業者へ依頼をしてしっかりと原因や対策を判断してもらいましょう。   補修工事を行う 原因を突き止めたら、適切な方法で補修工事を行っていきます。 ベランダ防水の補修工事は、劣化具合により防水層を一度剥がして綺麗に掃除をして改めて下地を塗っていく必要もあります。また、築年数が経っている場合は、下地が吸水してしまっている場合もあり、この場合もそのまま新築時と同様の塗装を施してしまうと下地から水蒸気が出てきてしまい、再度剥がれや浮きを起こす可能性があります。   状況に応じて適切な施工方法があるため、業者と相談しながら再発しにくい施工方法で修繕を行いましょう。   施工の相場や依頼について ふとしたタイミングで気付く場合もあるベランダ防水の剥がれ。すぐに修繕を行う必要がありますが、急な対応が必要になるため費用も心配です。   慌てずきちんと依頼をするために、一般的な補修工事におけるおおよその予算や依頼方法についても把握しておけば、いざという時にも安心です。   防水の再施工の相場 防水の再施工とは、現状の防水に新しい防水層を重ねる塗りする工事のことをいいます。ベランダ防水の剥がれが広範囲にわたっている場合や、経年劣化が原因の場合はこちらの方法で補修を行うのが一般的です。   また、経年劣化の場合は、剥がれた場所だけ対応するとまた別の箇所に剥がれが発生することもあるため、なるべく全体の塗り直しをしておく方が良いでしょう。   費用は使用する防水層の素材により異なりますが、以下が目安になります。 ■ウレタン防水:4,000円〜/㎡ ■FRP防水:5,000円〜/㎡ ■シート防水:4,000円〜/㎡   トップコート塗装の相場 ベランダ防水の剥がれが軽度の場合は、一番上の塗装であるトップコートの塗り直しだけで補修が可能な場合もあります。こちらの方法の方が施工費用を抑えられるほか、時間の短縮にもなります。   トップコートの塗り直しのみの場合、費用は以下が目安です。 ■ウレタン防水:1,200円〜/㎡ ■FRP防水:1,500円〜/㎡ ■シート防水:900円〜/㎡   どのような業者に依頼するのか 防水工事の依頼は、「防水工事専門店」「リフォーム会社」「外壁塗装専門店」のいずれかに行うのが一般的です。   「防水工事専門店」は、マンションの屋上などの防水工事まで行っている防水工事のスペシャリストなので、豊富な知識や施工事例があり安心して依頼ができます。しかし、会社の数は他の業者と比較して少なく、近くに依頼できる業者がない場合もあるため、インターネットで近くに業者があるか検索してみましょう。   「リフォーム会社」は防水工事に限らず、あらゆるお家のメンテナンスに対応しているため、依頼相談がしやすいのが特徴です。また、大手企業も複数あり探しやすさや安心感もあるでしょう。しかし大手リフォーム会社の場合、実際の施工は下請け会社が行うケースが多いため、費用が割高になってしまうこともあります。   「外壁塗装専門店」は外壁塗装を専門に行う業者ですが、防水工事に対応している場合も多くあるほか、リフォーム会社の下請けを行っているケースもあります。ベランダ防水も対応しているか問い合わせたりホームページで調べたりして確認をしてみましょう。   依頼時の注意点は? 依頼する業者を選ぶときに金額だけで判断してしまい、満足のいく施工ができなかったり、後々トラブルが起きることはできるだけ避けたいものです。   施工後にもしものトラブルが起きた際、気軽に相談ができるフォローや補償制度が整っている業者、実績や経験が多い業者、しっかりと事前に調査をして適切な見積書を作成してくれる業者を見極めて依頼するようにしましょう。   ベランダ防水を維持するためにできること せっかく補修をしたベランダはなるべく良い状態を長く保ちたいですよね。そこで、最後に簡単にできる管理方法についてご紹介します。   日々の定期的なメンテナンス どれだけ的確な補修工事を行ったとしても、その後もベランダには日々日光や雨水が当たります。何年か経つと経年劣化によりまた剥がれが起きてくる可能性は十分にあります。   そのため、定期的に自分でもベランダに以上がないかチェックするようにして、「おかしいな?」と感じたら早めに業者へ相談を入れましょう。   劣化のサインを見極める ベランダ防水は、剥がれが起こる前に防水シートの密着度の低下や、繋ぎ合わせ部分に水が侵入し、水蒸気が発生することで浮きが発生する場合があります。   このような状態を見つけた場合は、剥がれる前に対処をすることで簡易的な補修で住むことがあるため、早めに対処すると良いでしょう。 まとめ 今回は、ベランダ防水の剥がれについて原因や対処法について解説をしました。   ベランダ防水を放置しておくと見栄えが悪いだけでなく、お家のさまざまな場所に影響を与え、トラブルが起きることがあります。まずは応急処置をしてこれ以上にひどくならないよう対処を行い、業者に補修の依頼を行いましょう。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。   ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2023.09.28(Thu)

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屋根塗装で知っておきたい屋根部材のこと!施工内容を知って見積書を見極めよう

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。    日々日光に当たったり、雨風を受けて10年ほど経つと経年劣化が気になりだす屋根塗装。見た目が気になるだけでなく、耐久性も心配になり、メンテナンスを検討する方もいらっしゃると思います。   しかし、「詳しいことがわからないからとりあえず手近な業者に見積書をもらおうかな」と知識のないまま依頼をしてしまい、必要以上にお金をかけてしまったり、十分なメンテナンスが行えなかったりするのは避けたいですよね。   そこで今回は「屋根塗装を依頼する際に覚えておくべき屋根部材の用語や見積書のチェックポイント」などについてご案内します! この記事を参考にして、外壁塗装を失敗なく安心して依頼しましょう!   屋根塗装を検討したら…まずは屋根部材を知るところからスタート 新築を購入してから10年ほど経つと、日々雨風や太陽の光で影響を受けた屋根の劣化が気になりだします。定期的なメンテナンスは、美しさを保つだけでなく、トラブル防止のためにも必要です。   メンテナンスを検討し始めたときに、「どこに依頼をしたらいいか」「どんな依頼をすればいいのか」「良し悪しの見極め方は?」などさまざまな不安が出てくる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、屋根塗装のメンテナンスを行う際に知っておきたい屋根の知識や見積書の味方、見極めポイントなどについて解説をしていきます。   屋根塗装を行うときに屋根部材を知っておくとなぜ良いのか? 屋根塗装の依頼をするときに、「見積書を見ても聞きなれない言葉が多くて詳細がよくわからないし、業者さんに細かく聞くのも申し訳ないから言われたまま依頼してしまえばいいかな」と思ってしまうことがないように、屋根に使われている部材についての知識があると便利です。   屋根の構造や素材にはさまざまなものがあるため、まずは屋根部材から解説していきます。   主な屋根部材の名称と役割について 屋根パーツにはさまざまなものがありますが、その多くは雨漏り防止のためにあるものです。   屋根塗装や補修を行うには、小さな工事であっても足場を組まなければいけないことが多いため、都度行うよりも一緒に直しておくと今後余計なコストをかけることを防ぐこともできます。 屋根のつくりは複雑ですが、まずは名称だけでもおさえて見積書を見るときや業者の人と打ち合わせをする時に役立てましょう。   また外壁塗装も一緒にご検討されている方は、屋根と同様に外壁についてもどのような部材があるのかを把握しておくのがおすすめです。 こちらのブログで外壁部材についての解説をしているので、あわせてお読みください。 『外壁塗装を検討中の方必見!外壁部材の詳細を知って無駄のない見積書を依頼しよう』   棟(むね) 棟とは屋根の天辺にある水平な屋根材と屋根材の間にある継ぎ目のことをいいます。   棟と関連する部材として、棟をカバーするものを棟板金や棟包み板、棟押え板といいます。こちらは雨水の侵入を防ぐために、隙間を覆うものです。 屋根のトラブルの多くである雨漏りは、こちらの棟板金が劣化することによって怒ることが多いため、棟板金や板金を固定する釘などに錆などの問題が起きていないかまで丁寧に確認することが大切です。   鼻隠し(はなかくし) 屋根の軒先につけられた板のことを鼻隠しといいます。雨樋がついている家には鼻隠しがあり、サイズは一般的に幅が20cm、厚みが2cmほどのものです。   鼻隠しには雨樋を取り付ける下地と垂木(たるき)などの屋根の構造材を隠す役割があります。 20年以上の戸建てには木材が使用されていることが多く、最近のものは耐久性の高いガルバリウムや窯業(ようぎょう)が使われているものが多いです。   破風(はふ) 屋根の妻側(ケラバ)の先端に貼られている板を破風といい、横殴りのような激しい雨が降ったときに雨水が入り込むのを防いでいる部材です。   破風板とも呼ばれるこの部材は、鼻隠しとにている部材のため業者によってはまとめて呼ぶこともあります。ではこれらの違いは何かというと、どちらも軒先に取り付ける板のことをいいますが、破風は屋根の傾斜部分に取り付け、鼻隠しは屋根に対して水平に取り付けられます。 また破風は鼻隠しと比較すると雨と風に常にさらされる部分のため、劣化が早いことが多いです。   庇(ひさし) 庇とは、窓や玄関などの扉の上部にある雨や日よけのために取り付けられた小さな屋根のことをいいます。 窓の上部にある庇は霧よけと呼ばれることもあります。   雨押さえ(あまおさえ) 屋根と屋根、屋根と外壁などの部材同士が接続する立ち上がり部分に雨が入り込まないように取り付けられる雨仕舞いとも呼ばれるのが雨押さえです。   軒天井(のきてんじょう) 軒天井とは屋根の裏のことをいい、庇などが外壁より出っ張っている部分の裏側に当たります。また軒天井は軒裏ともいいます。   雨のあたるところではないため他の部位と比較して劣化が少なく、トラブルにも気付きにくい部位ではありますが、湿気が溜まりやすい箇所になります。湿気により劣化が進むと腐食することもあるため、屋根塗装や補修を行う際にはチェックをすべき部位です。   なお、軒天井の素材は最近のものでは珪藻土や石膏を混ぜあわせてつくったボード、金属が使われているものが主流です。しかし古くからあるものの場合は、木製のものも多くあります。   雨樋(あまとい) 雨樋は排水設備の部位になります。屋根の鼻隠しに取り付ける雨水の通る管のようなものをいいます。この雨樋が割れたり、外れてしまうと屋根からの雨水が直接地面に流れてしまい水溜りができてしまいます。さらに外壁に直接あたるようになってしまうと、外壁の痛みや劣化のトラブルに繋がるため、定期的なメンテナンスが重要です。   なお、雨樋屋根に沿って横に伸びているものを軒樋といい、軒樋を通った雨水が集められるところを集水器といいます。さらに集められた水が地面から縦に伸びる竪樋を通って地下や下水に運ばれる仕組みです。   屋根材について 屋根にはさまざまな種類があり、見た目の違いだけでなく素材やメンテナンスの方法も異なります。 こちらでは、屋根の素材ごとの特徴などについて解説していきます。   スレート スレート素材の屋根は軽量で扱いやすいため、よく使用される屋根材です。また価格に関しても瓦に比べて安価であり、バリエーションも豊富です。   また軽量で耐震性も高く、現在多くの住宅でこの屋根材が使われています。その反面、軽くて薄い素材のために断熱・防音面においては、他の屋根材と比較してやや劣る点がデメリットといえます。   表面が塗料で覆われているため、定期的な屋根塗装のメンテナンスが必要になります。   ガルバリウム鋼板 ガルバリウム鋼板は金属製の屋根材で、従来のトタン素材の屋根などと比べ錆びにくく耐久性が高いことが特徴です。現在こちらの素材を使っている屋根も多く、シェア率の高い屋根材ともいえます。   施工は垂木の上に野地板を張って、そこにガルバリウム鋼板を打ち付けていく作業です。なお、こちらの屋根材も10年ほどに一度塗装メンテナンスが必要になります。   トタン トタンも金属素材の屋根材で、軽量かつ建築コストを抑えることができるため、以前は戸建住宅のほか工場や倉庫など幅広い建築現場で使用されていました。   しかし劣化が早い、紫外線の影響を受けやすく色褪せなども起きやすいという点で、現在は使用されることが少なくなりました。   日本瓦 日本家屋で主に使われている屋根材で、素材は粘土のような土の素材でこれを高温で焼いて作られています。そのため、丈夫で耐久性があり塗装をし直す必要がないというメリットもあります。   しかし、重量があるため耐震性はやや弱く、割れてしまった場合は交換も必要になります。   セメント瓦 日本瓦と異なり、セメント素材にて作られている瓦です。こちらは日本家屋ではなく、洋風の家で使用されている瓦です。   日本瓦と比較して軽いため、耐震性は上がりますが日本瓦とは違い表面を塗料で加工している瓦のため、定期的なメンテナンスを必要とします。   見積書と取ったら確認すべきポイント 屋根部材の詳細についてご紹介をしてきましたが、実際に業者から見積書をもらったら確認すべきポイントもおさえておきましょう。   何の工程なのかわからないし、必要なものかもわからないけど業者が勧めているから、そのように依頼しよう。と納得のいかないまま依頼をしてしまわないためにも見積書は必ず細かなところまでチェックして依頼先を検討していくことで納得のいくメンテナンスが行えます。   一式記載ではなく内訳が書かれているか 細かなことはどうせわからないから、「この内容で全て対応可能です」と案内を受けても鵜呑みにせず、各作業項目やそれにかかる金額を必ず出してもらうようにしましょう。   例えば一式と書いてあり、自分達が考えていた作業は全て対応してもらえると思っていたのにそれは今回の作業には含まれていないと途中で言われてしまった場合、その作業をお願いするのに別料金がかかってしまう可能性もあります。 そうなると当初予定していた金額や予算を超えてしまうため、事前に業者と細かなすり合わせを行いましょう。 塗装面積の記載があるか 屋根塗装は使用する塗料メーカーや種類ごとに使用するべき塗料の量が決まっています。 見積もりに必要な塗料と面積が記載されていないということは、これが正しく守られて作業が行われるかが不透明になります。   必要な塗料が使われず作業を行ってしまえば耐久性などに問題が起きる可能性もあるため、こちらも細かく記載がされている見積書の方が安心して依頼ができるでしょう。   使用する塗料の種類は明記されているか 塗料はメーカーや種類、グレードによって金額がまちまちです。 目的や予算に合わせてどの塗料を使用するのか業者ときちんと確認をして、見積書の作成や作業を行ってもらうようにしましょう。   なお、記載の塗料が妥当な金額かどうかはインターネットで検索をするとメーカーサイトにて確認ができるのでそこまで調べておけばなお安心です。   保証書やアフターサービスの案内があるか 屋根塗装はいくら丁寧に抜け漏れなく作業を行っても、思わぬトラブルが起きる場合もあります。またこれは作業中に発覚するものだけでなく、作業が完了してしばらく経ってみないとわからないことも多いです。   業者によってそのようなトラブルにも柔軟に対応してくれるところから、別途料金が発生してしまう業者までまちまちなので、事前に確認を取っておくことが今後の安心にも繋がります。   足場代もきちんと含めて記載されているか 屋根塗装には関係のないもののようですが、塗装をする際には必ず足場を組む必要があります。業者によって金額は異なりますが、足場組みと解体作業で全体の20%前後の費用がかかってくることが一般的です。   足場代が含まれていないということは、どこかの工程に足場代が組み込まれてしまっており、場合によっては必要以上の費用がかかってしまっていた。ということにもなりかねません。 細かな金額まで確認したい場合は、足場の面積まで見積書に記載してもらうと概算で確認も取れるので業者に聞いてみましょう。   屋根塗装の依頼をするときの注意点 見積書で確認すべきポイントについてご紹介しましたが、最後は実際に見積書を取る際に覚えておくと良いことをご紹介します。   上記の内容と踏まえて把握しておけば、自分達がどの業者に屋根塗装を依頼すべきかの検討がしやすくなるのでしっかりおさえておいてくださいね。   複数社から相見積りを取って比較する 見積書を依頼するときに、1社だけに絞ってしまうとその見積書の妥当性を見極めるのが難しくなります。   インターネットの検索エンジンや一括検索サイトである程度候補の業者を絞って、3社程度に見積書の依頼をするのがおすすめです。 その場合は、依頼内容が異なってしまうと金額が大幅に変わることもあり、見極めが難しくなってしまうため、なるべく見積り依頼の内容を揃えるようにしてください。   施工実績なども確認しておく ホームページがある業者の場合は、施工実績が載っている場合も多いためどのような工事例があるのか確認をしてみるのもおすすめです。   自分達の依頼内容と近いものがあれば参考になるだけでなく、似たような施工の事例がある業者ということになるので安心にも繋がります。   過度な値引きやサービスには気を付ける 屋根塗装は費用のかかるものなので、できるだけコストをおさえたいもの。ですが、見積書の案内や商談の際に急に大幅な値引きを提案された時は注意も必要です。値引き以外にも本来不要なサービスなどを提案されお得感を出される場合も同様です。   値段やサービスももちろん大切ですが、一番の目的は適切に屋根塗装が行われることです。値段に惑わされず、見積書や施工の詳細をしっかりと確認して依頼するかどうかを判断しましょう。   営業担当の対応やスピード感、相性も大切にする 見積書の説明をしてくれる営業スタッフとの相性も一見関係ないようで重要なポイントです。無理な営業をしてこないかなども重要ですが、そのほかにも自分達が気になることをしっかり相談できる相手かどうか、不安なことに対してスピード感を持って対応してくれるかなども踏まえて検討してみましょう。   契約後は主に現場の職人さんとのやり取りにはなりますが、困ったことが起きたり追加で相談したいことができたりした時に最後まで親身になってくれる営業担当の方が安心して仕事を任せられます。   まとめ 今回は、屋根塗装の依頼をする際に知っておきたい屋根部材の名称と詳細や見積書のチェックポイントについて解説をしました。   「わからないからとりあえず勧めてもらった内容で依頼しよう」と業者に依頼した結果、「思った工事が行われなかった」「仕上がりに納得できなかった」といったことのないようこちらを参考にしながら業者選びを行ってみてください。   また、屋根塗装は外壁塗装とセットで行うのもおすすめです。外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットなどについては、『外壁塗装と屋根塗装は同時に行うべき!?メリット・デメリットを解説』の記事で詳しく解説しています。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2023.08.23(Wed)

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外壁塗装を検討中の方必見!外壁部材の詳細を知って無駄のない見積書を依頼しよう

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。    新築のお家も10年ほど経つと外壁の色褪せや汚れが気になってきます。ひどい場合にはひび割れなども起こり、水漏れなどの原因にもつながります。   そのようなことがないように定期的に外壁塗装を行うべきですが、知識がないとどこの業者にどのような依頼をして良いかわからず、つい業者の言われるまま依頼をしてしまうことも。必要な施工をなるべく損のないように依頼して安心して長く住むことのできるお家を維持したいですよね。   そこで今回は「外壁塗装を依頼するために覚えておくと良い外壁部材の用語や見積書の項目」についてご案内! この記事を参考にして、外壁塗装を失敗なく安心して依頼しましょう!   外壁塗装を検討したら…まずは外壁部材を知るところからスタート 新築のお家や過去に外壁塗装を行ったお家も、日々の雨風や太陽の光などの影響を受けて劣化していきます。状況などによりますが、10〜15年に一度はメンテナンスを行うことになります。 しかし、何度も行うものではないですし知識もないまま「どこに何を依頼すべきか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。   外壁塗装の問い合わせや見積り依頼をする際に、多少でも知識や確認すべきポイントを覚えておけば見積書の見極めができたり、安心できる業者への依頼を行うことができます。 そこで最低限抑えておきたい、外壁や外壁と一緒に依頼することの多い屋根の知識と見積書の見方・見極め方について解説していきます。   主な外壁部材の名称と役割について まず外壁とひと言でいっても、外壁塗装で扱うのは壁以外にも様々な部材があります。   外壁塗装では、ただ壁の色を塗り替えて美しくメンテナンスを行うだけでなく、補修が必要な箇所があればきちんと対応してひび割れ、水漏れなどのトラブルが起きないようにすることも大切な作業です。 塗装や修繕を行う際、この名称はどこのことなのか、どんな役割をしていて補修をしないとどうなるのかなどがわかると業者の言いなりにならず、見積り内容に納得してお願いすることができるようになります。   そのため、以下では主な外壁部材の名称と役割についてご説明していきます。   目地(めじ) 外壁は1枚でできているわけではなく、いくつもの板が繋がっています。その継ぎ目のことを目地(めじ)といいます。また、外壁だけでなく窓サッシとの継ぎ目も同様に目地と呼びます。   この隙間にはコーキング(シーリング)といわれるものを詰めて防水加工が行われており、外壁は水漏れなどが起きないようになっています。   幕板(まくいた) ボーダーや胴差(どうざし)、化粧胴差ともいわれる幕板(まくいた)は、1階と2階の外壁間にある仕切り板のことです。   外壁のツートンカラーを際立たせるなど見た目のメリハリをつける目的としても用いられている部材ですが、雨水が溜まりやすい箇所でもあります。経年劣化などの原因により、トラブルの原因となる場合もありますので、外壁塗装を行う際は一緒に点検を行ってもらい状態によってはメンテナンスを行いましょう。   雨戸(あまど) 雨戸(あまど)とは窓の外側に付けられている板戸のことです。   雨や台風の際の強風による飛来物が窓ガラスに当たって割れてしまうのを防ぐ目的などで取り付けられています。そのような目的で取り付けられているものなので、耐久性は高いですが、雨風や太陽の光によって色あせや汚れが起きやすい箇所です。   取り替えだけでなく、塗り替えで修復が行えるので、気になる場合はメンテナンスを行うのがオススメです。   戸袋(とぶくろ) 雨戸はいつも閉めているわけではなく、普段は窓の両サイドに収納されています。この収納場所のことを戸袋(とぶくろ)といいます。   こちらも雨戸同様に雨風や太陽の光で劣化しやすい箇所なので、定期的に塗り直して美しく保ちましょう。   ちなみに、雨戸や戸袋くらいならホームセンターで塗料を買って自分で塗り直しができないのか?というと対応は可能です。しかしうまく塗り替えるには、錆落としなどの作業も状態によっては必要になります。これがうまくできていないとそこへ雨水が入り込むことで、錆の混ざった雨だれが起き、汚れや周辺の部材への影響が発生することがあります。   面格子(めんごうし) 全ての窓についているものではありませんが、面格子(めんごうし)とは防犯などの目的で窓の外につけられている柵のことをいいます。木製・金属製など様々なものがあります。   劣化や色あせが見られる場合は、塗り直しで補修を行いますが素材によって塗料が異なりますので、間違いのないように対応する必要があります。   入隅・出隅(いりずみ・ですみ) どちらも外壁の角の部分を指すものですが、へこんでいる箇所を入隅(いりずみ)・出っぱっている部分を出隅(ですみ)といいます。   いずれも外壁と一緒に塗り直すことになる部分ではありますが、外壁はローラーで一気に塗っていきますが、入隅・出隅は細かな場所のためハケなどを使って丁寧に仕上げます。   また、地震などの揺れ・衝撃の影響を受けやすい箇所なので、塗り直す前にしっかりと点検を行って劣化やひび割れが起きていないかしっかりチェックすべきポイントです。   基礎巾木(きそはばき) 外壁の下にある基礎とも呼ばれる部分です。こちらはモルタルが塗装されている場合が一般的ですが、塗装されずコンクリートが打ちっぱなしの状態になっていることも多い箇所です。   笠木(かさぎ) ベランダの手すりなどの上部に取り付けられた板のことを笠木(かさぎ)といいます。木製や鉄製など様々な素材でつくられています。   飾りのように見えますが見た目だけでなく、雨漏りやその他の部材の骨組みを支える躯体としての目的で取り付けられている場合もあるため建物にとって重要な役割です。必ず一緒に点検を行い、劣化が見られる場合は防水の補修作業などを行いましょう。   矢切り(やぎり) 三角屋根のお家に見られる、外壁と屋根の間の三角スペースのことを矢切り(やぎり)と呼びます。   見積書に書かれている施工内容について 外壁の部材について解説をしてきましたが、ここからは実際に外壁塗装業者に相談を入れて見積書をもらった際に覚えておくと良いことをご紹介していきます。   まず、外壁塗装とひと言でいっても塗装をするには、その準備なども必要です。それらにも資材や人件費がかかってくるため、見積書にはその費用についても記載が入ります。   何の費用なのかよくわからないけれど、業者の担当者は必要なものだというから…とよくわからないまま依頼をしてしまい、不必要なコストをかけてしまった。もしくは、本来であれば必要な作業だったのに省略されてしまっており、きちんと作業できたのか不安。とならないためにも、見積り内容の詳細についてもざっくり把握しておきましょう。   足場 足場とは、外壁塗装で高いところを塗る時のためなどに必要なものです。   見積りに記載のある足場とは一般的に「仮設足場の組立」と「飛散防止シートの設置」をまとめたものをいうことが多く、金額は業者によって異なりますが基本的には設置箇所の大きさ(㎡)で金額を出すことが多いです。   養生 外壁塗装を行う際、塗料を塗ってはいけない場所や塗料が飛ぶ可能性のある場所にきちんと養生を行う作業が必要です。   養生を行うのは主に窓、駐車スペースがあれば車などに行います。また塗装を行う近隣の住宅にも塗料が飛散する可能性があれば、トラブルを防ぐためにも作業を行う旨を説明の上で近隣住宅の必要箇所にもきちんと養生を施します。   洗浄 外壁塗装工事は、まず初めに高圧洗浄機などを用いて現在ついている汚れを丁寧に落としていく作業があります。この作業を怠ると劣化を早めたり、仕上がりにムラが出ることもあります。   基本的には高圧洗浄機を使ってしっかりと汚れを落とす業者がほとんどですが、なかには水洗いでサッと済ませるだけの業者もあるので、どのような方法で洗浄作業を行うかは見積もり段階で確認しておくと安心です。   下地処理 外壁の塗装は一度塗りではなく、下地も含めて層になるように塗られています。この下地処理は、塗料を塗る前のベースとなる塗装作業なので必ず行われるか見積書で見たり、直接聞いて確認しましょう。   また、下地はどこに施すのか、ひび割れなどの補修作業も含まれるのかなど作業の詳細も把握しておくとより安心です。   コーキング(シーリング) コーキングとは、外壁の継ぎ目や窓との境目にある目地に施されている防水のゴムパッキンのようなものです。   劣化具合により、取り替えの場合は「打ち替え」となり、補修を施すだけで良い場合は「付け足し」という作業になります。本来であれば打ち替え作業が必要なのに、サッと済ませるために付け替え作業で済ませてしまうことのないように事前診断をしっかり行ってもらい、適切な作業をお願いするようにしてください。   下塗り 外壁塗装を行う上で重要なのがこちらの下塗り作業です。下塗りを行う目的は外壁塗装をキレイに行うためだけでなく、後々の劣化に関わる耐久性の維持でもあります。 元々の外壁の色を隠していく目的のほか、外壁にひび割れなどが見られる場合は、この下塗り作業で埋めるなどの補修作業を行っていきます。   仕上がり、耐久性どちらの面からもこの下塗り作業は必要なので必ず行われるか確認をしましょう。ただし、近年では下塗り不要の塗料もあるため、そのようなものを使用すると説明があればこの限りではありません。   中塗り・上塗り 外壁塗装は一般的に、下塗り・中塗り・上塗りと三回塗装を行っていることがほとんどです。   中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を使いますが、二度行う目的は一度だけの塗装だと仕上がりにムラがでたりする可能性があるのでそれを防ぎキレイな仕上がりにするためです。 仕上がりの良さだけでなく、経年劣化によりもし上塗りの外壁が剥がれてしまってもその下にもう一層あることで、ムラが出にくいというメリットもあります。 なかには中塗りを省いている業者もあり、仕上がりを見ただけではその違いもわかりにくいため、依頼前に確認しましょう。   オプション(付帯部の塗装・補修作業など) 上記記載の作業以外にその他補修作業などが必要な場合は、別途オプションでの対応が付帯で付いてくるので、説明を聞いて必要か否かを判断してください。   見積書の内容で注意すべきポイントは? 外壁塗装の施工会社には悪徳業者も存在すること、またそのような業者の見極めについて解説してきました。ここでは悪徳業者ではない、安心できる業者を探すためにはどのようなポイントを抑えておけば良いかという点について、ご紹介していきます。   塗装が3回塗りか 外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを基本としている業者がほとんどです。近年では、中塗りが不要な塗料なども流通していますが見積もりに3回塗りが行われることが記載されているかを確認することは大切です。   見た目を美しく仕上げる目的のほかに、下塗りは外壁と上塗りの塗料をしっかりと密着させるプライマーの役割もになっています。中塗りと上塗りは、ムラのないキレイな外壁に仕上げるだけでなく、雨風や太陽の光を浴びて劣化する外壁の耐久性を上げる目的もあります。   この3回塗りの工程を省いて手抜き作業を行う悪徳業者もいるので、見積書をチェックしてもし工程が省かれていたらなぜ不要なのかをしっかり聞いてから依頼を検討しましょう。   塗料・メーカーが明確になっているか 外壁塗装の塗料には様々なメーカー・種類(グレード)があり、特徴もまちまちです。   グレードは主にアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などがあり、耐久年数も塗料によって変わってきます。   見積書に何の塗料を使った工事を行うかの記載がなく、耐久年数などを案内された場合は、きちんと塗料のメーカー・種類も聞いて、案内に誤りがないか確認してください。 ちなみに、下塗りと中塗り・上塗りの塗料は異なるので、どちらも明確に記載してもらいましょう。   なお、塗料のメーカーで有名な国産のものは日本ペイント、エスケー化研、関西ペイントの3種類です。こちらであればより安心でしょう。   下地処理の内容 下地作業は様々な作業があり、主なものではクラック処理やケレン作業などがあります。   クラック処理とはひび割れの補修です。ひび割れの種類や状態により補修工法も異なります。ケレン作業とは錆を落とす作業で、錆の種類などにより工程も異なります。   下地作業は仕上がりの見た目では、きちんと行われているか判断することがプロの目でも難しいといわれています。そのため、見積りの段階で行われる作業を明確にしておきましょう。   足場組み・解体費用が無料になっていないか 足場組みにはそれに使用する足場の仕入れや人件費などが必ずかかるので、無料で行えるということは絶対にありません。   しかし、無料やサービスといわれた場合は、その他の工程や材料費に足場代が上乗せされている可能性もあります。それで返って必要以上にお金を取られてしまうことのないように、注意しておきましょう。   一式とまとめられている箇所が多く、不明瞭な点が多くないか 一式とまとめられており、作業や塗料の詳細が書かれていない場合は詳細をもらうようにしましょう。   詳細不明のまま作業を依頼してしまうと、「作業をしてほしかった箇所が行われていない」「案内された耐久年数を維持できる塗料が使われているかわからない」「相場に見合った金額で行われているかがわからない」などの問題や不安点が発生します。   素人にもわかる説明も交えながら、きちんと案内も行ってくれる安心の業者に依頼をしましょう。   まとめ 今回は、外壁塗装の依頼をする際に知っておきたい外壁部材の名称と詳細や見積書の内容についてご紹介しました。   「よくわからないから」とプロにお任せしてしまうと思っていた作業が行われなかったり、悪徳業者の言いなりになってしまうこともないとはいえません。 費用がかかり、10年に一度ほどの大規模なメンテナンスなので、安心して依頼ができ納得のいく仕上がりを手に入れましょう。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2023.07.21(Fri)

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失敗のない外壁塗装を行うために信頼できる会社選びをしましょう

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。    長く住んで愛着のあるご自宅の外壁、色褪せや場合によってはひび割れなども気になってきていませんか? 定期的にメンテナンスをすることで見た目の美しさはもちろんのこと、長年住むと現れるお家のトラブルの予防にもなることはご存知でしょうか。   ただし、外壁塗装はそこまで頻繁に行うものでもなければ、費用もかかるため「知識はないけれど、失敗のないように行いたい。」とお考えの方も多いかと思います。   そこで今回は「外壁塗装における業者選びの注意点やポイント」についてご案内! この記事を参考にして、外壁塗装の依頼を適切に行いましょう!   外壁塗装を行うときは、安心できる業者選びをしよう せっかく建てたマイホーム、できれば少しでも長くキレイな状態を保ちたいもの。長年住んでいると様々なところの劣化が気になり始めますが、外壁も定期的な塗装でメンテナンスをする必要があります。   外壁塗装は見た目の美しさを保つ目的以外にも、ひび割れや雨漏りなどのトラブル対策にもなります。10〜15年周期でのメンテナンスが一般的ですが、費用もかかるためなるべく損や失敗のない依頼をしましょう。 まずは、外壁塗装の基本から解説していきます。 まずは基本から!外壁塗装とは? 外壁塗装とは、建物の外壁を定期的に塗り直す工事です。外壁塗装は見た目の色褪せなどに対して行う、美しさの保持のためのメンテナンスと思われがちです。しかし、見た目だけでなく、その他にも外壁塗装には以下のようなメリットがあります。   ■防汚性の向上 ■耐久性の向上 ■断熱・遮熱性の向上   このような目的がある反面、定期的な外壁塗装を行わない場合にはこれらの劣化が進み、お家のトラブルにも繋がります。 例えば、外壁のひび割れがひどくなるとそこから雨水が入り込み、雨漏りの原因になります。また、防水効果が劣化して壁に水分が染み込んだり、長年日に当たって劣化が進んだ外壁は塗装でのメンテナンスができなくなり、大規模修繕工事をしなければいけなくなるケースもあります。 どれくらいの頻度で行うものなのか 外壁塗装は一般的に10年前後での周期で行うことが推奨されていることが多いです。   しかし、塗料によって耐久年数が大きく変わることもあります。高価で高性能な塗料を使用すれば15年以上塗り直しが不要な場合などもあるため、目的や予算に合わせて依頼時に業者へ相談して適切な工事を行いましょう。   外壁塗装の業者選びの方法 外壁塗装は自分で行うことは難しいため、安全性や仕上がり具合を考えても業者に頼んで行う方が良いでしょう。   外壁塗装を依頼する先は主に以下に分類されます。 ■外壁塗装会社 メリット:地元企業など身近にあるため、気軽に相談しやすい。コストを抑えられる場合が多い。 デメリット:会社の規模や経験・実績もまちまちなので、見極めが難しい。 ■ハウスメーカー メリット:住宅に精通しており、人員も十分な確保があり安心して依頼ができる。 デメリット:コストが高くなる可能性が高い。 ■リフォーム会社 メリット:他のメンテナンスも一緒に頼みやすい。 デメリット:会社によって得意・不得意な工事があり、外壁塗装が得意かどうかがわかりづらい。   それぞれにメリット・デメリットがありますが、できればコストは抑えつつ、安心して依頼を行いたいですよね。そのため、本記事では外壁塗装会社への依頼を前提に、調べ方・見極め方をご紹介していきます。 インターネットを駆使して評判を調べたり、料金比較をする 昨今ではインターネットを使って調べるのが最も早く、一般的な手段です。インターネットの検索サイトなどで「外壁塗装 (お住まいのエリア)」で検索をすると、周辺で依頼のできる外壁塗装会社のホームページを簡単に探すことができます。   また、その他にも見積もり一括サイトを使用する方法も大変便利です。業者の検索ができるだけでなく、オススメ順などもひと目にわかるものがあります。さらに簡単な条件を入力するだけで、おおよその予算を割り出すことができたり、見積もり依頼を一括で行えるメリットがあります。 しかし、一括見積もりを行うことで営業電話が各社からかかってきたり、オススメの判断基準などが不明確な場合などもあるので、利用する際は慎重に見極める必要もあります。 チラシや折り込みを参考に近所の業者を調べる 自宅周辺の外壁塗装会社であれば、自宅のポストに折込チラシが投函されている場合があります。その他にも新聞をとっている場合は広告に入っていたり、定期的に投函される地域の情報誌にも外壁塗装の広告が記載されている場合があります。 知人からの評判や近所の施工を実際に見て参考にする もし近所に外壁塗装を行った知人がいる場合は、その人に色々聞いてみるのも情報収集として効果的です。金額面だけでなく、営業担当や職人さんとのやり取りについても聞いてみると、安心かつ気持ちの良いやり取りができるかまで知ることができます。   また、地元の小さな外壁塗装会社の場合、ホームページを持っていない場合もあるので、口コミ情報でインターネットでは知ることのできなかった情報が得られる場合もあります。 こんな外壁塗装業者には気をつけて!失敗しないために知っておきたいこと 外壁塗装を行うと決めても知識がなかったり、業者選びのポイントを知らず不安に思うことも多いでしょう。また、費用も高額になるものなので、「コストは抑えたいけれど、きちんと安心してお願いできるところに依頼をしたい」と考えるのは当然です。   しかし外壁塗装の業者は大きなところから個人で運営をしているところまで様々。業者選びに失敗しないために、知っておきたいこともきちんと把握して業者探しを行っていきましょう。 悪徳業者も存在することを知る 近年では口コミなどで情報も出回るようになったため、だいぶ減ってはきたものの、いまだに悪徳業者は存在します。また、外壁塗装工事は仕上がりなどを見るだけでは作業が手抜きなく丁寧に行われたかの見極めが難しいです。   悪徳業者でないかを見極めるポイントはいくつかありますが、大前提として「悪徳業者も存在する」ということを把握して、不安なことがあってもそのままにして依頼をすることなく、慎重に業者選びを行いましょう。 外壁塗装は種類や工法も様々で定価がない 外壁塗装費には塗料や塗装を行う人件費以外にも、多くのものが含まれます。例えば、塗装をするために足場の設置や解体が必要になるため、その費用などもかかります。ただしこれらの内訳についてのきちんとした定価というものはなく、会社ごとにかかる金額がまちまちです。   また、外壁の面積や劣化具合によって使用する塗料の量が変動したり、性能や耐久年数の違いなど塗料も種類やクオリティが様々であるため、選ぶものによって見積もりに大きく差が出ます。   これらにより、出された見積もりが適正価格であるかを判断することが難しいために、必要以上の金額を請求されても気付けなかった。というケースが発生します。 耐久年数が長すぎる場合、信憑性に欠けることも 一般的な外壁塗装は10〜15年ほどで塗り直しが必要になります。最近は塗料の性能も上がっているため、それ以上の耐久性がある塗料も存在します。   ただし「塗り直しは不要です!」という謳い文句や耐久年数が異常に長い場合は信憑性に欠ける場合があり、悪徳業者である可能性もあるので気をつけましょう。 不安要素を大げさに伝え、早期契約を迫られても冷静に判断する 外壁は外から見えるものであるため劣化具合が見るだけでわかるため、営業もしやすいという特徴があります。丁寧に状態を伝えて提案をする営業であれば良いですが、「今すぐ外壁塗装をしないと危ない状態である」などと不安を煽って契約を迫る営業には注意が必要です。   なお、このような悪徳な営業は災害後に多い傾向もあるので、不安なことを言われると慌ててしまいがちですが冷静な判断をするように心がけましょう。 見積もりに大幅な値下げをするなどの手口に乗らない 見積もりを出す時にお得感を出して契約を勧めてくる業者にも気をつける必要があります。「今だけ特別価格!」などを謳って100万円単位などでの大袈裟な値引きをしてくる場合、そもそも後から別の業者に聞いたらもっと安くできる工事だった。というケースも少なくありません。   また、実際に安くできる場合であっても人件費を大幅に削減した手抜き工事であったり、低コストの塗料を使用していた。という場合もあり得ます。 金額だけで判断せず、内訳もきちんと説明してくれる安心の業者に依頼をするようにしましょう。   外壁塗装で失敗しない!信頼できる会社選びのポイント 外壁塗装の施工会社には悪徳業者も存在すること、またそのような業者の見極めについて解説してきました。ここでは悪徳業者ではない、安心できる業者を探すためにはどのようなポイントを抑えておけば良いかという点について、ご紹介していきます。 見積もりは2〜3社行う 1社だけにしか見積もりを取らず依頼をしてしまうと、その見積もりが適正なのかや「もっとこうした方が良い」という意見を聞くことができないため、数社に見積もりを取り比較検討を行うのがベストです。   しかし、何社も見積もりを取り過ぎてしまうのも良いとはいえません。複数社から直接詳しい話を聞くのは大変なので、結局は金額だけで判断せざるを得ないということにもなりがちです。   そのためあらかじめ2〜3社程度に候補を絞り、同じような工事内容で見積もりを依頼して適正な工事が行われる、安心できる案内や提案をしてくれる業者に絞り込むのが良いでしょう。 実績がある業者かどうか 依頼する業者が過去にどのような施工を行った実績があるのかを把握するのも、見極めるために重要なポイントです。   もし悪徳業者である場合は、提示できる見積実績がなかったり詳細の提示ができないといわれる場合もあるので、見極めの手段にもなります。 資格や認可を取得しているか 外壁塗装には塗装技能士という資格や建築業の許可があります。 塗装技能士は国家資格で1級・2級・3級があり、それぞれ実技試験と学科試験に合格することで取得することが可能です。そのなかでも1級は、試験に加えて7年以上の実務経験が必須になるため、経験豊富な技能士がいることを判断する基準にもなります。   資格を持っていないと安心できる施工をお願いできないという訳ではありませんが、判断の基準として確認を取るのも見極め方法として有効といえます。 営業担当の対応がスピーディかつ迅速か 問い合わせから契約の間はもちろんのこと、施工がはじまった後も何か不明なことやトラブルが起きた際に営業担当がスピード感を持って対応してくれることで安心できます。   契約前のやり取りがスムーズかつ、気持ちの良い対応をしてくれるかどうかなどを見て判断してみましょう。 劣化診断を丁寧にしてくれるか 外壁塗装はただ綺麗に塗り直すだけでは、適切なメンテナンスを行ったとはいえません。事前に外壁の劣化具合を直接見て、必要な塗装や補修がどのようなものであるかを丁寧に診断してくれる業者を選びましょう。   適切な診断を行わずに施工を行うと、施工後にトラブルが発生したり、耐久性が落ちるだけではなく、追加工事が必要になり追加費用が必要になる場合もあります。 説明が素人にもわかるように丁寧にされているか 丁寧な劣化診断をしてもらうだけでなく、その結果や現在の状況をわかりやすく説明してくれる業者を選びましょう。   専門用語ばかりの説明で、どのような状況で何の工事が必要なのかがよくわからず、結局業者の言いなりになってしまっては安心できる施工を任せることができません。写真なども用いながら、素人でもわかる説明をしてもらい状況を把握した上での依頼を行いましょう。 見積もりが明朗会計で内容に根拠があるかどうか 塗料代、施工代、足場の設置・解体費用などの詳細がきちんと明示されている見積りであるかも確認しましょう。   「材工一式」のように全てが一括価格で記載されている場合は、何にどれだけの金額がかかっているかが不明瞭です。適切なところにきちんと費用が当てられているかがわからない工事は手抜き工事であったり、トラブルが起きる場合もあるので気をつけましょう。 施工後のアフターフォローが整っているか 塗料の保証期間は種類により異なりますが、1〜10年まで幅が広いです。塗料を選ぶ際は、耐久性や価格以外にも補償が充実しているかを確認しておく必要があります。   外壁塗装は丁寧に診断・施工を行っていても、思わぬトラブルなどで施工後に気になることが発覚することもあります。施工をして終わりではなく、長いお付き合いができるアフターフォローが充実した業者に依頼をするのがオススメです。業者によっては定期的な点検を実施しているところもありますよ。   まとめ 今回は、失敗のない外壁塗装を行うための注意事項や業者選びのコツについてご紹介しました。 せっかく購入したマイホームを長く大切にしていくためには、定期的な外壁塗装メンテナンスが欠かせません。費用を抑えるだけでなく、安心して依頼できる会社選びのコツを知って失敗のない、満足のいく工事を行いましょう。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2023.07.17(Mon)

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早めの対応で安心!戸建屋根の台風対策と修繕や保険適用について

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。 近年は台風が発生する期間が以前より長くなり、規模も大きなものが増えました。台風の被害により戸建屋根に損壊があると、修理が必要になるだけでなく生活にも支障をきたしてしまいます。 また、修理には時間と費用もかかってしまうため不安に思う方も多いでしょう。しかし対策や心構えについて分からないことだらけですよね。 今回は「台風被害への対策や屋根修繕の方法や保険適用」についてご案内!この記事を参考にして、早めの台風対策を万全に行いましょう! 台風で戸建にはどのような被害があるのか? 近年、台風の発生する期間が長引いたり、規模の大きなものが上陸して生活に影響を及ぼすことも多く、住宅被害などもニュースで目にすることが増えたのではないでしょうか? 台風の被害により心配なことは多々ありますが、住宅への被害があると生活に影響があるだけでなく、事故が起きたり修理に多額の費用がかかるため、台風の季節になると不安に思うことも多いはず。 台風における住宅への被害として、主なものに屋根被害があげられます。具体的にはどのようなことが起きるのでしょうか? 屋根材や棟部分のめくれや飛散 まず、一番起きやすい事例としては、屋根材が強風で飛ばされてしまう被害です。重みのある瓦屋根も角材に引っ掛けて固定しているだけのつくりのため、意外とスレート屋根などに比べて強風により飛ばされることが少なくありません。 また屋根材だけでなく、屋根の上部にある棟も強風の影響を受けやすい箇所です。瓦屋根では棟瓦、スレート屋根などでは棟板金がこの部分に用いられていますが、風で剥がれたり飛ばされてしまいます。 雨どいの破損 屋根材に付随して、屋根部分にある雨どいも風によって曲がりなどの破損が起きる可能性があります。さらにこの雨どいの部分に日々のゴミ・苔が溜まっていくことで排水機能が低下してしまいます。これによって、排水機能が低下し雨水による水漏れが発生することもあります。 なぜ台風で戸建の屋根が飛ぶのか? 戸建住宅において、台風の主な被害は屋根ですがそもそも何が原因で飛ばされてしまうのでしょうか。ここでは、屋根被害が起きてしまう具体的な原因について解説していきます。 屋根材の反り 屋根材が反っている状態だと、風が吹き込みやすくなってしまい、台風などの強風時に影響を受け飛ばされてしまうことがあります。 なぜ屋根が反ってしまうのかというと、屋根材の撥水性が落ちてしまうことで雨水などを吸水します。その後、再び屋根材が表面から乾いていくと反り返ってしまうことが原因です。屋根材の中でもスレート屋根は特にこのようなことが起きやすく、定期的に点検やメンテナンスを行い、屋根材が反ってしまう前に屋根塗料を業者に依頼し、塗り直すことで屋根材の撥水性を保っておくなどの対策を行っておくことが重要です。 瓦の隙間 屋根材と同様に、瓦屋根の家も台風に注意が必要です。ストレート屋根などの金属屋根は釘などで固定されているのに対して、瓦は角材に引っ掛けて固定しているだけなので、瓦と瓦の間が空いている状態の屋根は、その隙間に風が入ることで飛ばされる原因となります。 また瓦屋根の場合、瓦を固定するために使用されているのが漆喰と呼ばれるものですが、この漆喰は家屋から伝わる衝撃に弱いものです。そのため、経年劣化により固定力が低下することも把握しておく必要があります。さらに、棟瓦を固定するためには銅線が使用されていますが、こちらも経年劣化により緩みが生じて隙間ができる原因となる場合があります。 定期的に点検を行い、劣化具合を確認しながら必要に応じて修理を行っておきましょう。 窓ガラスの割れ 風の吹き込みが原因による屋根被害の例としては、強風による飛散物による窓ガラスの割れも屋根が飛ぶ原因になる場合があります。 一見屋根の被害に窓ガラスは関係ないように思えますが、窓ガラスが割れることで室内に雨風が吹き込み、その風が室内から屋根を押してしまうことで屋根が飛んでしまうということもあります。 この場合だと、家の中から屋根全体が押されるため、屋根全体が飛ばされてしまい大きな被害となる場合があります。また、屋根が内側から入り込むことで家の内部にも腐食などの被害が発生する可能性があるため、注意が必要です。 棟板金の浮き 屋根が飛ぶ原因にもなっている棟板金は、経年劣化が起こります。金属屋根を固定する棟板金を固定している釘は7年ほどで劣化が進み、徐々に抜けていくことがあります。この釘が原因となり、棟板金が浮いてしまうのです。 棟板金が浮いている状態で、台風の風が吹き込むと屋根が飛んでしまうことがあります。最近では、スレート屋根などの金属屋根が普及したこともあり、これが原因で屋根が飛ぶことが多いともいえます。 お住まいの戸建の築年数が劣化の目安である7年以上経っている場合は、定期的に業者へ依頼して棟板金の状態を確認してもらい、抜けている場合には修理をしてもらうことがおすすめです。 台風が来る前に行っておける対策 上記に記載したように屋根が飛んでしまうのには、いくつかの原因があります。これらは台風が来る前に対策をしておき、なるべく被害に合わないように対策を行っておくことが重要です。 【日々行っておくべき対策】(1)台風での屋根被害の原因となる箇所の点検をこまめに行う(2)修繕が必要な箇所はあらかじめ業者に依頼して改善をしておく(3)経年劣化が起きる箇所は定期的にメンテナンスをする 事前の対策に加えて、台風がくる直前に行える対策として「窓ガラスを保護する」ことも自分で行うことができる重要な対策です。・養生テープや段ボールを窓に貼り簡易的に強度を増す・雨戸がある場合は閉めることで、外からの飛散物からの衝撃に備える 台風が近づいてきたら、くれぐれも怪我などには注意の上、できる範囲の対策を行って被害を防ぐための対策を行っておいてください。 もし台風の被害にあってしまったら 事前に対策を行っておいても、規模の大きな台風がやってきたら何かしらの被害を受けてしまう可能性もあります。 屋根だけでなく、家に何かしらの問題が生じたら慌ててすぐに状況を確認したり、修繕を行いたくなる気持ちになりますが、避難準備情報及び避難勧告が出た場合を除き、できる限り家の中で安全に過ごしてください。雨や風が強い中で無理な対応をするのは、怪我や事故の原因になるため、台風が去ったことを確認してからくれぐれも安全には配慮の上、慌てずできることから対応を行っていきましょう。 すぐにできる応急処置や対応 ■ブルーシートで簡易対応を行う屋根や窓の破損部分にこれ以上雨風が入らないように、ブルーシートなどで簡易的に覆うことも応急処置として有効です。 ただし、屋根の上などは素人で作業することは控えてください。雨で濡れていたり、破損があれば足元が悪く滑ったりして怪我や事故になる可能性があります。また、素人が適当に作業をしてしまうと、再び雨風が起きた際にシートが飛んでしまい周辺住宅や電線などへ何かしらの被害を生んでしまう可能性もあります。 早急に屋根修理業者や建設業者などの専門家を手配して依頼するか、難しい場合は対応経験のある消防団や自治体の方に作業をお願いしましょう。 ■保険会社へ連絡を入れる火災保険に加入している場合は、内容によって保険を使った対応を行うことが可能になります。 契約内容が把握できる環境にあれば、自分で確認を行うか、不明な場合はまず保険会社に連絡を入れて被害状況を伝えた上で、保険適用の相談を行ってみましょう。 台風被害でも火災保険を使った屋根修繕が可能? 先に記載した通り、火災保険には火事における被害の補償だけでなく、「風災補償」という台風や雪・雹・竜巻による被害にも対応できる補償があります。 ご自身が契約している保険の内容がこれらに対応していれば、被害内容によって実費でなく補償の範囲で修復を行うことも可能です。 まず火災保険に加入しているかを確認しておこう 火災保険にはほとんどのご家庭が加入されているはずですが、その詳細についても改めて事前に確認を行っておきましょう。災害が起きてからの問い合わせでももちろん確認は可能ですが、問い合わせが殺到する状況なのでスムーズな対応が行えず不安な時間を過ごすことになり兼ねません。 火災保険には「風災補償」が付帯されていますが、こちらは保険会社や契約内容により標準プランに含まれており、特に別途加入が不要な場合と、オプション扱いとなっているため追加加入が必要である場合があります。 つまり、火災保険に加入していれば必ず利用できる補償というわけではないので、一度確認をしておいてください。 火災保険を使うための条件について 火災保険に加入しており、かつ風災に対する補償が受けられる契約になっていたとしても、必ず保険で修理が行えるわけではありません。いくつかの条件を満たしている場合、ご自身で申請を行うことで補償を受けることができます。 【風災補償を受けるための条件】・自分で保険会社に申請を行い必要な手続きを行う・被害の原因が経年劣化などではなく、「風災」であること・屋根の修理が3年以内に必要な状況である・屋根の修理費用がトータルで20万円を上回っている この全てを満たしていない場合は、自費での修理となってしまいます。早めに修理業者へ問い合わせを行って対応を進めてください。 火災保険を使うときの注意点も把握 火災保険を適用して修理を行う場合、被害原因が風災であることが認められる必要がありますが、この判断は業者が行うわけではありません。あくまで最終的な判断を行うのは、損害保険会社の鑑定人もしくは、損害保険会社と提携する鑑定会社の鑑定人です。 急いで修理を行うために業者へ相談し、補償が使えるかを聞いて安心して修理を進めた結果、実際は条件を満たしておらず自費になってしまい高額な支払いをすることのないように慌てず対応していきましょう。 また、火災保険を利用する場合は、問い合わせから受付が完了した後に必要書類が送られてきます。ご自身で記入するものと修理業者が記入する書類一式を保険会社に送付するまで対応が必要になるので、漏れなく行ってください。書類確認後、最短で2週間程度の期間を設けて必要な金額が振り込まれます。 まとめ 今回は、台風による屋根の被害への事前・事後対策や火災保険について解説しました。 台風が接近してきた時に慌てないためにも、日々の事前対策や火災保険の確認を行っておきましょう。また、実際に台風被害にあった際は、慌てて怪我や事故のないよう細心の注意を行いながら、早めの行動をすることによってスムーズな修理などの対応が行えます。 ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。

2023.06.20(Tue)

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【外壁塗装・屋根塗装】は梅雨の時期でも行える!工事期間など気をつけておきたいポイント

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。    「自宅の屋根や外壁の色あせ・劣化が気になり出した。」 「前回の塗装から何年か経ち、塗り直しを検討したい。」 という方もいらっしゃるかと思いますが、 1年のうちいつ行うのが良いのか?梅雨時期に行っても問題ないのか? など不安がある方もいるのではないでしょうか?   今回は「梅雨時期にも安心して行える屋根塗装・外壁塗装」についてご案内! この記事を参考にして、メリットとデメリットをしっかり抑えて業者に依頼しましょう!   【外壁塗装・屋根塗装工事】梅雨の時期でもこれさえ気をつければOK! お住まいの外壁や屋根の塗装は、何年かに一度塗り直しが必要です。 塗装をしてからしばらく期間が空いてしまったので、そろそろ検討したい。10年ほど前に住宅購入をしたので、そろそろ塗り直しの時期かな?とご検討している方もいらっしゃるかと思います。   しかし、これからの時期は梅雨に入ってしまう場合もあり、思い立ったものの今やるべきなのかそれとも期間をあけてベストな時期に依頼をする方がいいのか悩まれる方も多いはず。   外壁塗装や屋根塗装は1年中行うことが可能です。ただし、その時期によって気をつけるべきことはあるので、梅雨の時期に塗装工事を行う場合に気をつけるポイントをご紹介します。ポイントをしっかりと抑えて、安心して塗装工事を行いましょう。   梅雨の時期は外壁塗装・屋根塗装に向いていない? 梅雨の時期でも外壁塗装・屋根塗装を行うことは可能です。 塗料メーカーでは外壁塗装を行う条件の基準を設けていて、その基準を満たした条件下であれば1年中工事を行うことができます。   メーカーが設けている基準は以下の3点です。 ・湿度85%未満であること ・晴天または曇りで、強風でないこと ・気温5℃以上であること   つまり、雨天の場合は塗装を行うことはできません。なぜ行えないかというと、雨が降ると湿度が高くなるためこの基準以上の湿度となってしまいます。その状況下で塗装を行うと、塗料が乾きにくくなります。それだけではなく、塗料が雨水により規定の濃度より薄まってしまうことで、浮きや剥がれの原因にもなります。また、十分な仕上がりでないと、施工後に雨水が当たった箇所がにじんでしまうなどのトラブルが発生する場合があるのです。   ただし外壁塗装・屋根塗装は塗装作業だけではありません。天候不良の場合も臨機応変にその他の作業を進めるなどの工夫をすれば、なるべく工事を中断せず進めていくこともできます。   ▼外壁塗装工事で必要な作業工程 ・足場組み ・高圧洗浄機での塗装部分の洗浄 ・塗装しない箇所の養生 ・下地処理(ひび割れやコーキング補修等) ・下塗り、中塗り、上塗り ・雨戸などの付帯塗装 ・足場解体   このなかで、雨天に行えない作業は塗装のみです。よって足場組みをはじめとした準備作業などは天候に関わらず行えます。   梅雨の時期に外壁塗装・屋根塗装を行う場合、把握しておきたいこと 先の項目でもご紹介した通り、梅雨の時期でも外壁塗装・屋根塗装をすることはできます。 しかし雨天の場合は、塗装以外の作業をするか作業を中止するということは守らなければいけません。   なかには、シートなどで簡易的に雨に濡れないような対応をして作業を続行する業者もありますが、仕上がりの不備や施工後のトラブルに繋がることもあります。事前に雨天時は作業を中断するかどうかしっかり確認をしておくことがおすすめです。   また、雨が上がった後もすぐに塗装を行うのではなく、壁面が湿っている可能性もあるのできちんと乾いた状態になったことを確認してから塗装作業を再開するようにしましょう。   このように梅雨時期に外壁塗装を行う上で注意することをきちんと把握しておけば、安心して作業を依頼することができるのでご安心ください。   梅雨の時期に外壁塗装・屋根塗装をするのがオススメな理由 梅雨の時期に行う外壁塗装・屋根塗装は注意点を抑えておけば問題なく行えるというご紹介をしましたが、「だったら梅雨の時期は避けて依頼しようかな…」とお考えの方も多いのではないでしょうか?   外壁塗装・屋根塗装は、梅雨だからこそ行うべきポイントもあります。こちらではメリットとデメリットをご紹介するので、それらを踏まえて検討してみてください。   梅雨の時期に外壁塗装・屋根塗装をするメリット 業者の予約が比較的取りやすい 梅雨の時期には外壁塗装・屋根塗装はできないと思っていたり、せっかくやるなら梅雨は避けたいと考えている方も少なくないので、業者の繁忙シーズンを避けて依頼することができます。   梅雨の時期は、雨天で作業が滞ってしまったり乾燥具合に気を配る必要があります。しかし梅雨だけに限らず、冬であれば霜がつくことがあり、それもしっかり乾かしてから塗料を塗らなければいけないため朝は作業ができないなどの注意点があり、梅雨の時期だけを避ければ良いというわけではないのです。   業者が割引などのキャンペーンを行うことがある 外壁塗装・屋根塗装は春や秋に依頼が集中することが多く、依頼が落ち着く梅雨のシーズンにはキャンペーンを行ってお得な価格で依頼をすることができるケースがあります。   依頼相談や見積もり依頼をする際に、梅雨時期の作業における注意点に対して配慮があるかさえしっかり確認して依頼をすれば繁忙シーズンと同様の内容を低価格で行えることになります。   真夏や真冬よりも作業のしやすい気候 依頼側にとっては一見関係のないことのように思えますが、この点もメリットとして考えることができます。   例えば、真夏であれば体調面などにも考慮し、通常よりもこまめに休憩を挟むなどをして作業をする必要があり作業効率が悪くなります。また、真冬であれば手がかじかんでしまって細かな作業に集中力を要すだけでなく、暗くなるのも早いため作業可能な時間も短くなります。   それに比べて梅雨の時期であれば、気温はそこまで気にすることなく、1年のなかで日の入り時刻も遅いため職人の作業効率も上がります。   梅雨の時期に外壁塗装・屋根塗装をするデメリット 工期が伸びてしまうことがある 雨が降るなか作業を行ってしまうと滲んでしまったり、塗膜の乾きに問題が発生して仕上がりに不備が出たりや後々のトラブルになる恐れがあります。   そのため雨天では作業をお休みしなければいけないため、当初2週間の工期で計画していても、実際は3週間かかってしまった。という場合も検討しておかなければいけません。梅雨の時期に依頼をする際はスケジュールが後ろ倒しになることも踏まえて余裕を持った依頼をしましょう。   梅雨の時期に工事を行う業者選びのポイント 梅雨の時期でも外壁塗装・屋根塗装は可能ですが、注意しないといけないポイントがあるので、その配慮をきちんと行ってくれる業者であるか事前に確認することが重要です。 その他にも梅雨の時期に安心して作業を依頼できる業者の対応についても把握しておきましょう。 工事の報告が丁寧に行われている 梅雨の時期でも外壁塗装・屋根塗装は可能ですが、注意しないといけないポイントがあるので、その配慮をきちんと行ってくれる業者であるか事前に確認することが重要です。   その他にも梅雨の時期に安心して作業を依頼できる業者の対応についても把握しておきましょう。   工事期間中に数回チェックを入れている 天候によるトラブルなどで、当初のスケジュール通りに行かないことが多いのが梅雨の時期の外壁塗装・屋根塗装です。   臨機応変に予定を変更したり、どうしても作業が行えない日は作業を休止する場合もあります。そのような報告をこまめに入れてもらえたら、作業がどれくらい押しているのかも把握できるので安心ですよね。   業者によって工事看板に作業予定を記載していたり、報告ノートのようなものを作成しお客様にお渡ししていることもあるので、事前に工事内容の共有がどのようにされるのかを聞いてみましょう。   アフターサービスが充実している 塗装は施工直後に品質を見極めることが難しいので、どれだけ丁寧に作業を行い、チェックを入れていたとしてもその時には予測のつかないトラブルが起こる場合もあります。そのため、後日問題が起きた場合にも無料で対応してもらえるなどの品質保証がしっかりとしている業者にお願いをするのが安心です。   できれば問い合わせ時に口頭で確認するだけでなく、見積書や契約書でアフターサービスの内容を細かく確認しておくのが理想です。保証内容がきちんとしている業者は施工後も安心できるというだけでなく、起きる可能性があるトラブルをきちんと把握しているためそのような問題が発生しないようにきちんと施工を行っていることにも繋がります。   まとめ 今回は、梅雨の時期に行う外壁塗装・屋根塗装について解説しました。   外壁塗装・屋根塗装は年間を通して行うことができ、梅雨の時期でも注意点さえ抑えておけば施工が可能です。 ・雨天時は塗装作業をしない ・乾燥状態をチェックし、多湿状態背の作業を避ける この2点をきちんと徹底して作業を行う業者を探して依頼をしてみましょう。   さらに依頼が少ない梅雨の時期だからこそ費用を抑えられるというメリットもあります。 また、水に濡れる頻度が増え湿度も高くなる梅雨の時期に外壁や屋根の劣化を放置すると雨漏りなどに繋がる恐れもあるので、そうなる前に塗装しておくことも大事なポイントです。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。 お問合せはコチラ

2023.05.22(Mon)

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屋根の防水メンテナンスにはウレタン防水がオススメ!工法や業者選びのポイントも紹介!

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。  そろそろ防水工事をした方が良さそうだけど、どんな工事をどこにお願いすべきなのでしょうか? 「ウレタン防水という言葉は知っているけど、どんな作業があるの?」 「施工業者や予算はどう決めたらいいの?」 などお困りの方も多いはず。 この記事を読めば「ウレタン防水の知識」が身に付き、さらに業者選びや劣化具合の見極め方、お手入れ方法について知ることができます。ぜひ参考にしてくださいね。 ウレタン防水とは?業者選びのポイント! ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂で複数回塗り固めることで、防水層をつくる防水工法です。 ウレタン防水は主に陸屋根・フラット屋根と呼ばれるマンションなどの屋根勾配のない平面な屋根に施します。屋根だけに限らず、ベランダ、バルコニーなどにも行える施工なので汎用性があり、防水工事における工法の中でも主流とされています。 屋根は常に日光や雨の影響を受け、劣化し続けています。すると防水加工の効力が下がり、最悪の場合は漏水や雨漏りなどを引き起こしてしまうことがあります。 そのため、マンションオーナー様や管理会社の方は定期的にチェックを行い、劣化が激しくなる前にメンテナンスとしてウレタン防水工事を行う必要があります。 ウレタン防水工事は自分で行うことも可能ですが、ウレタンを塗布する際に平らかつなめらかになるよう仕上げる必要があります。これはとても難易度の高い作業で、仕上がり次第では持ちが悪くなるなどのデメリットもあるため、業者へ依頼するのがオススメです。 ウレタン防水とは何の為に行うのか? マンションのオーナー様は日々、マンションの至る所をメンテナンスし管理を行っているかと思いますが、もし漏水や雨漏りが発生してしまったとしたら。 マンションに住んでいる住居人の皆様がお困りになるだけでなく、建物の資産価値を下げてしまうことにも繋がります。このようなことを避けるためにも定期的な防水工事が大切です。 なお、防水工事はウレタン防水以外にもいくつかありますが、 ・比較的安価で行える ・耐久性が高い ・どのような形状の場所でも施工できる ・作業期間が短い などの理由でウレタン防水はメジャーな防水工事となっています。 業者選びでの注意点や選定のコツ ウレタン防水は自分で行うことも可能です。 しかし、綺麗に仕上げることは難易度が高い上に、素人では現在施されている防水加工の工法を見極めることが難しく、既存のものと相性の悪い工法で作業をしてしまうと、劣化を早めてしまう可能性もあります。そのため、業者にお願いした方が失敗がなく長期的に考えた際のコスト削減にも繋がります。 業者選びをする際に気をつけたいポイントについては、 ・現地調査を行い、見積もりを出してくれるか ・施行中の様子を写真などで報告してくれるか を確認しましょう。 知識を持ったスタッフが直接現地を確認し、特に補修が必要な箇所などを見極め、必要な作業をきちんと見積もりに組み込んでもらいましょう。 写真や図面を確認して見積もりを出すこともできますが、実際に現地で確認しないとわからないこともあり、必要な作業を怠ると後々雨漏りをしてしまうなどのリスクがあります。 ウレタン防水は仕上がりを見ただけでは、正しく作業が行われていたのかを判断することが難しいです。工事期間中、常に立ち会うことも難しいと思うので、都度報告を入れ丁寧な作業を行っている業者にお願いするのが安心です。 さらに工事の内容だけでなく、その後のアフターメンテナンスもきちんと行っているかなどの保証内容も見積もりを依頼する際、ぜひ一緒に確認してみてください。 ウレタン防水の工法について解説 ウレタン防水とひとことでいっても、工法は複数あり、施工する場所などによって適している工法が異なります。 こちらでは ・密着工法 ・通気緩衝工法 ・メッシュ工法 について、作業方法や適している場所などをご紹介します。 ウレタン防水の【密着工法】 密着工法では、まずはじめに高圧洗浄をきちんと行い、屋根についている細かな汚れまで丁寧に落とします。綺麗な状態で作業を行うことで、プライマーや防水剤がしっかり定着するようになります。 次にプライマーという接着剤を塗っていきます。この後に塗る防水剤が接着剤の代わりとなるため、この作業を行わないとせっかく塗った防水剤が剥がれてしまいます。 プライマーを塗ったら、ローラーやコテを使用して防水材を塗ります。防水剤は二度塗りを行うことで厚みをつくり、しっかり防水効果を発揮できるようにします。エアコンの室外機などがある所は、丁寧に浮かせながら作業を行っていきます。 最後にトップコートを塗り、紫外線に弱い防水剤を劣化から守る作業を行ったら完成です。 密着工法は、作業期間が短く済み比較的安価で行えるため、工事期間を短くしたい方や工費を抑えたい方にもオススメです。また、ベランダなどの箇所に適しているため、マンションだけでなく一軒家の防水工事にも適しています。 ウレタン防水の【メッシュ工法】 メッシュ工法は、基本的な流れは密着工法と同様の作業を行います。 違いとしては、プライマーを塗る工程の後にメッシュシートを上から貼っていきます。メッシュシートをプライマーと防水剤の間に貼ることによって、防水効果に加えて地震や衝撃・ひび割れに強くなるというメリットがあります。 このため、メッシュ加工はマンションの陸屋根やバルコニーに適しています。 ウレタン防水の【通気緩衝工法】 通気緩衝工法は、通気緩衝シートと脱気筒を取り付けることにより、下地に含まれている水分や湿気を取り除く工法です。 水分を含んだまま防水剤を塗ってしまうと、夏場の暑い時期にウレタン樹脂の防水剤が熱せられ、水蒸気によって防水層が膨らんでしまい劣化を引き起こします。そのため、十分な乾燥が難しい分厚いコンクリートに覆われた屋根や、すでに雨漏りが起きている屋根には、密着工法ではなくこちらの工法が適しています。 通気緩衝工法でもはじめに高圧洗浄をきちんと行い汚れを丁寧に落とします。さらに下地の劣化具合などによっては、この後に既存の防水層を剥がしておきます。 作業準備ができたら、雨水を外に逃がすドレンといわれる鉛製の排水口を取り付け、ひび割れの補修など下地の調整を行ってから、プライマーを塗っていきます。 下地に含まれる水分や湿気を逃がすための通気緩衝シートを貼り付けた後、シートの繋ぎ目をなくすためのジョイントテープも貼ります。テープの間から水が入らないよう、全体を塗る前にテープの隙間に防水材を塗ります。さらに地震や衝撃での破損防止のため、立ち上がりと呼ばれる箇所にメッシュシートを貼ったら、その上に防水剤を塗っていきます。 脱気筒は通気緩衝シートを通った湿気を逃がすため、脱気筒を取り付けたら防水材を密着工法と同様に二度塗りします。最後にトップコートを塗って劣化を防ぎ作業完了です。 なお、通気緩衝工法はマンションやビルの屋上など、平面かつ面積が大きな場所で行われることが多い工法です。また、水分の溜まっている可能性が高い築年数の古い建物にもオススメです。 ウレタン防水の相場 ウレタン防水を行う際は、工法だけでなく相場もきちんと把握しておきましょう。 高すぎる見積もりを出してくる業者を選ばないようにするだけでなく、反対に安すぎる見積もりを出す業者は手抜き工事を行ったり、しっかりとした技術を持っていない可能性があります。その見極めのために各工法ごとの相場についてもご紹介します。 ■密着工法 3,800~5,000円/㎡ ■メッシュ工法 4,000~5,800円/㎡ ■通気緩衝工法 5,000~8,800円/㎡ 上記が大まかな相場ですが、使用する防水剤などの品質やどの場所の工事を行うかによって金額が変動します。 通気緩衝工法は作業工程が密着工法やメッシュ工法に比べて多いため、価格も上がります。また雨漏りやひび割れがひどい状態の場合は、ウレタン防水の工賃に加えて修繕費などもかかる可能性があるため、見積もりを取る際に確認をしておく必要があります。 劣化の判断方法やウレタン防水を長持ちさせるためのお手入れ 無事にウレタン防水工事を終えた後も、劣化を防ぐためには定期的なお手入れが重要です。 それでもまた劣化が進めば再度ウレタン防水工事が必要になりますが、その時期の見極めはどうしたらいいのでしょうか?また、せっかくならば少しでも長持ちさせてウレタン防水にかかるコストを抑えたいとお考えの方も多いでしょう。 ここでは劣化の見極めや自分でできるお手入れ方法についてご紹介します。 どうなったら工事が必要なのか?の見極め方 ウレタン防水は大まかに10年単位で行うことが工事の目安になります。 10年経っていない場合でも ・雨漏りが起きた ・水分が溜まり、防水層が膨れてきている ・ドレン(排水口)が詰まってしまった という場合には、大きなトラブルが起きる前に早めに業者へ相談を入れる必要があります。 また、上記に比べ重大な問題ではありませんが ・ひび割れや色褪せがある ・雨上がりに点検をすると部分的に水溜りができている ・雑草や苔が生えてきてしまっている という場合にも素人判断で対応をせず、できるだけ業者へ相談を入れることがオススメです。 早めに対処することで修繕のコストも抑えることができるため、定期的に目視チェックを行い、気になることがあれば迷わず業者を呼びましょう。 ウレタン防水の自分でできる簡単なお手入れ方法 定期的なチェック以外にも自分でできる範囲のお手入れをこまめに行うことで、劣化のスピードを抑えることができたり、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。無理のない範囲で実践してみましょう。 ■施工箇所の定期的な清掃 屋根など施工した場所に入ることができる場合は、飛んできたゴミや落ち葉をしっかり掃除しましょう。汚れを防ぐだけでなく、ウレタン防水の劣化防止にも繋がります。 ■ドレン(排水口)の清掃 屋根で受けた雨水は全てドレンに流れていく仕組みになっていますが、ゴミが溜まっていたり詰まりがあると雨水がきちんと流れず、トラブルや防水層の劣化の原因となるので可能であればお手入れをしましょう。 まとめ 今回は、ウレタン防水について工法や業者選びのポイントなどについて解説しました。 防水工事をしばらく行っていない場合は、漏水・雨漏りなどのトラブルが起きる前に業者へ相談し、適切な見積もりをとって工事を行いましょう。 また、劣化具合のチェックや簡単なお手入れは自分でも行うことができるため、工事を終えた後も日々のメンテナンスも行ってみてください。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。 お問合せはコチラ

2023.05.01(Mon)

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【戸建】モルタル外壁の特徴!メリットやデメリット・メンテナンス時期の目安は?

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   「モルタル」は、30年前まではよく外壁材として採用されていました。 そのため、塗り替え時期に差し掛かっているモルタル外壁のお家はたくさんあります。   しかし「モルタル」という言葉は聞いたことがあるにしても、「いったいそれが何なのか」までは意外と知らない方は多いようです。   そこで、今回は モルタル外壁の特徴 モルタル外壁のメンテナンス について解説します。   この記事を読み、「モルタル外壁についての基礎知識」を知ることで、お住まいに長く安心して住まうためのポイントがわかります。 ぜひ参考にしてくださいね。   【戸建】モルタル外壁とは モルタルとは、セメント・砂・水を混ぜ合わせて柔らかく仕上げたものをいいます。 現在は、工場でつくられるサイディング壁が主流ですが、モルタルは1990年代以前の戸建の外壁によく使われていました。 モルタルの外壁は、下記のように「層」によって仕上げていきます。 透湿防水シート ラス下地板 防水紙 ラス(金網) モルタル   サイディングボードは、ボードとボードの間に目地があるのに対し、モルタルは目地がありません。 そのため、モルタルは継ぎ目がなく美しい仕上がりになります。 一方、モルタルと比べて軽量で速乾性があるのが、軽量モルタルです。一般的なモルタルよりも、ひび割れも発生しにくい点も特徴といえます。   【特徴】モルタル外壁の3つのメリット モルタル外壁には、以下の3つのメリットがあります。 温かみのある風合いになる 耐火性が高い メンテナンスしやすい   ここでは、それぞれについて詳しく解説していきます。   メリット1:温かみのある風合いになる モルタルの仕上げ方には種類がありますが、基本的には凹凸のある独特の風合いです。 職人が手仕事で作り出すモルタル壁は、規格化されたサイディング壁にはない温かみがあります。   モルタル外壁は、和風・洋風を選ばず採用でき、色合いは塗材で調整することができるため、バリエーションは豊富です。 お住まいを自分の好みの雰囲気にできる点がモルタルの大きな魅力といえるでしょう。   メリット2:耐火性が高い モルタルは耐火性が高く、建築基準法でも「不燃材料」として認められています。   不燃材料とは、以下の4つの基準を満たしたもののことです。 防火材料であること 加熱後20分間燃焼しないこと 避難時に有害な煙またはガスを発生しないもの 防火上有害な変形、溶融、亀裂その他の損傷を生じないもの   「木造の建物」かつ「震災」の多い日本において、耐火性はとても重要です。日本でモルタル外壁が普及した理由は、耐火性の高さにあると考えられています。   メリット3:メンテナンスしやすい サイディングのように目地があれば、劣化が始まるタイミングでコーキングの「打ち増し」や「打ち替え」が必要になりますが、前述したようにモルタル外壁には目地がありません。 コーキングは、5年もすれば劣化が始まるためメンテナンス費用がかさんで大変ですが、目地のないモルタル外壁は、コーキングのメンテナンスが不要です。 もちろん、外壁の塗り替えは行わなければなりませんが、コーキング分のメンテナンス手間が省けるのは大きなメリットといえるでしょう。   【特徴】モルタル外壁の3つのデメリット とても万能に見えるモルタル外壁ですが、3つのデメリットがあります。 ひびが入りやすい 仕上げ方次第では汚れやカビ・コケが発生しやすい 施工費用がサイディング外壁より高額になる   メリットだけではなくデメリットも把握し、その対処方法を知っておくことはとても重要です。 それぞれを詳しくみていきましょう。   デメリット1:ひびが入りやすい モルタルはとても頑丈ですが、目地がないため揺れに追従できず、ひび割れしやすいのがデメリットです。   「構造クラック」と呼ばれる幅0.3mm以上・深さ4mm以上のひび割れが発生した場合は、早急に対処する必要があります。 放置すると、雨が内部に侵入して建物の寿命を縮めてしまう恐れが高いからです。 構造クラックを発見したら、施工業者に補修を依頼するようにしてください。   一方、「ヘア-クラック」と呼ばれる幅0.3mm以下・深さ4mm以下のひび割れについては、急いで補修する必要はありません。 次回、外壁の塗り替えを行う際に、下塗り塗料で補修することが可能です。   しかし、ひび割れの範囲や状態などで、どの下塗り材が適しているかは異なります。 専門知識が必要になりますので、補修方法は信頼できる施工業者に相談するようにしましょう。   デメリット2:仕上げ方次第では汚れやカビ・コケが発生しやすい モルタル外壁は凹凸があるため、サイディングよりも汚れやカビが発生しやすくなります。   しかし、外壁を塗り替える際は、雨で汚れを洗い流せる「セルフクリーニング機能」や「防カビ・防藻成分」のある外壁塗装材を選ぶと、汚れやカビなどを防ぐことができるので安心です。   美観は、外壁塗装材の選び方次第で保つことができます。 塗り替えの際は、塗材にもこだわるようにしましょう。   デメリット3:施工費用がサイディング外壁より高額になる モルタル外壁は、左官職人による手作業での工事なので工期は長くなります。 そのため、ボードを貼って仕上げるサイデイング外壁よりも、モルタル外壁の方が施工費用が高額です。   しかし、前述したようにコーキングが不要な分、メンテナンス費用はサイディング外壁よりもモルタル外壁の方が安価になります。   【戸建】モルタル外壁の仕上げ方 モルタル外壁には、大きく4つの仕上げ方があります。 リシン スタッコ 吹き付けタイル 左官仕上げ   以下に特徴をまとめました。 種類 特徴 リシン ・粉状に砕かれた石にセメント・樹脂・接着剤など混ぜた材料を吹き付ける ・砂壁のような仕上がり ・汚れやすい ・工期が短い スタッコ ・セメント・骨材を混ぜて吹き付ける ・リシンよりも重厚感があり、石造建築風の凹凸模様 ・汚れやすい ・工期が短い 吹き付けタイル ・模様付け用の主材をモルタル外壁に吹き付け、上塗り塗装で仕上げる方法 ・つるつるとした陶磁器質タイルのような風合い ・比較的汚れにくい ・工期が長い ・コストが高い 左官仕上げ ・左官職人がコテを使って仕上げる ・豊富にデザインがある ・工期が長い ・コストが高い   【戸建】モルタル外壁の劣化の症状・メンテナンス時期 一般的に、モルタル外壁のメンテナンス時期は10年程度です。 10年にさしかかるあたりから、以下のような劣化の症状が発生します。 ひび割れ 塗膜の膨れ チョーキング 雨だれの付着 藻・コケの発生   上記のような症状があれば、確実に劣化は進んでいます。 自分で発見できない場合でも、高所カメラやドローンなどを使って調査すれば思った以上に劣化症状を発見する場合が多いです。 10年程度に1回は、塗装業者に現地調査を依頼するようにしましょう。   なお、当社では無料で外壁診断を行っております。 ぜひお気軽にご相談くださいね。   外壁・屋根診断のご相談はコチラ   まとめ 今回は、モルタル外壁の特徴や仕上げ方、メンテナンスなどについて解説しました。 現在はサイデイングが主流ですが、モルタルも優秀な外壁材です。 ご自宅の外壁がモルタルの場合でも、丁寧にメンテナンスを行うことで、お住まいを長持ちさせることができるので安心してくださいね。   もし、気になる点があれば施工業者に診てもらうことがお住まいの寿命を維持するための秘訣です。 早く対処することで、メンテナンス費用を最小限に抑えることもできますよ。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。   お問合せはコチラ

2023.03.09(Thu)

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外壁塗装と屋根塗装は同時に行うべき!?メリット・デメリットを解説

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   外壁を塗り替えるとき、屋根の塗り替えはどうするかを悩みがちです。 「外壁と屋根を一緒に塗装する意味はあるの?」 「屋根だけを後から塗りなおしたらダメなの?」 と疑問に思っている方は少なくないでしょう。   そこで今回は、外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合について ・ メリットとデメリット ・ 工事の具体的な流れ ・塗り替え時期の目安 などを解説します。   この記事を読むことで、「外壁と屋根を同時に塗り替えるかどうか」の判断がつき、納得のいく塗装工事を行うことができますよ。 ぜひ参考にしてくださいね。   外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリット 外壁と屋根を同時に塗装する人は多いですが、それは以下の3つのメリットがあるからです。 工事費用をおさえることができる ベストな組み合わせで塗装材を選べる 時間や手間が省ける それぞれを詳しく見ていきましょう。   【メリット1】工事費用をおさえることができる 外壁と屋根の塗装工事を同時に行えば、その時の工事の費用はかかりますが、後々かかるトータルの工事費用を節約することができます。 例えば、外壁のみの工事をしても数年後に屋根の塗装を行えば、足場代や養生などの仮設費用は再び必要になります。   しかし、外壁と共に屋根を塗装することで、数年後に必要だったはずの仮設費用が1回分で済ませることが可能になります。 1回の仮設費用は20~30万程度ですので、この費用が削減できるのはとても嬉しいですね。   【メリット2】ベストな組み合わせで塗装材を選べる 外壁と屋根の塗装を同時に行えば、それぞれに使う塗材の耐用年数を考慮できます。 次回の塗装工事も同じタイミングで行えるため、前述したように仮設費を節約することが可能です。   近年は、耐用年数や機能性の高い塗装材がたくさん開発されています。 外壁塗装だけを行う場合においても、そのような「上質な塗材」を勧められることは多いでしょう。 しかし外壁だけを綺麗にしても、数年も経たないうちに屋根の塗り替えが必要となれば、もう一度工事費用がかかることになるのであまり意味がありません。   塗装をするときは、外壁と屋根の劣化状況にあわせて塗材を選ぶのはもちろんのこと、耐用年数や遮熱などの機能性を十分に考慮することが重要です。   【メリット3】時間や手間が省ける 工事をするためには、現地調査・色決めや塗料の選定・打ち合わせ・工期の調整などがあり、精神的にも時間的にも施主の負担は大きいといえるでしょう。   しかし、屋根塗装と外壁塗装を同じタイミングで同じ業者に依頼することで、時間や手間を省くことができます。 失敗してあとから後悔しないためにも、工事は信頼できる施工業者に依頼しましょう。   外壁塗装と屋根塗装を同時に行うデメリット 外壁と屋根の塗装工事を同時に行うことは、長期的にみるとお得なことが多いですが、1回の工事の負担は大きくなります。 具体的には、以下の2つがデメリットといえるでしょう。 まとまったお金が必要 一回の工期が長くなる   【デメリット1】まとまったお金が必要 外壁と一緒に屋根を塗装する場合、外壁のみの塗装工事よりも当然支払い額は大きくなります。 「1回でそんなに払えない、費用を捻出できない」と思うかもしれませんが、外壁と屋根を別々に塗装した時のトータルコストを考えると仮設代の20~30万円が節約できます。 1度にまとめて支払うのが厳しいなら、リフォームローンを組む方法がありますし、住宅ローンを借り換えると実質工事代が0円になる場合もあります。   詳しくは「住宅ローンの借り換えでリフォーム費用が実質0円になるって本当!?断然お得になる条件とは?」の記事で解説しています。 「資金繰りが厳しい」とリフォームを諦める前に、ぜひいちどご覧ください。   なお、ローンを利用した塗装工事については、当社でもご相談いただくことが可能です。 ぜひお気軽にご相談ください お問合せはコチラ   【デメリット2】一回の工期が長くなる 外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、塗装面積が増える分、施工日数は長くなります。 しかし「数日の違い」なので、人によってはデメリットに感じないことも多いようです。 感じ方には個人差があるので、工期についても施工業者に十分に確認して、納得のいく工事を行いましょう。   外壁塗装と屋根塗装の工事の流れ 外壁塗装工事と屋根塗装工事を同時に行う場合の「工事の流れ」は以下のとおりです。   工事の流れ 近隣挨拶 足場設置 高圧洗浄 下地処理 養生 屋根の下塗り→外壁の下塗り 屋根の中塗り・上塗り→外壁の中塗り・上塗り 完了検査 足場の解体 完成   天候にもよりますが、工事は3週間~4週間程度が必要です。工期を縮めるために作業工程を省略すると、施工不良を起こすことがありますので注意しましょう。   外壁と屋根の塗替え時期の目安 屋根と外壁の塗り替え時期は、一般的には10年程度に1回が目安といわれています。 ただし近年ではフッ素塗料やラジカル塗料など、耐久性の高い塗料が開発されており、これらの塗料を使えば15年以上もつこともあります。   しかし、これらはあくまで目安です。 下記のような症状を発見したら、できるだけ早く現地調査を行うことをオススメします。 ひび シーリングの変色や亀裂 塗膜の膨れやはがれ 触った時に手に白い粉が付着する カビやコケが全体的に広がっている 釘やビスの浮き   外壁や屋根の塗り替え時期は、ご自宅の環境や立地条件、メンテナンス状況によって大きく異なります。 ご自宅の外壁や屋根を塗り替えた方がよいかどうかは、プロに現地調査を依頼して判断しましょう。   当社では無料で外壁・屋根の診断を行っております。 ぜひお気軽にご利用くださいね。 外壁・屋根診断のご相談はコチラ     外壁や屋根にオススメの塗装材 電気代が高騰している今日にぴったりなのが、遮熱塗料です。   屋根や外壁に遮熱塗料を使うと、以下のような効果があります。 家の中の温度が下がる 電気代が削減でき省エネである   自治体によっては、遮熱塗料を使えば補助金を利用できる制度を設けているので、とてもお得に工事を行うことができます。 詳しくは「【屋根塗装】遮熱塗料の効果や選び方を解説!東京都墨田区、台東区、江東区の助成金も紹介」の記事で解説しています。 当社で人気のある『スーパーシャネツサーモ』『超低汚染リファイン』『シリコンREVO』など、屋根塗装や外壁塗装にオススメの商品(塗装材)も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。   まとめ 外壁塗装と屋根塗装を同時行うことは、長期的に考えるととてもお得です。 実際に、たくさんの方が外壁と一緒に屋根も塗装しています。 外壁の塗装が気になりだしたら、屋根もあわせて現地調査を行い、できるだけ同時に塗装工事を行うようにしましょう。   施工業者は訪問販売業者を選ばず、地場の信頼できる施工店に頼むことが成功への第一歩です。ホームページで実績を調べ、相談する場合にはアフターフォローも確認するようにしましょう。 また、塗装工事につかえるお得な制度を賢く利用し、後悔のない工事を行ってくださいね。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。 ぜひお気軽にお問合せくださいね。   お問合せはコチラ

2023.02.28(Tue)

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外壁にひび割れを発見したらどうする!?症状別の原因と補修方法を解説

こんにちは。 東京都墨田区・江東区・台東区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。   外壁や基礎にひび割れがあるのを発見したとき 「なんで!?原因は何?」 「放置したらどうなるの?」 と不安になるものですよね。   そこで、今回は外壁のひび割れについて ひび割れの種類 原因 補修方法 を解説します。   この記事を読めば、ご自宅の外壁や基礎のひび割れが「どれくらい緊急性の高いものなのか」を知ることができるでしょう。   なお、後半では「補修の際の注意点」も紹介しています。 外壁や基礎のひび割れでお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。   外壁・基礎のひび割れの原因 外壁や基礎のひび割れは以下の2種類にわけることができます。 表面に発生するヘアークラック 建物本体に発生する構造クラック   それぞれで、原因や補修方法は異なります。 詳しく見ていきましょう。   【外壁・基礎のひび割れ症状1】表面に発生するヘアークラック ヘアークラックとは、コンクリートやモルタルに発生する「幅0.3mm以下、深さ4mm以下」のひび割れのことです。 髪の毛のような細いひび割れなので「ヘアークラック」と呼ばれています。   ヘアークラックの原因は? ヘアークラックは、表面の塗膜塗料が経年劣化したことが原因です。 紫外線などの影響でコンクリートやモルタルが乾燥し、収縮や膨張を繰り返したことで塗膜の表面がひび割れてきます。   経年劣化によるヘアークラックは、すぐに建物本体に悪影響を及ぼすものではありません。 しかし、「外壁塗り替え時期がきている」ということは頭に入れておきましょう。   一方、施工して間もない期間で亀裂が生じる場合は、施工不良の可能性もあります。 例えば 工事の時の塗料の乾燥が不十分 塗料と外壁の相性が不適切 な場合でも、ヘアークラックは発生します。   施工不良を見つけたときは、できるだけ早めに施工業者に連絡をし、対処してもらうことが肝心です。 自分で判断が付かない場合でも、気になるなら施工業者に問い合わせ、調査してもらうようにしましょう。   ヘアークラックの補修方法は? ヘアークラックの補修方法としてよくつかわれるのが以下の3つの方法です。 外壁塗装時の下地材で補修する方法 注入器で、ひび割れにセメント接着剤を注ぎ込む方法 ひびに沿ってV型に溝をほり、コーキング材を注入する方法   中でも、外壁塗装時の下塗りで、刷毛でしっかりと下地材をひび割れに刷り込んで補修する方法が一般的です。   ヘアークラックは、塗膜表面にできた細いひび割れなので、塗装でも補修することができます。 外壁塗装の際には、補修も兼ねた良質な下地材を使うようにしましょう。   なお、基礎にヘアークラックがある場合は、塗装をしないのが普通です。 当面は経過観察とすることがほとんどです。   【外壁・基礎のひび割れ症状2】建物本体に発生する構造クラック 構造クラックとは、コンクリートやモルタルに発生する「幅0.3mm以上、深さ5mm以上」のひび割れのことです。 構造クラックはヘアークラックと違い、表面だけではなく外壁や基礎の内部からひび割れている状態になります。   構造クラックの原因は? 構造クラックは、以下のようなことが原因で発生します。 地盤沈下 地震や強風 設計ミス   構造クラックは、建物自体に影響を及ぼす緊急性の高いひび割れなので、場合によっては、強度計算や施工方法の再確認が必要になることもあります。 見つけた場合は、早急に対処することが重要です。   構造クラックの補修方法は? 構造クラックは深くまでひび割れているため、内部にコーキング材をしっかりと注ぎ込む補修方法が効果的です。   補修は、以下の手順で進めていきます。 密着性を高めるために、ひび割れをV字やU時にカット ひび割れ内部の凹凸を整えてから、コーキング材を充填 コーキング材の上に仕上げ塗装を行う   外壁・基礎のひび割れを補修するときの注意点 外壁や基礎にひび割れをみつけたとき、どうしたらいいか迷いがちです。 特に以下の3つの点は、焦ると失敗しやすい傾向にあるため注意しましょう。   補修はできるだけ早く行う DIYはしないほうがいい 飛び込み業者は避ける   補修はできるだけ早く行う クラックが発生したら、できるだけ早い段階で補修するようにしましょう。   前述したように、ヘアークラックは緊急性を伴うひび割れではありません。 しかし、塗膜がひび割れるということは、外壁塗装の塗り替え時期が来ている目安です。 できるだけ早く補修を行うことが、費用を安く抑えることに繋がります。   構造クラックは、建物に悪影響を及ぼすので早急に対処すべきひび割れです。 放置すると、雨水が建物内部に侵入して、劣化や腐食を引き起こす原因になる可能性があります。   最悪、建物自体に負荷を与え、長く住まうことができなくなるかもしれません。 構造クラックは建物の寿命に大きく影響する症状です。 みつけた場合は、早急に専門業者に連絡するようにしてくださいね。   DIYはしないほうがいい 外壁や基礎にひび割れをみつけた時、できることなら自分でDIYして対処したいと考える方は多いのではないでしょうか。 ひび割れをDIYで補修する最大のメリットはコストを削減できる点です。施工業者に頼む場合と比べてその差は歴然となります。   しかし、DIYでの補修は 長持ちしない 失敗すると余計にコストがかかる可能性がある 不十分な仕上がりになり、建物寿命を縮める可能性がある ため、オススメはできません。   補修の際の汚れの除去や下処理が不十分だと、コーキング材などの補修材が密着できずに長持ちしない恐れがあります。 専門知識がなく正式な工程をふんでいない補修は失敗しがちですし、失敗すると症状が広がったり手間をかけて取り除く必要がでてくる可能性も大きいです。   コストはかかっても、ひび割れの補修はプロの施工業者にお願いするようにしましょう。   飛び込み業者は避ける ひび割れの補修を飛び込み業者に依頼するのは、オススメではありません。   外壁や基礎にひび割れがあると、悪徳業者から目をつけられやすくなります。 もちろん、訪問販売業者でも問題ない場合はありますが、不安をあおり高額の金額で契約を迫られる機会が多くなる傾向にあります。   悪徳業者は、十分な説明や調査報告がないことがほとんどです。 たとえ緊急に補修を勧められても、冷静に判断するようにしてください。     外壁や基礎のひび割れが気になる時は、信頼できる施工業者に依頼するのが一番です。     「契約するかどうか」を判断するときは 調査報告書 見積りの項目 工事範囲 保証 アフターフォロー を重視すると、業者選びで失敗するリスクを減らすことができますよ。   まとめ 今回は、外壁や基礎のひび割れについて、原因や補修方法、注意点などを解説しました。 ひび割れの深刻さは、幅や深さによって異なりますが、「大丈夫だろう」と自己判断すると重大な劣化を見逃してしまうかもしれません。   ひび割れの補修はプロに依頼することを強くオススメしますが、施工業者の選び方も大切です。   後悔しないためにも、フットワークが軽く、口コミも確認できる「実績豊富な施工業者」を選ぶようにしてくださいね。   ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり外壁・屋根塗装工事を行っております。 現地調査・診断も無料で行っています。 ぜひお気軽にご相談くださいね。 →お問合せはコチラ

2023.02.01(Wed)

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外壁塗装専門店 ベストリニューアルのホームページへようこそ

ベストウイングテクノ(株) 代表取締役

ベストリニューアル岡本 仁
HITOSHI OKAMOTO

スタッフブログでの外壁・屋根塗装をご検討なら、ぜひベストウイングテクノにご相談ください!

皆さまこんにちは。ベストリニューアルを運営しておりますベストウイングテクノ株式会社代表の岡本仁と申します。
この度、建物の外壁・屋根の塗装・防水工事専門のショールームをオープンさせていただきました。
創業以来60年以上にわたり塗装・防水工事を中心に数多くのビル・マンション・アパート、戸建て、工場、倉庫の修繕工事に携わってまいりました。大手ゼネコンの下請けとして数多くの修繕工事を担当する中、外壁塗装・屋上防水・屋上緑化・耐震補強工事・下地劣化補修工事の経験を積む事で対応の幅を広げ、戸建て塗装・防水を専門に行うベストリニューアルを立ち上げました。
建物における外壁・屋根の重要性、仕組み、劣化のメカニズム等々をわかりやすくご説明・ご紹介させていただいております。見て、触れて、感じていただける体感型ショールームとなっておりますので、お気軽にお立ち寄りください。スタッフが親切・丁寧にご対応させていただきます。
是非、この機会にご来場だけでも構いませんので一度お越しください。

  • 墨田ショールームアクセスマップ

    ベストリニューアル墨田ショールーム

    〒130-0003
    東京都墨田区横川3-7-10
    JU KINSHICHO NORTH TOWER 1階
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